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2018.06.14

個性 〜後編〜

昨日のブログの続きです。

わたしの4年生の娘は、
発達障害を持っています。

障害っていうと、なんだか負のニュアンスがあるので
言葉として好きではないですが、
彼女は、11人の子どもたちの中でも
ひときわ個性的な特性を持った子です。

何よりわたしは、
彼女の素直でズル賢さのカケラもない
ピュアな個性が大好きですが、

心理検査の結果は、

『年齢相応の知的能力があるが、
得意なことと不得意なことに差があり、
知的機能のアンバランスさがうかがわれる。

明確で具体的なことは認識しやすいが、
抽象概念の理解は難しく、曖昧なことは把握しにくい。
たくさんの情報があると重要な部分に焦点を当てにくかったり
細かい差異に気づかず誤認しやすい。

周囲の刺激に反応しやすく、
不快に思うと感情のコントロールが難しくなりやすい。
細かい話の流れや言葉のニュアンスを汲み取りにくく
コニュニケーションに誤解が生じやすいと考えられる」

こういうの、医学的には
『自閉スペクトラム』っていうんですよね~。

娘が自分で個性を意識するのは難しいだろうから、
周囲の人がちょっと意識して、
彼女との関わり方を工夫してあげればいいだけの話。

そうすれば、彼女は、
その規格外の個性を活かして活躍できる方向に
進んでいけると考えています。

「4年生の娘、発達障害やねん~」

と話すと、多くのママたちが

「・・・え?そうなんだ・・・」

声に詰まります。

そんな、悲壮感漂わせなくても
いいんだけどなぁ。

いいねん、
こういう個性があっても♪

無理してるわけでも強がってるわけでもなく、
最近のわたしは本気でそう思っています。

毎日、担任の先生と交換日記?を
しているので(娘ではなくわたしが ^ ^)
手に取るように学校での様子がわかります。

ほぉぉ〜〜〜
そんなことで感情が高ぶるんだねー

とか、

へぇぇ〜〜〜
こういうことで教室にいるのが
しんどくなるのか!

とか、

彼女特有の「個性」に興味津々、
ときにはあまりにも自分と違う思考回路に
感動すら覚えることもあります。

人はみんな、誰だって認められたい生き物です。
わたしも過去にそうであったように。
てゆーか、今でも多少・・・
いや、だいぶ、そうやな~。( ´∀`)

人の個性は、
こちらから進んで認めてあげたら
いいだけのことです。

「個性」っていう言葉は、自分のことを主張するために
存在するのではなくて、
他人の個性を認めてあげるためにある言葉やな~って

自分自身の「個性」と
娘の「個性」を通して
わたしは改めて学んでいるところです。

そもそも、
「個性」ってなんなんですかね?

個性とは。
広辞苑によると

『他の人とはちがう、
その個人にしかない性格・性質』

「個性」っていうのは、

頭で考えること。
心で感じること。
行動してきたこと。
好きだと思うこと。
嫌いだと思うこと。
できること、できないこと。

先天的な性格や、後天的な環境の影響、
全部合わさって、
その人の個性を作っていくのだと思います。

わたし自身が持っている「個性」は、
はっきり伝えないといけない場面も
もちろんあるけれど、

基本的には日常の中でいたるところに
主張なくフワフワ漂ったりする
さりげないものに過ぎず、

自分を中心に置いて考えるのではなくて
誰かのために自分の持っている力を還元しようとする中で、
ジワジワと滲み出てくるものなのかもしれません。

世の中、本当にいろんな人がいます。
それこそが
まさしく「個性」なわけで。

価値観の合う人もいるし、苦手な人もいます。
それは当たり前のことなんですよ。

苦手な人と率先して付き合う必要はないけど、
自分視点の嗜好に関係なく、
「こういう個性があるんだね」って事実を
素直に認めてあげられて、

どんな相手にも
「そこにいていいよ」「そのままでいいよ」
って言ってあげられたら素敵ですね!

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