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2020.11.25

小さめに生まれた第12子、体重増加の仕方(1ヶ月検診)

10月26日に生まれた第12子。
今日は1ヶ月検診に行ってきました。

ねねちゃんは

在胎週数38w1d
低置胎盤・前置血管・臍帯卵膜付着により
予定帝王切開となりました。

【出生時】
身長  45.0cm
体重  2695g
頭囲  33cm
女児

【日齢0~1】
子宮外環境への適応は良好。
呼吸・循環・心拍・血糖値
いずれも問題なし。

【日齢2】
母時同室開始。

わたしのおっぱいは分泌良好で
産後2日目には1回の搾乳量が100cc。

ですが、赤ちゃんの哺乳力が弱く
おっぱいくわえた途端にウトウト・・・
時折舌をフワフワ動かす程度で
グイグイくる力強さは皆無(^◇^;)

よって、こんなによく出るおっぱいなのに
直母量はほぼゼロ、
せっせと搾乳した母乳を
哺乳瓶で飲ませていました。

最低でも3時間ごとに授乳しなくちゃな〜と思いつつ、
ほっとくとずっと寝てるので
母時同室をいいことに、
ついつい、4時間、5時間と
授乳間隔を開けてしまいがちに。

【日齢3】
生理的体重減少最大値 2480g(8%減)
ほら、言わんこっちゃない!
ちゃんと飲ませないと〜!
(ちなみに生理的体重減少10%減で退院延期になっちゃいます!)

【日齢4〜5】
寝てても叩き起こして(笑)
3時間ごとに無理やり直母!
くわえて終了〜!(飲んでへん・・・)

搾乳を口につっこむ!
哺乳瓶でさえ眠りがち。

生理的新生児黄疸、軽度のまま軽快傾向

【日齢6】
退院時体重2540g(20g増/日)
しかし、出生時体重まで回復せず。

おっぱいに食らいつくラッチオン(舌の巻き込み)は
上手になってきましたが、
相変わらず数回吸ったらウトウト・・・

【日齢7~13】
ダメ元の直母のあと、
搾母乳を哺乳瓶で・・・の日々。

起きろ〜!寝るなー!飲め〜!

【日齢14】
体重2750g

生後2週間の時点では
のんびりした体重増加率でした。
出生時からは60gしか増えてませんね。

出生時体重と比較すると
これだけしか増えてないと不安になるかも
しれません。

それだと、

「母乳だけじゃ足りてません。
ミルク足しましょう」

という指導になるでしょうね^^;

体重増加の評価は
直近の体重と比較して計算するのが正解。

退院時から計算すると210g増。(27g増/日)
ええ感じです。

生後2週間すぎる頃から目を開けている時間が
なんとなく長くなってきて
おっぱいの飲み方もやや上手に。

【日齢24日〜29日】
おお?
なんか急激に丸っこくなってきた気が。
飲んだものを体重に反映できるスタミナが
備わってきたと思われますっ!

【日齢30】(1ヶ月検診)
体重   3725gg
身長   51,3 cm
頭囲   36m

大きくなってました(T ^ T)
嬉しい。けど寂しい。(どないやねん)

さて、出生時から1ヶ月までの体重増加を
アセスメントすると・・・

日齢0 2695g
日齢14   2750g
日齢30   3725g

最初の2週間はほぼ増えず
後半約2週間で一気に1kg近く増えて
61g増/日です〜!

2週間越えたころからいきなり
体重スパートかける子はけっこういます。

彼女の場合

・38w前半で生まれたこと
・帝王切開だったこと
・女の子だったこと
・2695g小さめだったこと

以上4点の〝条件〟から、
しばらく哺乳力は弱いだろうことは
容易に予測できます。

出産予定日付近で生まれた赤ちゃんに比べ、
38wは正期産ではあるものの、
やっぱり赤ちゃんの予備能力は弱めです。
(もちろん個人差ありますよ!)

経膣分娩の子は、
産童を通ってくるときに最終的な
外界適応能力を獲得して生まれてきますが

帝王切開の子は一瞬にしておなかの外に
出されてしまうので
微妙に・・・(わずかな差なんですが!)
子宮外生活への適応に時間がかかります。

女の子は男の子に比べて
先天的な筋肉量が少なめです。

2800g以下の赤ちゃんは
すぐスタミナ切れしちゃいます。

また、経膣分娩でも
お産に時間がかかって
赤ちゃんがしんどかった場合や、

4000以上の巨大児、
42w近くの予定日超過、

出生後、黄疸が強く出た場合などにも
赤ちゃんは眠りがちで
哺乳力弱めになることが多いです。

いずれにしても、
な〜んにも問題なくスムーズに生まれ、
出生後も順調すぎるほど順調に
経過した赤ちゃんと比較して

おっぱい飲めるようになる時期、
体重が増え始める時期が
2〜3週間ほど遅めになる〝条件〟を
持つ子たちは珍しくありません。

うちの子たち12人の中には
1ヶ月検診でようやく出生体重に戻った遅咲きちゃんも
いましたよ〜。

赤ちゃんの体重は、
コンスタントに増える子もいれば
ゆっくり・・・からのスパート!の子もいて
本当にいろいろ。

最初はろくに飲めないだろう条件、
最初はろくに体重増えないだろう条件

いろいろ重複して
〝条件〟が当てはまる子たちは
ゆっくりスターターで当たり前なんですよ。

「母乳が足りてない」
「ミルクが足りてない」

肌つや、おしっこうんちの回数、
そして出生前後の状況(条件)によって
多角的に情報収集した上で

足りてる、足りてない、
体重増加良好、不良は
判断すべきなんです。

ねねちゃんの場合は
哺乳力アップ、体重増加スイッチが入り出したのは
生後24日以降でした。

もちろん、
極端に授乳回数が少ないとか(1日5回未満)
おしっこうんちが出ていないとか
なんかグッタリしてる気がする、など

「それはあかんやつ!」

という原因がある場合に起こる体重増加不良は
問題なんですが、

「あかんやつ!」がなくて
出生前後の〝条件〟が当てはまる場合には

最初の2週間・・・ないしは1ヶ月検診ぐらいまで
あまり体重の増えがよくないこともあるけど、
それは生理的な現象であり、
病的とは言えないので、
少し様子をみてもいいと思います。

帝王切開、38w、出生体重、女児

これらの体重増えない要素を
乗り越えるのに、
ねねちゃんは24日間かかっただけのことですね!

それにしても気づけば生後30日。
早・・・!

『新生児』とは
出生日を0日目として28日目までの赤ちゃんを
いいます。

生後29日目から1歳の誕生日前日までは『乳児』

1歳のお誕生日以降は、『幼児』に昇格です。

スクスク成長していく姿は楽しみだけど
あっという間にすぎていく日々・・・
早すぎて切なくなります。

臨月に、早く赤ちゃんを抱きたいけど
おなかにこのまま入れたまま
一体感を味わっていたいと思う
相反する気持ちに似ているな~。

大きくなってほしいけど、
大きくならないでほしいなー。

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