HISAKOブログ

いのちの授業〜「死ぬ」ということバージョン〜

大阪市立阿倍野小学校4年生。

「いのちの授業」をしてきました。
4ヶ月の赤ちゃんを
抱っこしたままの授業です。(笑)

日本テレビ「スッキリ!」の第3弾の
撮影が入ったので、
ちょっと気合いを入れて
ゲストティーチャーしてきました!
(テレビが入らなくてもちゃんとやってますケドね!)

「産まれてくるいのちの力強さ」
つまり「誕生」
をテーマにする授業はよくやるのですが、

今回はもうちょっと踏み込んで、

「いつかなくなる限りあるいのち」
「いのちの儚さ」

つまり「死」をテーマにする授業を行いました。

大人は、いのちある者はいつかは死んでいく。
死んでしまった者は二度と帰っては来ないと
理解することができますね。
そこを踏まえて、
死について自分なりの考え(死生観)
を持つようになります。

でも子どもはそうではありません。

小学校に入るまでの小さな子どもたちは
「すべてのものにいのちがある」と感じています。

「生きてる」
「死ぬ」

という言葉を口にしたとしても
大人のようにちゃんと
死を理解しているわけではありません。

成長にともなって

       「動くものにいのちがある」

と感じるようになり、

やがて

       「自分の力で動くものにいのちがある」

に変化し、

最終的には

       「生物だけにいのちがある」

と解るようになっていきます。

小学校低学年だと

       「すべての者が必ず死ぬ」

ということや

       「死んだら動かない」

ということは
解るような、解らないような…。

        

        死は、特別な病気や事故によって起こるもの。
        自分には関係ないもの。
        自分には死は訪れない。

と感じる子が多いようです。

4年生ぐらいになってやっと、

        死は誰も避けられないもの

ということが解るようになってきますが
すべての子どもたちがそれを完全に理解するのには
もっと長い年月が必要で

已然として

       「死んでも生き返る」

と思っている子もいます。

健全な死生観を育てるために
大人は

       「死んだらどうなるの?」

という子どもの質問に、
逃げずにまっすぐ答えてあげることが
大事だと思います。

でも。

実際わたしには解りません。

        「死んだらどうなるの?」

死んだことがないので、
わかりません。(´A`。)

だから正直に答えます。

         
         わたしにもわからないんだよ。
         でも、死んだあとも天国から生きてる人たちを
         優しく見守れたらいいなぁと思ってる。
 
         わたしの身体はなくなってしまっても、
         わたしのいのちはずっと、
         子ども、孫、ひ孫と繋がっていくから
         自分が完全になくなってしまうとは思わないよ

これはわたしの死生観です。
それを誠実に子どもに伝えます。

性教育もそうだけど、
大人は答えにくい問題から逃げたら
アカンのですよ。

解らなかったら解らないでかまわない。
ごまかしたりウソを言ったりせずに、

ありのまま

自分の考えている死生観を
子どもにわかりやすく
話してあげればいいと思います。

死生観に正解不正解はないから。

大人の誠実な毅然とした態度は、
ピュアな子どもの心に
すっと落ちていくことでしょう。

いのちには、生きようという力強い側面の反面、
とてももろくてデリケートな側面があります。

いつかなくなってしまういのち。
限りあるいのち。
リセットできないいのち。

いのちにはゴールがあるんです。

永遠に続かないからこそ、
ゴールがあるからこそ、
わたしたちはいろんなことに挑戦して
向上心を持って頑張ることができるのです。

もしもいのちにゴールがなかったら、
それは尊いいのちではなくなるだろうし、
自分や周りの人を大切にしようとも思わないでしょう。

4年生はずっと4年生のままではありません。
4年生はたった1年間しかありません。

子どもたちはあっという間に
次の学年へと進んでいきます。
ものごとにはゴール、
そしてその次の段階があるわけです。

だから、今のクラスの団結を大切にしたり、
今の学年の期間内に達成できそうな
目標に向かって頑張ったり
できるんだよね。

子育ても同じです。

イヤイヤ期は必ず終わっていくんです。
夜間の頻回授乳は必ず終わっていくんです。
聞き分けのない子も、
いずれ聞き分けられるようになるんです。

すべては、
ゴールがあるんです。

だからママたちは
子育てを頑張れるんですね♪

熱く熱く、語りかける授業に
4年生の担任2名、
感動で涙ポロリ。
泣かせちゃいました!

やったー!(v^ー°)
大人を泣かせることができれば
授業は成功。

笑い満載の授業。
4年生の子どもたちは
おもろい近所のおばちゃんの話に
爆笑!

よーし!(v^ー°)
子どもを話に食いつかせたら
授業は成功。

3月
子どもたちはみんな、もうすぐ進級です。

ひとつしかない大切ないのち
かけがえのないいのち
いつか終わっていくいのち

みんなで輝かせて
とびっきりの笑顔で
過ごしていけますように♪

阿倍野小学校のみなさま
撮影ご協力ありがとうございました!

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