HISAKOブログ

土が食べたい(妊娠9ヶ月)

tuchi
妊娠34wの妊婦さんが
こんなことを明かしてくれました。

「実は最近、
土が食べたいと思ってしまうんです。
ごぼうとかね、洗わずにそのままの方が
美味しそうに見えて。
サラサラの砂じゃなくて、
山の土のようなものが美味しそう。
わたし、おかしいですよね?」

普段はそんな嗜好がないのに、
無性に土が美味しそうに見える妊婦さん
ときどき出会うことがあります。

ご心配なかれ、妊婦にはそれほど珍しいことでは
ありません。

母体から赤ちゃんへ、たくさんのミネラル分が消費されます。
とくに、亜鉛不足、鉄欠乏性貧血が起きると、
豊富なミネラルや鉄、亜鉛が含まれる土を
本能的に身体が欲するのではないかと言われています。

鉄は、もともと微量ミネラルの中では
とくに不足しやすいです。
さらに彼女は現在、妊娠34wなので、
もっとも血液が薄まり貧血が起きやすい週数ですね。

亜鉛も妊娠後期には大量に消費されるようになるので
不足がちになっているのかもしれません。

明らかに食べ物ではないものを食べてしまう『異食症』という
病気がありますが、アメリカの精神医学会の指針によると
『異食症』と診断される定義は
・それを食べることが本人の発達水準から見て不適当であること
・それを食べることが1ヶ月以上続いていること

だそうです。

赤ちゃんがなんでもかんでも、
それこそ土でも平気で食べてしまうのは、
本人の発達水準から判断して妥当(知的レベルが未熟)なので
病気とは言えませんね。

妊婦も同様に、鉄欠乏性貧血や亜鉛不足になっているとしたら
土に含まれるミネラルが欲しくなるのは
本人の発達水準に見合うため、やはり病気とは
言えません。

妊娠中に「あれ?土が美味しそう」と思っても
短絡的に行動に移さないでくださいね。
土には、農薬や病原菌による汚染もあります。
妊婦が口にすることで、赤ちゃんへの影響も
危惧しなければなりません。

土を食べる代わりに、
亜鉛摂取や貧血治療をしっかり行いましょう!

出産を終えたら自然に症状はなくなるはずなので
大丈夫ですよ。
亜鉛と鉄を積極的に食べればいいんだけど、
じゃあ、何を食べれば・・・?
なんだかおっくうになってくると思います。

本来の自然のミネラルを有効に摂取できればいいので、
手っ取り早く、
海から直接くみ上げ、水分を蒸発させ
成分をまったく調整しない伝統的な塩を「自然海塩」を
毎日の料理に変えてみてはどうかと
彼女に提案しました。

羊水も海水とほぼ同じミネラル分を含んでいます。
海のミネラルが豊富に含まれた「自然海塩」には
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
鉄、銅、亜鉛など、海の複雑なミネラルが
そのまま凝縮されていて、妊婦には最高です!

きっと、彼女が魅力的に思える
土と同等のミネラル分が、残り1ヶ月半の妊婦生活を
助けてくれると思います。

 

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