HISAKOブログ

蒙古斑

ばぶばぶに、身体中真っ青な赤ちゃんが来院されました。

     治るんでしょうか・・・

ママは不安げ。

蒙古斑(もうこはん)とは、東洋人の赤ちゃんに多く見られる青アザのことです。
日本人の赤ちゃんでは、90%以上に見られ、
腰からお尻、中には背中や手足に見られることもあります。

蒙古系の人種に多く見られるからこの名前がついたわけですが、
実は東洋人に限ったわけではなくて、白人系でも見られることがあります。
でも発生率は限りなく低いので、海外ではあまり蒙古斑は知られておらず、

ときに、

    虐待のアザだ!!

と、大騒ぎになることもあるとか。

日本だと、女の子に人気の定番のお人形のおしりにも
ガッツリ蒙古斑が描かれています。
リアルです!

青く見える原因は、ママのおなかの中にいた時代に、
赤ちゃんの皮膚の奥のほうに存在するメラニン色素細胞が、
皮膚の表面まで出てこれずに、止まってしまうため。

メラニン色素はほくろやシミ、ソバカスの原因になるもので、
本来は茶色だけど、皮膚の奥にあると青く見えるんですって。

早くて数年、長くて15年以内に消えてなくなることが多いですが、
なかには大人になっても残る場合もあるようです。

『青』という字が、「若い」とか「未熟」という代名詞になっているのは
蒙古斑が関係します。

昔、ある偉い欧米人の科学者はこう言いました。

     日本人に蒙古斑があるのは、彼らが猿に近いからだ。
     『猿のこしかけ』の名残でおしりが青いのだ。

東洋人も欧米人も、みんな元々は猿。
たいした違いはないはず。

猿扱いされて、気分を害した日本人は、

     蒙古斑は神様の贈り物で神秘的なものやねんで
     欧米人は神様に見放されとるねん
     ざまーみろ
     

と言ったとか言わないとか。

健康上は何も問題はない蒙古斑。

「おむつを替えるごとにママが楽しめるように」

と、神様がチョイと色を添えてくれたという説、
情緒があってよいですね〜♪

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