HISAKOブログ

育児で悩んでいるあなたへのアドバイス(1)

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12人の子どもたちとともに歩んできた22年間。
第1子が生まれたのはつい最近のことだと錯覚してしまうほど
無我夢中の四半世紀でした。

12人もいたら、
嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、
それはそれはいろんなことがありました。
(今も現在進行形)

感情という感情を
毎日毎日、ここまでフルに使いまくることってある???
と自分でも感心してしまうぐらい
泣いたり笑ったり怒ったりの
感情のコラボレーションが繰り広げられています。

22年間、経験を積んで学んだことは
いろいろありますが

その中でも、
子育て歴15年以上になって、

「そうか、そういうことだったのか!
やっとわかった!

悟ったことがあります。(遅)

わたしにその気づきを与えてくれたのは、
自閉症スペクトラムの娘、ななちゃん(中1)です。

彼女は物事の捉え方が独特なため、

え?そこで怒る?
え?そこで固まる?

子どもが生活の大半を過ごすのは家庭です。
親であるわたしが一番の理解者になれたらいいのですが、
彼女の頭の中を理解するには一筋縄にはいかず
日常生活の困り感を軽減するために
これまでわたしは試行錯誤の連続でした。

発達障害でも、そうじゃなかったとしても、
どんな子どもを育てているにせよ、親が

「なぜ子どもに
そのように関わることが好ましいのか」

という意味や具体的な方法を理解できていないから
子育てで無駄に悩むことになり、
親子関係を築く上で効率が悪くなるのです。

ななちゃんを育てる上で
『ペアレントトレーニング』というものを
学びました。

もともとは知的障害、自閉症スペクトラム、ADHDなど
発達のデコボコを抱えている子どもを育てている親が
子どもへの有効な関わり方を学び
家庭でも心がけていくことで
療育の効果をより効率的に引き出すために開発された
プログラムです。

・・・と、説明されると

定型発達児を育てている自分には
関係ないかな、と思ってしまうかもしれませんが

関係なくないですよ〜!!
ペアレントトレーニングの基本的な考え方は
知っておいて損はない!

ごく一般的な
いわゆる『普通』と言われる子どもを育てているママでも
子育てに悩みは尽きませんよね。

みんなが
「楽しく子育てしたい」
「前向きな関わり方ができるようになりたい」
と思っているはずです。

子育ての方法を具体的に学び
実践を繰り返し、
多くのテクニックを身につけることで
親の子どもへの対応が変わります。

親が変われば子どももいい方向に変わります。
おのずと親子関係はよくなり
子育てが楽しくできるようになります。

ただ、改めて専門機関で講義を受け
ペアレントトレーニングを学ぶとなると
それなりの時間とお金がかかります。

それって、
ちょっとハードルが高い・・・
と思うんですよね。(^◇^;)

なので、現在わたしが
自閉症スペクトラムのななちゃん、
そして他の子どもたちへも応用し、
意識的に実践している
ペアレントトレーニングを使った関わり方を
ご紹介したいと思います。(前置き長いな〜)

子どもの問題行動→親は子を叱る
→お互いにストレス→親子関係悪化

この悪循環、
よくあるパターンですね〜。

親が子どもをほめる→問題行動が減る
→親も子も楽になる→親子関係改善

こうなるのが理想ですね!

わたしがペアトレを軸として
現在心がけているのは

『子どもの好ましい行動をほめて
好ましい行動をどんどん増やしていく』

これって、発達障害児の子育てだけではなく
すべての子どもに関わる大人におおいに役立つ
基礎となる考え方だと思います。

人の起こすアクション(行動)は、
次の3つの要素が絡み合って
成り立っています。

1)先行状況
2)先行状況によって引き起こされる行動
3)その行動に与えられる結果(次の先行状況)

例えば学校で・・・

給食で、ななが大嫌いなもずく丼が出た(先行状況)
ブツブツ文句を言い始めた(行動)
クラスの友達がななをチラチラ見てきた(結果)

みんなの冷ややかな視線を感じ(先行状況)
ついに耐えきれずもずく丼を床に投げつけ(行動)
先生が力づくで止めに入る(結果)

こうなるともう、

もともと何が嫌だったんだっけ?(もずく丼です)
怒りの元凶が何だったのか(もずく丼です)

本人もわからなくなって、ただただパニック。

例えば家で・・・

リビングで弟妹が騒いでいた(先行状況)
聴覚過敏があるななは「うるさい!」と
弟妹に殴りかかり(行動)
弟妹が号泣する声にさらにイライラ(結果&先行状況)
さらに暴力エスカレート(行動)
ついに「やめなさい!」とわたしが止めに入り
ななは自分を否定されたと感じ大爆発!(結果)

もともとは弟妹がうるさかった、
というだけのことなんですが、
最後の大爆発の原因は、弟妹のことではなく
ママに否定されたことが嫌だった!
に、すり替わっていますよね。

