HISAKOブログHISAKOブログ
2018.04.11

聖徳太子です^ ^

長男が小学校に入学したのは13年前。
それから次々に下の子たちが小学生になって行き、
気づけばわたしはもう、
13年間も小学生の母を続けています。

今春は小学校入学する子はいませんでしたが、
来年からまた、毎年連続して入学予定です。

末っ子が卒業するまで数えてみたら・・・

なんと24年間!
休憩なしでわたしは常に
小学生の母であり続けるらしいです!!(怖)

さて
小学生の国語の宿題の定番といえば「音読」です。

3年生が4年生に進級しても、
下の子が3年生になり、
その子が4年生になったところで、
そのまた下の子が3年生になる・・・

その結果、わたしは毎年同じ季節に
同じ国語の教科書の音読に付き合わされているので、
もはや「大きなかぶ」も「ごんぎつね」も
暗唱できてしまうレベルになりました。

まだ読み書きができない保育園児も、
毎日行われる兄ちゃん姉ちゃんの音読のおかげで
早くも各学年の国語の教科書の内容を
熟知しています。(笑)

誰かが音読を始めると、
あっちでもこっちでも、それに合わせて暗唱が始まります。
国語の教科書の輪唱(?)も聞こえてきたりして、
毎晩、ミュージカル仕立ての音読劇が
繰り広げられています。

「音読」とは「文章を声にして読む」こと。

音読の宿題は、どの学年でもほぼ毎日出されます。
音読カードには、チェック項目があって
毎日家の人が音読を聞いて

・正しく読む
・句読点に気をつけて
・心を込めて
・大きな声で

よくできました、できました、がんばりましょう
◎、○、△、×

などの評価と、
「聴きました」のサインをしなければいけなくて、
これがけっこうたいへん~。

小学生ひとりだったらいいけど、
3人も4人もいたら、
ひとりひとり時間をとって
ゆっくり聴いてサインして・・・なんて
正直、やってられません。
(ホンマは親も頑張らなアカンのですよ!)

なので、音読タイムはみんな同時に頼みます!
ということになり(アカンねんけど)

いろんな学年の、いろんな国語の教科書の、
いろんな話が、一気に音読され
リビング中に飛び交うのであります。

毎日毎日、何週間も、同じ話を
声に出して何度も何度も読んでいると
冒頭でも書いたように、
記憶力のいい子どもたちは
教科書に並んでいる文字を目で追って「読む」というより、
すでに頭の中に「暗記」された内容を声に出して暗唱していて、
もはや教科書を読んではいません。

時にはお風呂に入りながら
音読?暗唱?
宿題をしていることも・・・( ̄∀ ̄)

これって、どんな意味があるんかなぁ~。
聴いてる親もたいへんやねんけどなぁ~。

しかし実は!
音読には、すごい効果が期待できるらしいんです。

自然に美しい日本語を覚えることができ、
集中力と記憶力が強化でき、
脳が活性化されやすく、
感性が養われ、文章を捉える力がつく
はっきり大きな声で読むと、耳から入る認識力が高まる。

継続は力なり、なのですね~。

わたしは
多いときは2000人を相手に
2時間ぶっ通しの講演をすることがあります。

いくらしっかり考える力があって
自分の考えを持っていても、
それを声に出して不特定多数に向けて表現するのは
苦手な人が多いですよね。
日本人はシャイだからね~。

目で文字を追ってたくさんの本を黙読して
国語力を伸ばすのは大事だけど、
人前で、小学生のうちから音読をしっかりやっておくことで、
発言しなければならない場面に、
自分の考えたことを大きな声ではっきりと、
そして相手を飽きさせることなく伝えるための手法を
身につける土台を育むことができるのでは
ないかと思います。

知識をインプットすることばかり
比重が置かれた教育と同等に、
思ったことを堂々とアウトプット(つまり発言)する訓練は
大事かもしれないと思います。

ということで!

毎日音読を聴くのはめんどくさいけど
やっぱり効果的。
ちゃんと意味があっての音読なのですね。

24年中、残り11年、
先は長いです。

その重要な効果を再確認したところで、
小学生の音読はわたしは今後も聖徳太子方式を貫き、

同時聴取します!
(だからアカンやん)

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