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2015.09.11

赤ちゃん筆

大切な赤ちゃんの成長を
ひとつでも多く思い出に残したい!
ママならみんながそう思います。

妊婦時代のエコー写真や動画から始まり、
赤ちゃんの手形足型、
へその緒
抜け落ちた乳歯
子どもの描いた絵・・・

ママにとっては
そのすべての瞬間が、
宝物になりますね。

赤ちゃんの思い出を残す記念品の1つに
「赤ちゃん筆」があります。

日本では昔から
生まれた赤ちゃんが健やかに成長するように、
頭脳明晰に育つように、字がうまくなるように、
という願いを込めて
赤ちゃんの髪で筆が作られていたそうです。

ばぶばぶでも
赤ちゃん筆を作りたい!と
髪を伸ばしている子たちがいます。

でもいざ作ろうと思ったら
5cmぐらいの長さが必要で、
盲点は、長さよりも
その量!!

一般的な毛筆を思い出すとわかると思いますが
量がけっこういるんですよね〜。

赤ちゃんは頭のすべての髪が
均等に伸びるわけではなく
落ち武者風だったり
前髪ばかりがソフトモヒカン風に伸びたり、
部位によって伸びるペースが違います。
そして髪の密度もそれぞれ。
頭皮スケスケの密度だと
長さがあっても残念ながら
筆には至りません〜。

赤ちゃんの毛の量は個人差が大きいので
筆を作りたくても
筆どころの話じゃないよね〜アハハハ!
っていう
ハゲっぷりの子もいます。

伸びない子は3歳ぐらいまで
さっぱり伸びず
男の子はそれでもいいとしても
女の子は七五三に間に合うのか?!
って心配になりますが、
大丈夫大丈夫、
いずれは必ず伸びますから〜。^ ^

筆には、妊娠5ヶ月頃から生えている
「胎毛」を使います。
胎児は皮膚も薄く、内臓器官のすべてが未熟です。
だからおなかの中では、
全身に産毛のような毛を生やすことで
さまざまな刺激から発育途上の身体を守っています。

臨月になれば
身体はほぼ完璧にできあがり
外の世界に出てもしっかり生きていけるように
なるので、胎毛は必要なくなって
ほとんどが抜け落ちますが、
例えば早産だったり、未熟児ちゃんだったりすると
全身の胎毛が濃いまま生まれてくることも
多いです。

身体は全部が大切だけど
なかでも重要なのは、なんといっても「頭」ですよね。
成熟児であっても
頭だけは胎毛が抜けずに残っている傾向が高いです。
もちろん個人差があるので
黒々フサフサで生まれてくる子もいれば
薄毛ちゃんで生まれてくる子も。

生まれたときはクリクリのくせ毛だったのに
成長し髪が伸びてきて散髪したら
直毛に変わってしまった、という子や

色素のほとんどない透明感ある色だった髪が
次第に真っ黒に変化したり。

胎毛はおなかの中にいた胎児時代の名残の
二度と生えてこない貴重な髪であり、
誕生後、はじめての散髪後に生えてくるのが
その子本来の「頭髪」なのですね。

だから、赤ちゃん筆では
「頭髪」ではなく、
生まれたときに生えている髪「胎毛」を
使って作られます。

先端が自然に細くなっていることからも
胎毛は筆に適しているそうです。

赤ちゃんの筆は
親が子どもへ注ぐ愛情のひとつの形だと思いますが

愛情の度合いは、豪華なモノで評価されるわけではないし
子どもの成長を記録として残す方法は
人それぞれでいいと思うんです。

わたしのおすすめは
胎毛が伸びてきて
いよいよ散髪というときには
切った髪をまとめて(まとめるほどナイ場合もありますが)
真ん中を糸でギュっと結びます。
上から可愛く細めのリボンをかけます。
それをへその緒と同じように木箱に入れて
思い出にします。

お金はほとんどかからない方法だけど
愛だけはたっぷり。
それで十分じゃないでしょうか?

胎毛がくせ毛だったりすると、赤ちゃん筆の場合には
細工を施して直毛にしてから筆にしたり
するんですが、くせ毛もそのまま
ナチュラルなまま
とっておくことに意味があるような気がします。

ちなみにわたしは、子ども本人に
それをあげるつもりはないです!
自分だけの自己満足。
それでいいんです^ ^

もしも胎毛で作った筆をプレゼントされても
わたしだったらどうしていいかわからないです。
親の気持ちは嬉しいけど、
髪で作った筆なんて
もらっても正直困っちゃうー(笑)

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