HISAKOブログ

小学2年生『自分史』〜いのちの授業〜

jibun
昨日、小学校2年生

「いのちの授業」に行ってきました。

3学期は、各学校、各学年
「いのちの授業」依頼が殺到する時期です。
出張授業の日は、たびたび
ばぶばぶの診察に穴をあけている状況です。

申し訳ありません!

さて。

1992年度、小学校1年生・2年生に

『生活科』の授業が新設されました。

生活科とは、枠に入らない子どもの
生活体験を土台にしながら
子どもが自分で考え、
生き生きとした学習を展開しよう、

という目的で作られた科目です。

学習指導要項には、以下のように

記載されています。

『多くの人々の支えにより
自分が大きくなったこと、
役割が増えたことがわかり、
これまでの生活や成長を支えてくれた人々に
感謝の気持ちをもつとともに、
これからの製法への願いを持って

意欲的に生活することができるようにする』

その一環として、
自分が生まれて8歳になるまでの

いのちの軌跡を振り返るという授業があります。

・名前の由来
・生まれたときの身長や体重を調べる
・おなかの中にいたときのお母さんの気持ち
・どんなふうに生まれてきたのか
・はじめて喋った言葉
・はじめて歩いたのはいつか?
・赤ちゃんのころ・1歳のころ、2〜3歳のころ、
 4~5歳のころ、小学校へ入ったころ

 それぞれの年齢でのエピソードを聞く

親にインタビューをして、
子どもたちは指定の用紙にまとめていき、
各年齢のころの思い出の写真を準備し、

成長のアルバムを作っていく

というもの。

学校によっては、
親への感謝の手紙などと合わせ、

参観日で発表するケースもあります。

「自分のまわりのすべてに感謝して

いのちを大切に思える人間に成長してほしい」

・・・という、
学習指導要項の内容そのものは、

的をえていて、とても素晴らしいと思います。

でも・・・ちょっと待って。

里親家庭、シングルの家庭、婚外子、

児童養護施設で暮らす子、

今の世の中、さまざまな事情から
両親と暮らしていない子どもや、
自分の名前の由来さえも

わからない家庭があります。

そもそも母子手帳さえ存在しなかったり、

小さいころの写真が1枚もない子もいます。

わたしは、
子どもたちの写真を

パソコン内のソフトに保存していました。

4年前、離婚を経験しました。
ある日、子どもたちとの思い出の写真が、
ファイルごとなくなっていることに気づきました。

そのショックは、言葉じゃ言い表せないものでした。

泣いていても何も始まらないから。
これからまた、いっぱい写真を撮って
新たな歴史を作っていこうと

前向きに立ち上がりました。

でも、
彼女の写真は、

年長組の途中以降のものしかありません。

それが事実です。

生まれてから6歳になるまで
1枚も写真がない子の自分史作り。
わたしがどんな想いでその作業を手伝ったか、
お分かりでしょうか?

まさに、胸をえぐられるようでした・・・。

写真がない。どうしよう・・・
他の子の写真で代用する?

きょうだいだし、顔も似てるしバレないよね。

・・・いや、そういう問題じゃないよね。

ごめんね、娘よ・・・。

そして、もう一つ、とても辛かったのが
人生のどん底を味わっていた頃の2年間ほどの
わたしのママとしての記憶が

見事に抜け落ちていることに衝撃を受けました。

年長組のときのこと。

小学校一年生のときのこと。

いろんなことに追い詰められて、精神的に限界で
必死でただただ毎日を生きていたあの頃・・・
そんな時期の子どもの様子なんて、
尋ねられても何にも覚えていなかった。
何一つ答えられなかったんです・・・。
家族が多様化するなか、
『自分史』の取り組みをするのなら、

学校側はかなり慎重な配慮が必要だと思います。

里親や、片親でなかったとしても、
親子関係がよくないと
『自分史』を作ることは、親も、子どもも

かなり苦痛な作業になることもあります。

親にインタビューをして
自分の歴史をまとめていく作業で、
予測外の親の反応に大きなショックと寂しさ、

孤独を感じる子どもも出てくるのが現実なんです。

だから、

生い立ちを追わなくても、
自身の成長を感じられれば授業の目的は

達成されるのかなぁ・・・と思ったり。

『自分史』をやめるという方向ではなく、

問題を抱えている家庭を配慮しながら

「いろんな家庭がある。
でもみんな同じいのちがあって、

一生懸命生きてる!」

というような、
さまざまなあり方を肯定していく

教え方をするほうがいいのかも・・・と思ったり。

2年生の生活科、
3学期のまとめの学習『自分史』は

子どもたちにとって初めての『性教育』でもあります。

なので、

2年生で依頼される『いのちの授業』では
どんな環境、どんな性格、どんな子もみんな、
同じようにいのちがあって、
自分にも、友達にも、先生にも、
植物にも、地球にもいのちがあって、
そのすべてのいのちは、

ぜ〜〜〜んぶ、大事!!!

ということを強調して伝えていきます。

あなたのことが大好き!
生まれてきてくれてありがとう!
あなたがここにいてくれて嬉しい!

あなたは宝物!

そんな言葉を連発してきました。

8歳の子どもたちに

この想いが届きますように・・・♪

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