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2018.05.11

断乳時の寝かせつけ。抱っこに注意!

「子どもの寝かせつけは100%おっぱいに頼っています。
添い乳以外でどうやって寝かせつけたらいいのですか?
わかりません・・・」

とおっしゃる授乳中ママは多いです。

おっぱいは、必ずしも栄養を与えるためだけではなく、
ときに精神安定剤だったり、睡眠誘導剤だったり
その使用目的は多種多様です。

たいていの子は、お布団に入りおっぱいをくわえるや否や、
まるで催眠術にでもかかったような早業で
ものの数分で眠ってしまいます。

子どもを落ち着かせるツールとして、
便利で万能なおっぱいですが、
残念ながら、世の中そう都合のいい話ばかりに終始しませんね。

メリットがあれば、当然デメリットも存在するわけで、
夜中、しょっちゅうおっぱいを求めて子どもが覚醒する!!
というのがデメリット堂々の第一位でしょうか。

ママはそのたびにおっぱい差し出さなければいけなくて
眠いですよね〜。
添い乳は寝返りができないので背中も腰もバキバキになるし、
朝起きたとき、すでに疲れていたりします。

2歳2ヶ月のそうちゃんママは、
そんなこんなで断乳を決意!

冒頭にも書いたように、
長期授乳中ママの典型

『夜の寝かせつけ=おっぱい』
『夜中の覚醒、グズリ=おっぱい』

「泣いたときはどうしたら?
添い乳をしないで寝かせる方法って?
抱っこするしかないですか?」

断乳したら、おっぱいの代わりに抱っこで
寝かせたくなるママの心情はよくわかります。

でも、せっかく断乳したのに、
おっぱいに頼らない代わりに、今度は抱っこしてもらわないと
眠れない子に手なずけてしまったら、
結局、ママがしんどい!!!

添い乳が楽か?
それとも
抱っこが楽か?

さぁ両者を天秤にかけてよく考えてみてください。
どっちが楽だと思いますか?

ちなみに、この場合の『抱っこ』は、
座って抱っこ、じゃないですよ。

絶対的信頼のおけるママが相手だと、
自己中で脅迫的生きものに変貌します。

「座るな!立ち上がれ!
揺らせ!止まるな!
ワシが完全に眠るまで続けよ!」

・・・と
無理難題をおっしゃいます。

いやいやいや、
抱っこはしてあげるから。
せめて座らせて。

妥協案を提案したところで即却下。
ママの寿命を意図的に短縮させる悪意か、
単なるイジメとしか思えない横暴さです・・・

おっぱいは卒業しました。

でも。
このような修行のような抱っこを
夜な夜な続けなければいけないとなると、
断乳した意味って何〜〜〜〜〜!
余計しんどいやんーーー!

ということになりかねないのです。

ですから。

断乳するなら、子どもが泣いても喚いても
負けたらあかんのです!
抱っこしちゃったら負けですよー。

おっぱいという心の拠り所を失って、
必死で自力で眠ろうと頑張っている子どもの健気さを
見守り、心で応援しましょう。
でも手は貸さないで。

抱っこはしないで、子どもが上からよじ登ってきても、
手を引っ張られて「起きて〜〜!」と主張されても、
ママは頑として横で添い寝。
自分という見えない敵と戦う我が子を
ただ根気強く見守リましょう。

断乳は、親子の一大イベントです。
やるからにはそれなりの格闘は覚悟の上。

だったら、大変ついでに、
抱っこに頼らなくても
自力で眠るクセをここで習慣づけてしまった方が
結果としてママも楽になれます。

断乳から1週間が経ったそうちゃんママは
夜の寝かせつけは抱っこなしで頑張っています!

でも早朝、そうちゃんが起きて泣き始めると
ママはあたふた、どうすることもできず・・・

「抱っこでお外見るの!
揺らして!
ママ、座ったらあかんのーーーー!」

近所迷惑になったら。。という大人事情もありまして、
つい、言われるままに抱っこをしてしまうそうです。

お外見るっていうわりには、
早朝の薄暗い窓の外を見るのはそうちゃんではありません。
ママが窓側を向いて、
本人は抱っこされて部屋側を向きながら寝るらしいです。

外を見たいだろうと、わざわざ気を利かせて
ママが向きを変えると「ちがうの!」激怒されます。

意味わから〜〜ん!( ;∀;)

外見ないのならカーテン閉めてもいいですか?
しかし2歳児、自分は抱っこされて部屋側向いてるくせに、
ママがカーテン閉めようとすると「開けて!」
怒るんだそうです・・・。

支離滅裂。なんじゃそりゃ。( ;∀;)

重たい2歳児を立って抱っこしながら
見たくもない外をぼーっと眺めている自分・・・

冷静に考えて、
こんな時間帯に何やってるんやろ・・・
何の罰ゲームかなぁ・・・?
虚しくなってきます

とママはおっしゃっていました。

断乳前までは、保育園でのお昼寝タイムには
お友達と一緒にお布団でゴロゴロしながら
自力で眠ることができたそうちゃんですが、
断乳開始してからは先生にさえも「抱っこして!」と
せがむようになったそうです。

先生「そうちゃん、自分で寝れる子だと思うな〜?」

そう「そうちゃん、そんなん無理やと思うな〜?」←2歳にして饒舌!!

毎日そんなやりとりがあり、
結局先生が根負け、抱っこされて眠っているそうです。

断乳時
寝かせつけ、夜中のぐずり対応には
抱っこは避けたほうがいいです!

泣いてる子を放っておくのではないですよ。
暖かい目で見守るんです!

ご近所さんが気になるなら

「現在断乳中、かくかくしかじか。
泣きまくるのでうるさいと思いますが
ごめんなさい」

伝えておきましょう。
それこそみんな
温かい目で応援してくださると思いますよ。

がんばれママー!

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