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2019.12.27

20歳の誕生日

2019年もあと4日。
世間は今日が仕事おさめなんですね〜。

ばぶばぶは31日からお休みなので
年末感・・・まだまったくないです。(^_^;)

大晦日は長女の誕生日です。
1999年12月31日
つまり、すずはギリギリ1900年代に生まれました。

当時、2000年元旦のミレニアムベイビー誕生が
話題になっていました。
わたしが元旦生まれなのもあって、
ねばったのですが(何をや!)、
我慢しきれず1日早く産んでしまいました。

1999年は平成11年。
ホンマモンの昭和生まれからすりゃ
何考えてるかわからん新人類レベルの
がっつり平成っ子です。

でも、今の若いコ(小中高生)たちにとって
1900年代、20世紀という響きは
昭和生まれと一括統合!
もはや化石ですね〜(笑)

若くピチピチのきょうだいたちに
20歳にしてババア扱いされる
すずちゃん、ああかわいそう。(笑)

大人の仲間入りをする20歳の誕生日は
特別な誕生日。

親から何かプレゼントするのが当たり前なのかな?
女の子ならダイヤや真珠のネックレスとか?
「車を買ってもらった!」
という、ブッとんだ話も聞いて、びっくりします。

うちは、せいぜいコンビニスイーツか、
焼肉でも食べに行くぐらいかなー(⌒-⌒; )

わたしが20歳になった当時、

19歳のシルバー。
20歳のゴールド。
21歳のプラチナ。

誕生日に贈られると幸せになれるというジンクスが
友達の間でうわさになっていて(今でもポピュラー?)
20歳前後の3年は彼氏とお祝いしました。
懐かしく甘い思い出です。

あの頃のわたしは

家族より友達!
親より彼氏!

でした。

本人不在の20歳の誕生日。
元旦だというのにわたしは
親との時間より自分の人間関係を優先し
遊びに出かけてしまいました。

愛情をかけて育ててきた娘が
自分たちのそばから羽ばたいていってしまう現実。
父母は寂しかったかもしれませんね。

大人になった娘の行動に
いつまでも規制をかけるのも違うだろうと
葛藤しながらも子離れしていくことを誓う
切ない元旦だったのかなぁと思います。

ママにとって
わが子の誕生日は成長の節目です。
子育てのイライラをひととき忘れ、
生まれてきてくれたことへの感謝とともに
ほっこり幸せな気持ちを思い出します。

ランドセルを背負っても、
中学生になって身長を抜かされても
高校生になっても、何歳になろうと、
ママにとってはずっと大切な自分の子どもであり、
守っていきたい存在であることに変わりはありません。

ママが子どもの成長を一方的に祝う誕生日は、
20歳を機に、子どもがママに向けて
産み育ててもらったことを感謝する
誕生日へと転換されていくのかなぁと思います。

これから先は今まで以上に
ママは子どもを大人として認め、自立を促し、
子どもは、ママの想いを受け取ります。

いろいろあった20年を振り返ってみました。

わたしは子育てに成功したのかな?
それとも失敗したのかな?

すずは、小さい頃からクールで大人びた子でした。
お友達と比べて(大人都合で)しっかりしていたので
いつも周囲のママたちから
「すごいね」って褒められていました。

ところが、小学校5年生ぐらいから
雲行きが怪しくなっていきました。
次第にママの言うことを聞かなくなっていき・・・

中学生の頃には、
わたしの思い描いた理想の母娘像は
見事に打ち砕かれました。
予定外の激しい反抗期に愕然としました。

物事への取り組み方も、思考のパターンも
わたしとはまったく違うことだらけ。

わが娘なのに何を考えているのかまったく理解できず、
ただただ腹が立ち、苛立ち、
わたしはどこで方向性を見失ったんだろう?
と落ち込みました。
自信喪失。ほんとに辛かったです。

わたしはあのとき
「子育てを失敗した」と思ったけど、
子どもがどう育てば
成功したと言えるのでしょうか。

反抗期もなく、
ママの言うことをよく聞き、いつも笑顔で、
勉強もスポーツもがんばり、
よい高校、よい大学に進み、
順風満帆なエリートコースを進むことでしょうか。

すずは、大学在学中に妊娠し、
先日若くしてママになりました。
それは、子育て失敗でしょうか?

ひとつ上に
現在大学3年生の兄がいますが、
彼は一流大学に通っています。
それは、子育て成功でしょうか?

1人目・2人目育児では、
まだまだわたしはママとして未熟でした。

周りにママの子育てに
よくも悪くも影響されてばかりで
無駄に習い事をさせたり塾に行かせたりしました。

それがママとしての責任だと思っていたし
わたしがちゃんとしないといけない
と考えて子どもを思い通りのレールに乗せ、
思い通りに行動させて自己満足していました。

習い事も、塾に行かせたことも、
高校大学の選び方も、
ほんとにそれが成功だったのかは
子ども本人に聞いてみないとわかりません。

すずいわく、
昔のママはいつも眉間にシワを寄せていた。
それ見てると私も笑顔にはなれなかった。
ママ本位の塾なんて、なんの役にも立たんかった。
お金捨てただけやな!!笑

成績はよくても
社会で生きていく力を身につけてあげられなかったら
子育てはうまくいったとは言えないかもしれないし、

成績は悪くても
いつも笑顔で人の気持ちをしっかりと感じ取り
社会で生きていく力を身につけてあげられたら
子育てはうまくいったのかもしれません。

結局のところ、
何が成功で何が不成功なのか・・・
よくわからないけど

20歳になったとき、
『子どもが笑顔で過ごせている』なら
少なくとも、

子育ては失敗ではなかった!

と思います。

子どもが育っていく過程で、
言うことをきかなかったことも、反抗期も、
それだけ自分の気持ちを表現できるようになった
ということですよね。^ ^

同じ親から生まれ、
同じように育てられたきょうだいでも
まったく違った人格を形成することを
今、身をもって実感しています。

他の子の育ち方は、
人間形成のモデルパターンのひとつでしかありません。

全員がまったく違う!
びっくりするほどまるで違う!
なんで?
でも違う〜!

それが11人育ててきて得た結論です。

自分の思い通りに育たなかったという思いは、
子育てに失敗したのではなく
ママの自分本位な期待が
敗北感を招いただけなのですね。

娘よ、20歳おめでとう。
ママはあなたからいい意味で
どんどん距離を置かせていただくわ。

笑顔いっぱいで、
毎日幸せそうに子育てしている
すずを見ていると

わたしの子育て、成功やん!

と思います!

人生の節目、20歳の誕生日。
でも、ぶっちゃけ、
20歳より1歳の誕生日のほうが
感慨深かったかもしれん・・・(すまん笑)

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