HISAKOブログ

“たけのこ”とおっぱい

takenoko

4月の乳腺炎のママたち。

「たけのこをたくさんもらったんです。
たけのこごはんと、煮付けと
たけのこ三昧にしたからアカンかったのかな〜」

「ママがたけのこを食べて
母乳を飲ませると
赤ちゃんに湿疹ができるんですか?」

「たけのこはアクが強いから
おっぱいがまずくなる、
乳腺炎になるって聞きました」

春はたけのこがおいしい季節ですね。
この時期になると
授乳とたけのこの関係、
たけのこネタをよく聞きます。

某母乳育児支援団体では
「たけのこを食べると赤ちゃんに湿疹ができる」
ということで
授乳中は食べないように
指導していることもあるようです。

わたしは11人産んでいるので、
母乳育児歴は18年。

第1子のときは「たけのこは食べたらアカン!」
助産師としての(中途半端な)知識があったために
食べないように気をつけていましたが、

第2子、第3子と
ちょっと用心しながら食べてみて
とくになんともなく・・・

そのうち第4子、第5子と
だんだん食事制限は
グダグダになっていき・・・

第6子以降にもなると
「たけのこ?
当然食べますけど、それが何かー?」
(ついでに言えば
ケーキもチョコも食べますが?)

に、なっていきました。

実際、
授乳中のママがたけのこを食べて

どのぐらいの確率で赤ちゃんに影響するのか?
どのぐらいの割合で母乳に影響するのか?
どんな症状が出るのか?

という科学的データ、根拠は
見当たりません。

常識範囲内の量でたけのこを食べたことで
わたしはとくに
トラブルは起きませんでした。
だから、授乳中でも旬のたけのこは
フツーに食べていいと考えています。

春を感じることのできる
たけのこごはんは最高に好き〜♪
旬の食材を使ったお料理は
この時期限定なので、毎年のお楽しみです!

たけのこはヘルシーな低カロリー食品で
食物繊維が豊富なので
ママの便秘予防にもなります。

またカリウムが豊富に含まれているので
血圧を下げる効果もあります。
そして,ビタミンB1,B2,Eなどに富んでいるので
お肌にいいです。

旬のたけのこは、
ママの身体にはよいことがいっぱい!

授乳中に食べたらダメ!っていう食材は
基本的にはほとんどないと考えてもらっていいです。

こういう情報は
「知っていても気にしすぎない」ことが大切です。
どんなことも行き過ぎがダメなのであって、
バランスさえ考慮すれば健康につながるはず。
旬のおいしい食材は
楽しくありがたくいただきましょう!

ただ、
食べすぎはよくないことは事実です。

たけのこは、
おなかの中で溶けないタイプの食物繊維が豊富です。
溶けない食物繊維は、摂りすぎると
腸内に入ってきた食べ物を移動させる動きを
活発にさせる働きがあります。

腸内に入った食物は消化と同時に、
水分も吸収され、便になり体外に排出されますが、
腸の動きが活発になりすぎると、
食べ物の移動スピードが早くなり、
水分が少ししか吸収されず、柔らかいまま便になります。
食物繊維は水分を吸収して膨張するので
ガスが溜まっておなかが痛くなったり、
逆に便秘になってしまうこともあります。

子育て中は、ストレスや疲労を感じることも多いし、
赤ちゃんのお世話ばかりで睡眠不足だったり
つい早食いになってしまったり
ママは不規則な生活になりがち。
よって、内臓の働きも弱っていることもあります。

だから、普段なら大丈夫な分量のたけのこでも、
授乳中であるがために
消化不良を起こすことがあり、

そのようなママの体調不良が
免疫力、抵抗力の低下を引き起こし、
それがおっぱいトラブルにつながるのですね。

「たけのこを食べると乳腺炎になる」

のではなくて、

どんな食べ物であっても

「食べ過ぎるとおっぱいトラブルになりやすい」

が正解なのかな〜って思います。

そんなわけで、授乳中は
たけのこの食べすぎには
注意するほうがいいかもしれませんね。

では
「赤ちゃんに湿疹が・・・」
という説は、どこからくるのか。

それは、
「アクが強いから」というところから
来ているのだと思われますが

身体は、過剰にアクが入ってくると
それを毛穴から体外に排出しようとします。
この反応が原因で、たけのこを食べ過ぎると
ママに吹き出ものができたり、肌荒れが起きやすくなる
ことがあるようです。

でも、ママに肌荒れが起きたとしても、
たけのこの栄養素やアクは、
そのまま母乳になるわけではありません。

ママの食べたものは、まず血液になって、
そこから赤ちゃんに適切な母乳成分へと変化してから
分泌されます。

母乳にアクがそのまま移行するのなら
赤ちゃんに湿疹ができるのも納得ですが、
母乳の成分はママが何を食べても
ほぼ一定であるという事実から、

「ママがたけのこを食べると
赤ちゃんに湿疹が出る」

は、
どう考えても無理がある気がしてなりません。
これって、あまりにも
短絡的な図式なんじゃないかなぁ・・・。
実際、わたしは
たけのこで乳腺炎にはならなかったですっっ!

小さな子どもたちは
消化器官の発達が不十分なので、
便秘や下痢の原因となりやすい消化の悪い食物繊維は
あまり食べさせないほうがいいかもしれませんが、

授乳中のママが食べるものとしては
旬のたけのこ、
適度に楽しんでもらっていいですよ。(^ ^)

4月の乳腺炎のママたち
原因はおそらく

寝不足、疲労、生活サイクルの乱れ、
授乳リスムの崩れ、花粉、黄砂、季節の変わり目、
気温差、などなど・・・

さまざまな要因が重なり合って
起きていると思います。

決して根拠なく
たけのこを悪者にしないでくださいね。

旬の食べ物に対して失礼ですよっっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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