HISAKOブログ

解熱鎮痛剤は授乳中OK?

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わたしたちは生きています。
なので、熱が出ることもあれば、頭痛や歯痛など、
痛み止め、解熱剤のお薬を内服したいこと、ありますよね。

そのような状況は、当然
授乳中であっても容赦なく起こります。

「授乳中=お薬の内服はNG!!」

疑いもなくそう思いこんでいるママは案外多くて、
授乳期間、ずっとお薬を我慢されているというケースに
たびたび出会います。

解熱鎮痛剤の内服。
確かに、授乳中に「ほら飲め、もっと飲め!」って
積極的に内服をすすめるべきではないとは思いますが、
必要な場合には使っても大丈夫なお薬もあります。

内科や歯医者さんで処方される代表的な解熱鎮痛剤が
「カロナール」や「ロキソニン」ですね。
ロキソニンはドラッグストアでも
最近、買えるようになりました。

だけど「授乳中」だということを伝えると
お医者さんに
「授乳しているのなら解熱鎮痛剤は処方できません」と
言われたり

「3日間、断乳してください」
と言われたり。

ときにドラッグストアの薬剤師さんにも
「授乳中の人にロキソニンは販売できません!」
って拒否され売ってもらえなかったという話も聞きます。

ちょっと待ってー。

バリバリのおっぱい星人を育てているママに
解熱鎮痛剤内服と引き換えに
断乳しろとおっしゃるのですか?

一時断乳って!
それがどれほどたいへんなことか、
わかってますか?!

まぁどちらのケースも
確実に乳腺炎へまっしぐら〜。
なのは、言うまでもないですよね。

そんなことになったら今度は
もともとの風邪症状に加え、
乳腺炎の痛みと高熱でさらに解熱鎮痛剤が必要に
なっちゃうではありませんか!

ロキソニンは、母乳への移行は少ないお薬です。
よく効くので、なんとなく授乳中は
避けたほうがよさそうな気がするのですが
意外や意外、薬剤の血中濃度が下がり出すのは
内服から1時間15分後と早いです。

身体から薬剤成分が完全に抜け切るのは
内服から8時間後ぐらいですが、

そもそも薬剤の母乳移行はママの内服量の約0.5%です。
赤ちゃんに直接お薬を投与する場合は
大人の20%ぐらいの量なので、薬剤入りおっぱいを
赤ちゃんがガッツリ飲んだとしても、0,5%程度だと
彼らの身体にはまず影響がないことがわかりますよね。

では、ロキソニンを内服したら
搾乳して古い母乳を捨ててから授乳すれば大丈夫ですか?
との質問が聞こえてきそうですが

「母乳への移行は少ない」ので、
とくに搾乳する必要もありません。

お薬の添付文書には

授乳中の投与に関する安全性は確立していません。
やむを得ず服用する場合は授乳を避けて下さい。

と、書いてあったりするのは事実です。
製薬会社的には100%大丈夫!とは言えないから
念には念をで「授乳中はやめといてね」ということに
なるのでしょうね。

そして
カロナールは、ロキソニン以上に
母乳に移行しにくいお薬とされています。
そのかわり、ロキソニンに比べて効き目はいまひとつ〜。

ですが、どうしても薬剤のおっぱい移行が不安なママは
カロナールを処方してもらうと、より安心だと思います。

バファリンも授乳中OKですが
授乳中に風邪を引いたりしてお薬が欲しいときは、
基本的には内科ではなく婦人科を受診してくださいね。

今の医学部では「母乳育児」は学びません。
なので内科のお医者さんがおっぱいのことを
ご存知ないのはしかたがないことなんです。

授乳中の風邪、頭痛、生理痛、
我慢せずに婦人科で診てもらいましょう。

そして、
おっぱいのことはおっぱいの専門家、
助産師にアドバイスをもらいましょう。

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