（２）体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する？
シリーズその２です。
お兄ちゃんのかなでくんと比べてみると
「なるほどねーきょうだいだなー♡」
感心してしまうほど似たような発育ペースですね（笑）
さつきくんも、もちろん！
３ヶ月健診では
「体重が増えてないっっっっ！！」
保健師さんに呼び止められましたとも！
だけどママはもう、
かなでくんのときの失望が
巨大なトラウマになっていたので
健診に出かける前から戦闘態勢でした。
保健師さんの
「来月も体重計測に来てください」に
「イヤです」
と即答しました。
そもそも、
早産児なので修正月齢で体重評価をするのが基本です。
一般的に『生後３ヶ月で出生体重の倍』と
言われたりしますが、
WHOによると母乳栄養児は
生後半年までに出生体重の倍になれば
OKとされています。
さつきくん、出生時2085gで
３ヶ月健診ですでに倍になってますね。
どこがどのようにアカンのか意味不明ですね〜^ ^
母子手帳の発育曲線の平均値の帯から
はみ出ているからアカンのでしょうか？
そのあたりのお話はシリーズ後半で
詳しく説明していきたいと思いますが
修正月齢で考えると
さつきくんの３ヶ月健診での5062gは
生後２ヶ月時点での体重と判断するのが
妥当です。
ということは、彼の３ヶ月健診頃の体重は修正で
5310gですね！
ママは保健師さんに
びっしり所狭しと記されたさつきくん成長の記録
母子手帳を見せました。
「ほら！こんなにちゃんと小児科にもかかってる。
助産院にも行ってる。
お兄ちゃんだって、ちっちゃかったけど
結果的に健康！
医療機関のどこにもフォローしてもらっていない
医療介入拒否者ならまだしも、
複数の専門家の意見を取り入れながら
楽しく子育てしてるのに、何がいけないんですか！」
が、保健師さんは言いました。
「そんなのはどうでもいいんですよ。
それより体重が・・・」
おーーーーーーーーーーい！
人の話聞けよっっ！！
もう、ほとほとがっくりです。
２年前にさんざん味わった悪夢、
再び・・・です。
「とにかく、
保健センターには行きたくないです！
身体測定には行きません！！
これ以上傷つけないで！」
さつきくんは35wで生まれた早産児のために
シナジス（RSウイルス感染の重症化を防ぐ注射）の適応児です。
生まれた大学病院の小児科で、
半年間にわたって毎月注射を受けている最中でした。
シナジスついでにもれなく毎月、
天下の大学病院で発育のフォローをしてもらっていました。
保健師さん、
『○○大学医学部付属病院』のハンコがチラッと見えて
安心したのでしょうか、
ママの「イヤです！」に
このときばかりは身を引いてくれました。
体重測定で保健センターに行かないかわりに
１歳ぐらいで電話かけさせてもらいますね、
ということで
無事に事態は終結したのでした。
（電話もやめてほしいのが本音やけどね）
さつきくんも、かなでくん同様、
１歳過ぎには気持ちいいほどの食欲を見せてくれました。
食べること食べること！
でも、お兄ちゃんと同じように
小柄ちゃんのままです。
そして２歳になった現在も
成長に影響のある疾病の診断などは皆無。
活発すぎて階段からすってんころりん、
７針もおでこを縫って帰った直後に
逆立ちアピールしちゃうぐらい元気に育っています！
（７針って・・・気ぃつけてや～！！）
