HISAKOブログHISAKOブログ
2021.08.27

床や壁に頭ゴンゴン打ちつける赤ちゃん。大丈夫?

息子は現在生後11ヶ月。
まだハイハイやつかまり立ちはしませんが
身長体重はいい感じに増えており、
彼なりに成長してくれていると感じています。

もともと保育士ということもあり、
育児はたくさん悩みながらですが、
毎日ボチボチと過ごしており、
まぁこんな感じでいいか・・・と
張り詰めずにやれている方だと思います。

そんな中で悩んでいるのが、
息子の頭打ちです。

9ヶ月頃から少しずつ壁にゴンゴンとリズムを
楽しんでいるような頭打ちが始まりました。

今は、私が料理をしているときに
かまってほしくてゴンゴンしています。

夫がいるときは一緒に遊んでくれたり
私も家事をしている時間は
気が紛れるように息子の好きなテレビをつけながら
ときどき声をかけたりしているのですが

ゴンゴンがおさまる様子はなく、
一人遊びのときにも窓にゴンゴンしたり、
私が顔を近づけると
わたしのおでこにもコツコツしてきます。

さらに、気に入らないことがあると
床に突っ伏してゴンゴン!

ネットで頭打ちについて調べましたが、
コツコツとリズムを楽しんでいるともありましたが
その一方で『愛情不足』とも
書いてあってショックでした。

今まで保育士をしてきた中で
頭打ちをする子は見てきました。

でもいざ自分の子となると
ショックでたまりません。
毎日一緒に過ごしているのに・・・

今まで「まぁテキトーで」のスタンスで
育児をしてきて
機嫌良く遊んでいるときは私も休憩で
スマホを見ているときは多かったです。

むしろ息子が「スマホ見るな!」
アピールをして怒っていても
見続けていることがありました。

遊ぶときは一緒に遊んで
私なりに愛情を注いできたつもりですが
息子には、どこか寂しい思いが募っていたのですかね・・・。

頭打ちをしているときに
ダメ!と叱るとストレスになる、
すぐ抱っこしたりしると、抱っこ=頭打ち
になってしまう、とネットであったので

ゴンゴンが始まったら少し様子をみたり、
声かけで気分を紛らわせたり
抱っこしてみたりと
その時々で対応を変えています。

自分から自然にやめるときもあれば
私と触れ合い満足したら
再びおもちゃで遊び始めることもあります。

HISAKOさん、子どもの頭打ち、
またその対処法があったら教えてほしいです!!

↑↑↑

赤ちゃんの『ヘッドバンキング』と呼ぶ現象。
珍しいことではありません。

さまざまな脳の機能が未熟で不安定、
アンバランスであるために
脳への感覚刺激が多すぎたり少なすぎたり
することが原因ではないかと言われています。

刺激が足りないときは、
刺激を自分で補充するために
体を打ちつけたりして刺激を脳に送り、
心地よい感覚、音を楽しみます。

逆に刺激が多すぎるときは
外部からの刺激を遮断する必要がありますよね。

例えば注射の前に
針を刺す部位をパンパン叩いて
刺激を送ってから
どさくさに紛れて一瞬で注射しちゃえば
痛みを感じにくくなる

蚊に刺されてかゆい部分を
爪の型をつける刺激でかゆみをごまかす

・・・ってことがあるように、

外から来る刺激を遮断するためには
あえて自分で余計な刺激を作っちゃえば
そっちに意識が向くため、外からの刺激に影響されずに
済むわけです。

それが、乳児期後半の赤ちゃんのヘッドバンキング。
一見、自傷に見えるので慌ててしまいますが
ちゃんと意味があるのですね〜。

さらに1歳前後から見られるヘッドバンキングは
気にいらないことがあると壁や床に
頭を打ちつけるという

言葉がまだ十分に発達していないので
思ってることがうまく伝わらなくて
イライラするんでしょうね。

大人でも、自分の気持ちを
必死に相手に伝えても、伝えても
微妙なニュアンスを理解してもらえないと
「そうじゃなくてー!もうっっっっ!!!」って
地団駄を踏みたくなりますよね。

言葉で伝わらないなら
体で気持ちを表現だー!( *`ω´)
ってことだと思います。

子どものつたない言葉や表現力では
到底、相手に細かいことが伝わるはずもなく・・・
それがヘッドバンキングとなって現れますが

言葉の理解ができてきたり
言葉で表現ができるようになると
自然に減ってくるのでとくに何も対応しなくて
大丈夫です。

さて、一部ネット情報によく書いてある

ヘッドバンキングは親の愛情不足などで
「寂しい」「もっと構ってほしい」の
赤ちゃんのSOSである、という説について。

育児環境によるストレスによっても
ヘッドバンキングが生じることは
ないわけではないでしょうけど

よっぽど、誰がどう見ても
ヤバいよ、それ・・・というレベルでの虐待でない限り、
ヘッドバンキングと愛情不足を
関連づけて考える必要はないと思います。

・・・というか、
そこ、つなげて考えちゃいけない!

子どもの気になる仕草を
なんでもかんでも『育て方の問題』と関連づけて
説明するのはほんとやめてほしい。

その人なりに
愛情こめてそれぞれ子育てしているのに、
「育て方が・・・」とか
「あなたの接し方が・・・」とか
書かれたら、

ママならみんな、
ドキッとしてしまいますよね。

一生懸命やってるつもりだけど

「もしかして自分のせいじゃ・・・」
「ママ失格かも・・・」と
不安になりますよね。

かんぺきな子育てなんて誰もできません。
そもそも何をもって「かんぺき」なのかも
よくわかりませんが。

ときには子どもの欲求よりも
自分のしたいことを優先させることだって
あっていいのです。
子育てはメリハリなので、それでいいんですよ!

あ、また頭ゴンゴンやってるな~と思ったら
抱っこしてみるのもよし。

でも怪我するほどでもないかなと
思ったら、放置してみるのもよし。

ポイントは、
ヘッドバンキングを重大案件にとらえないこと。

対処法の正解も不正解もとくにないので、
ママの直感で、そのつど動いてもらう程度で
ぜ~んぜん、OKです!

そのうち絶対しなくなるんだから。

大きな器で見守りましょう!

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