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切迫流産の原因 〜絨毛膜出血〜

Ta 1 - 切迫流産の原因 〜絨毛膜出血〜

47年間の人生で、
わたしは16回妊娠しています。(笑)

うち、出産に至ったのは12回。

なんの苦労もなくポンポン妊娠して、
ポンポン出産してるように
思われてるようですが、

そんなことはございません。
上記の数字が物語るように
わたしは4回の初期流産を経験しています。

妊娠22wまでに妊娠が終了してしまうことを
『流産』といいます。

流産の一歩手前の状態が『切迫流産』。
赤ちゃんはまだママの子宮の中で育っているので
治療や日常生活次第で
妊娠継続が可能なケースが多いです。

ですが、妊娠初期(12w未満)の流産は
赤ちゃんの染色体異常が原因であることがほとんどで

ママ側の原因・・・つまり
過度な仕事や運動、ストレスなどが理由で
流産することはまずありません。

ママの生活スタイルがどうであれ、関係なく
精子と卵子が出会ったその瞬間、
受精卵の段階で
その子の運命はすでに決まっているのです。

なので、妊娠12w頃までに起こる流産は、
止血剤や子宮収縮抑制剤、妊娠継続ホルモン剤、安静などで
どんなに食い止めようと努力したところで
気休めにしか過ぎず

初期の流産は
どんな手を施しても止めることはできません。

わたしは7w、8w、10w、10w
うち2回は胎児心拍を確認できて、
母子手帳の公布を受けてからの
初期流産でした。

そんな中、12w以降の
食い止められる流産があります。

それは、『絨毛膜血腫』です。

赤ちゃんは、卵膜という薄い膜に包まれています。
卵膜はさらに3枚に分けられ、赤ちゃん側から
羊膜→絨毛膜→脱落膜の順番になっています。

そのうち、
羊膜と絨毛膜は赤ちゃんと同じ受精卵から作られます。
ママ側にある脱落膜は
妊娠を維持する黄体ホルモンの影響で
子宮内膜が変化したものです。

受精卵が子宮内膜に着床するとき
絨毛が脱落膜のほうへ伸びて、
脱落膜周囲の組織の血管を
おかまいなしに破壊、
傷つけながら子宮内膜の奥へと進み、強固な根っこを張ります。
そこが将来の胎盤になります。

妊娠初期によく見られる出血は、
絨毛膜が潜り込むときの血管破綻が原因。
『絨毛膜出血』といいます。

エコーでみると、赤ちゃんを包む袋(胎のう)の周りが
円状に黒く映ります。
黒く写るのは液体。つまり血液です。

出血量が少なければ生理的なことなので
とくに問題はありませんが、
ときどき、けっこうな量の出血をしてしまい、
脱落膜と絨毛膜との間に血の固まりができてしまいます。
それを『絨毛膜血腫』といいます。

妊娠初期にわずかに見られることはよくあることで
わたしも、流産しなかった12回の妊娠で
4回、絨毛膜出血を経験しました。

ですが、出血量が多くて大きな血腫ができてしまうと
部分的に絨毛膜が子宮内膜に
密着できなくなり、妊娠中期まで血腫が吸収されない
状態が続くと、子宮口から膣のほうへと
たぶたび出血してくることがあります。

妊娠中期以降は、胎盤と臍帯を通して胎児に
酸素や栄養を送るようになりますが、

絨毛膜血腫が邪魔していると
胎盤が一部、子宮内膜に密着していない部分があるということなので
胎児に酸素や栄養が届けにくくなりますよね。

また、子宮の中は基本的に無菌ですが
子宮の出口や膣内にはいろいろな細菌がいます。

血液の分泌物は細菌にとってよい培地になるため
細菌が頸管内で繁殖して炎症を起こしやすく
なります。

もしも、子宮内感染を起こすと流産のリスクになるので、
このような場合は入院管理、
血腫の大きさ、部位、頸管の状態、おなかの張り、
採血して炎症のチェックなど、慎重にみていくことになります。
このような状態を『切迫流産』といいます。

ですが、妊娠初期はそもそも胎盤は
形成段階にあって、そこから赤ちゃんとの物質のやり取りを
しているわけではないので

絨毛膜血腫による流産が起こる場合には
早期流産よりも12w以降の後期流産の原因に
なることが多いです。

妊娠初期の、少量の性器出血(絨毛膜出血)では
とくに安静の必要もないし、
薬もいらないし、自然に任せるだけです。

絨毛膜血腫ができているとき、またはそれが
どんどん大きくなっていくようなときは
安静が必要。

安静で血腫がこれ以上大きくならないようにし、
子宮収縮があれば子宮収縮抑制剤を、
炎症があれば抗菌剤を投与しながら
血腫が自然に吸収されていくのを待ちます。

血腫が大きくなると、子宮内圧が高まって
おなかが張ります。
おなかが張るとその圧迫で血液が外へ排出され、
子宮内圧が減少します。

子宮内圧が減少すると、おなかの張りはおさまるけど
そのかわりまた出血して血腫が大きくなり、

再び子宮内圧が上がって
おなかが張る・・・

絨毛膜血腫では
これが繰り返されます。

まとめると、

妊娠初期に起こる流産は
赤ちゃん側の原因であるため、
止血剤や子宮収縮抑制剤の使用も無意味で
医療的には見守ることしかできず
流産は必然であって避けることもできません。

そもそも妊娠12wまでに15~20%の妊娠は
流産してしまうので、
血腫があろうとなかろうと流産率に違いはありません。

そして、妊娠12w以降の性器出血やおなかの張り、
切迫流産は
絨毛膜血腫(母体側の原因)であることも多いため
適切な管理によって流産を避けられる、
ということですね!

妊娠初期、
おりものに茶褐色の血液が少し混じる程度、
もしくは生理の終わりぐらいの少量の出血が
1~2週間続く程度なら問題なし。

血腫を伴わない生理的な
絨毛膜出血でしょう。

出血量がどんどん増えて
生理2日目以上の量になったり
血の色が鮮やかな赤になるとき、

おなかの強い痛みを伴うときは
受診しましょうね!

 

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