【ご連絡】2月9日(土)→16日(土)休診します
ばぶばぶがもっとも混雑するのは、土曜日です。
そんな貴重な土曜日に
2週連続でお休みをいただくことをお許しください。
赤ちゃんのために、ママのために、
魂をこめてばぶばぶ独自で開発した自信作
大人気のモイスチャージェル・マシュマロと
オールマイティーウォッシュ・ポメロは
大阪から遠く離れた沖縄で製造しています。
「なんでわざわざ沖縄・・・?
もっと近くで作れへんかったんですか?」
そうなんですよね〜
けど、本気で身体のことを考えて主原料を選別していったら
結果的に沖縄になっちゃったんですよね^ ^
それほど真剣に
気合いを入れて作ったマシュマロとポメロは
ありがたいことに最近では、
その良さを実感してくださる方が増え、
多くのママたちが手にとってくださるようになりました。
ということで、わたしは
ちょくちょく沖縄に行く機会が増えています。
マシュマロ・ポメロは
旦那さん(MARK)と共同で手がけているため
出張となると夫婦揃うことが必須です。
ですが!
うちには、小学生以下がまだ5人もいるんです!
今回の出張も
小学生以下は4日間学校を休んで連れていきます。
「親の都合で子どもに学校を休ませるのはアリかナシか?」
という議論がありますが
価値観はいろいろで、
他人に判断を求めるようなことではなく
どっちが正しくてどっちが間違いっていうのは
ないと思います。
わたしは昔
学校が最優先だと思うタイプの人間でした。
子どものころからそれが当たり前の環境で育ってきたし、
こう見えて真面目っちゅーか・・・
よほどの理由もないのに学校を休むなんて
悪いことだと信じていました。
ズル休みには罪悪感がありました。
学校教育の目的とは、
社会に適応できる人間の育成です。
集団行動や規律の基本を学ぶ場だから、
学校は特別な理由がないかぎり休むべきではない!
安易な理由で学校を休んでもいいと
子どもに思わせてしまう行動を親が容認するのって
どうなの?
そんなん教育上よくない!
義務教育の基本中の基本やん!
大人になってからも・・・
杓子定規にそう思っていました。
ですが、長い子育て経験のなか、
わたしの真面目一徹な価値観を覆すような事件が
たびたび起こりました。
子どもなんて、ほんまに
親の思い通りにはいかへん!
「がんばるって何なのか?」
「休むことの意味って?」
「真の教育とは?」
「親として子どもに教えるべきことは?」
自分とはまったく異なった価値観を持つ
さまざまなタイプの子どもを育ててきて
目先だけではなく、彼らのもっと大きな人生を見据えての
「子どもに望むこと」が見え始め、
軸がブレなくなっていきました。
彼らの人生を、未来を、
世間一般的な「当たり前」に踊らされることなく
広い視野から冷静に中立な立場から見つめ、
考えることができるようになるにつれ、
自然に子育ての価値観も変化してきました。
学校軽視はよくないですが、
授業よりも大事なものがあると今は本気で思っています。
・・・というか、ようやくその真髄を悟った気がしています。
20年の子育て、11人の子どもたちとの歴史、
それは自分の中で確信としての学びになっています。
過去のわたしの考えに賛同されるママも
きっとたくさんいらっしゃることでしょう。
でも、家庭ごとに事情があります。
子連れ出張は、考え方次第、やり方次第で
何にも負けない素晴らしい教育になると思います。
いろんな場所に家族で行って、
いろんな体験を積むことは、とても重要。
現地の人たちと触れ合ったり、
土地のものを食べたり、独特の文化に触れたり・・・
教科書に書いてあることを頭で学ぶのではなく、
匂い、味、音、色・・・
心で感じて、身体で感じること
五感を駆使して経験したことは
豊かな感性と創造性を育み、
その積み重ねがやがて
「人生を自分で切り開く力」
「自分で判断する力」
「行動力」
を呼んでくると実感しています。
もちろん小学校は義務教育なので、
休ませる日数や時期、常識的な節度はあります。
長期間はNGだし、学校行事の前後は避けるべきでしょう。
勉強が遅れることを心配される方も多いようですが、
事前にその期間の授業進行予定を確認しておいて
出張先で子どもと一緒にカバーすれば
どうってことありません!
先生に補習などの負担がかからないようにだけは
配慮しなくちゃいけないので
図工や家庭科も要チェックです。
中学生以上になると部活やテスト、交友関係で忙しく
家族で出かける機会は極端に減ってきます。
最近の公立高校受験には出席日数や提出物など
テストの点数以外の要素が内申点に大きく影響します。
だから、小学生のうちに行けるだけ行っておくべき!
って思うんです。
わが家のように子連れ出張ではなくても、
例えば家族で旅行だって、
ときには学校を休むのもアリかな。
ただ、子どもによっては
親の事情で学校を休まされるのが嫌だという子もいるし、
わたしが子どもの頃にそうだったように
自分だけ裏切り行為をしている気分になったり
勉強が遅れるのが不愉快だと感じる子もいます。
親の価値観もいろいろなら、
子どもと親の価値観も同じとは限らないので
子どもの気持ちを慎重に考慮して
「行きたい!」のなら
GOだと思っています。
共働き世代が増え、
サービス業のパパなら土日祝は休めないし、
週末や世間の長期連休に休みが合うとは限りません。
そうなると、家族そろって休みを取れない家庭は
どこにも出かけられなくなってしまいますよね。
今回の沖縄でも子どもたちには
「パパママがどんな仕事をしているのか?」
よく観察してもらって
何をして、
何を学んだか
レポートにまとめることを自主的な
宿題にしようと思っています。
数日休んだぐらいで人生終わりではないですよ!
それぐらいのことで曲がった道に育つなんてことは
ないと思います。
そんなに目くじら立てなくても
決まった日に働いて
休日に休むいう社会のルールぐらい
きっと子どものこれからの人生の中で
自然に学んでいくことだと思うんです。
小さいうちから休みぐせがつくと
社会に出ても休む人になるかどうかは
その子の資質にもよるんじゃないかなぁ・・・。
ルールを守るのも大事。
そして、融通をきかせるのも大事です。
学校生活がすべて
って子どもに思わせるような教育はもったいない。
人生、なにごとも
YESかNOか両極端にしか答えを出せない考え方も
ちょっと寂しいです。
賛否両論だと思いますが、
人の意見に惑わされず
わたしは気楽に生きるねん〜♪
観光にはいっさい行く時間がない
めまぐるしい沖縄ですが
だからこそ学ぶことがあります!
というわけで、
2月9日(土)→16日(土)
ばぶばぶは休診です。
よろしくお願いします!
子どもたちとともに楽しんできま〜す!
(・・・いや、仕事や!働け!)