子どもの『行動』を受けて
親や先生たちが与える『結果』を
これまでとは違うやり方に変えることが
大きなポイントになります。

つまり、大人の関わり方ひとつで
悪循環からよい循環へと
切り替えていくんですね。

まずは、子どもの行動を3つにわけます。

「好ましい行動」ーあいさつができる、ルールを守れるなど
「好ましくない行動」ー騒ぐ、ぐずる、屁理屈をいうなど
「許しがたい行動」ー人への暴力、暴言、物を壊すなど

わたしたちは普段、
子どもの行動を大きなまとまり(場面)で
とらえています。

「弟妹が騒いでいて暴力をふるった」

これはひとつの『好ましくない行動』
のように見えますが
実際には・・・

弟妹に「しずかにして」と言葉で伝えた
それでも騒ぎ続けたため
「静かにして!」と再度言葉で伝え、
それでも状況が変わらなかったため
最終的に弟妹のおしりを蹴った。

お尻を蹴るまでのストーリー。
そうです、結論に至るまでの過程があるんですね!

その過程を細かく分けて考えていくと・・・

静かにしてと、落ち着いて伝えることができた。
再度「静かに!」と伝えることができた。
蹴ったけど、けがにつながらないおしりを選択できた。

『許しがたい行動』だと思われる一連の流れの中に
よくよく観察すると
『好ましい行動』が3つも隠れているではないですか!
まぁステキ〜♡

このように、
子どもの行動をよく観察し、
細かく分類してみると

たくさんの「好ましくない行動」や
「許しがたい行動」の中に
見過ごしていたたくさんの
「好ましい行動」が発見できるんですよ!

好ましい行動は見つけたら間髪入れず
オーバーアクションでほめたり、

もしくは、笑顔で
「あなたのその行動にママはちゃんと気づいているよ!」
ということを伝えます。

好ましくない行動は見つけても
すぐに反応しません。

ちょっと待ってから
ななが自らクールダウンしたところで

「今さ!
危険な顔とかじゃなくて
安全なお尻を選んで蹴ったよね?
案外冷静~!
さぁごはんにしよか!」

そして、ハイタッチ!

蹴るのはいけないことなので
ママとしては瞬時にやめさせたい。
なのでつい否定してしまいそうになります。

「ダメ」
「いいかげんにして!」
「何度言わせるの!」
「もう知らないから!」

その行動に至るまでの過程に目を向けず
最終的な行動にのみママが反応すればするほど
子どもは「わかってくれない」という気持ちになり
反抗的な好ましくない行動を増やしていくだけです。

こうなるともう、
ただの低レベルな親子喧嘩ですよね。
お互いイライラして言わなくていい暴言まで
吐いてしまい・・・
何やってるんだか・・・悪循環です。

「好ましくない行動」には
いい意味でスルーするのが一番です!
グッと耐えて、見ないふり。聞こえないふり。

極力反応せず
少し落ち着いた段階になるまでひたすら待ちます。
テンションが下がってきたのを見計らって
ここぞと笑顔を向けて
「さぁごはんにしよか!」
まったく別の話題を振ります。

スルーっていうのは、
わざわざそれに注目しないということです。

子どもの存在そのものを否定したり
無関心に放置するのとは違います。
素知らぬ顔で好ましい行動に切り替わるのを
『じっと待つ』状態ですね。

で、好ましい状態が出たら
間髪入れずに「ほめる」を実行します。

ほめられたら誰だって嬉しいはずです。
人はみんな認められたい生きものだから。

子どもは親や先生にほめられることで
「好ましい行動」が増やしていきます。

ほめられる=「認められている」と感じ、
それに類似する行動も増えていきます。

自分は認められている!
と感じることが
ちょっと気が向かないことでも
がんばってみようかな?という
原動力になっていくのです。

では、ほめるって
具体的には何をすればいいのでしょう。

ほめる=「えらいね」「すごいね」
それだけじゃないですよ!

ほめるとは、
いろんなバリエーションで
子どもを肯定する声かけをすることです。

わたしがななに
「顔ではなくおしりを蹴ったよね」
と伝えたのは、

ママはその行動に気づいているよ!
を伝える肯定の声かけです。

彼女がした好ましい行動の
見たままを言っただけで
「すごい」「えらい」は言ってません。
ほめるってそういうことだと思います。

また、
「蹴る前に、静かにしてと
まず言葉で伝えてくれたから
ママはわかりやすかったよ。
ありがとね~」

何がありがとうなんだ?!(笑)
ちょっと無理矢理だったとしても。

「ありがとう」と感謝されることは
どの年齢でも子どもたちは嬉しいはずです。

よくない行動をやめさせたくて
否定的な言葉がけをすればするほど
よくない行動は増えてしまいます。

だから、好ましい行動のときに
肯定的な言葉をこれでもか!ってほど投げて

好ましくない行動には
スルーで注目しないようにして
その行動をこれ以上増やさないように
仕向けるわけです。

つまり、子どもの好ましくない行動には
めくじらを立てない!
同じステージで無駄に戦わない!

これに尽きます。

後半へつづく。

 

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