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2015.12.28

お正月の授乳に気をつけて

ばぶばぶは
12月29日〜1月3日まで
お休みをいただきます。

お正月は実家に帰省したり
旅行に出かけたり
イレギュラーな数日になるご家庭も
多いかと思います。

赤ちゃんは、なーんにも考えていないようで
実はめっちゃ賢いです。

場の雰囲気、
そこのいる人たちの空気感、
実に敏感に感じ取ります。

ばぶばぶでも
個人差はありますが
『そとづら』を披露してくれる赤ちゃんは珍しくなく
家では床に寝かせた途端に
「だっこしろぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!」
とギャン泣きモードに突入するくせに

ばぶばぶでママがおっぱいケアを受けている間、
家にいるときとは別人のごとく『イイ子ちゃん』で
待っていてくれたりします。

いつもはこんなんじゃないんですよ。
家では
「泣いてるか、」「寝てるか」「飲んでるか」
3つのパターンしかないんです!

おとなしく泣かずに起きてる
なんて、この子の行動パターンとして
まず見たことないです。

あ〜〜
いつもこうだったらいいのに!!

ママは自宅とのギャップに驚くやら
呆れるやら。

でも、そうなんです!

子どもは、たとえ赤ちゃんであっても
見知らぬ場所では様子をじっと伺うという
なかなか高度な技をやってのけます。
大人が思っている以上に
賢い生きものなのだと思います!

いつもと違う場所、
いつもと違う雰囲気、
気になる音、
人の気配、

ほんの些細な刺激に
赤ちゃんはちゃんと反応できるのですね。

おっぱい星人のくせに
授乳時間がきても欲しがらず
6時間も授乳間隔が開いてしまったり

飲んだとしても
「いつもと違う」に、
真面目に満腹までおっぱいを飲まない赤ちゃんたち。

生後3ヶ月ぐらいからその傾向がありますが、
片乳3分で真面目に飲むのをやめてしまい
音のする方を向いてみたり
手足をバタつかせたりのけ反ってみたり。

指を口に入れて遊び始めたり
ニコニコしてばかりで
まったく飲んでくれなくなったり。

片乳3分だと、どんなに上手に飲める赤ちゃんでも
腹5分目程度しか飲めていません。
おなかいっぱいじゃないのに、
どうしてそんなにゴキゲンなのか?!
ワケわかりませんが、
赤ちゃんってそんなモンなんです。

このパターンではつい、
ママは片乳授乳で終了!にしてしまいがちですが、
意識して両乳飲ませるようにしてください。

片乳だけで終わると
飲ませなかった側のおっぱいは必ず悲鳴をあげることに
なります。
「乳腺炎にならなければいいかー」と思うかも
しれないけど、授乳を1回とばしてしまった側のおっぱいは
診せてもらうと明らかに古い新鮮ではない母乳が
溜まっていて、赤ちゃんにとって栄養的にも味的にも
決して好ましいとは言えない状態になっています。

片乳授乳を繰り返すことで
だんだん蓄積的、慢性的に母乳の質が低下し、
いずれママの体調がイマイチのときや
疲れが溜まっているとき、
睡眠不足やストレスなどが相まって

ドッカーン!!!

限界を迎えたおっぱいさんが
大噴火〜〜〜 ←乳腺炎ですね

お正月、パパのご実家に帰省される予定の
1歳未満のおっぱい星人のいるママに
お願いがあります!

・ママは周囲に気をつかい、疲れる
・ごちそうを食べる
・赤ちゃんは場の空気に押されて
・外面モードに入る

赤ちゃんはあまりおっぱいを欲しがらず
授乳リズムが狂う
おっぱいトラブル勃発!!

お正月明けのおっぱいトラブル、
毎年本当に多いんです!

ちなみにママ側の実家だと
ママが気を遣わずにすむので
気兼ねなく授乳ができますね。
ごちそうを食べたとしても、精神披露と授乳リズムの乱れが
なけてば、たぶんおっぱいは無事でしょう。

なので

お正月に帰省予定の片!
赤ちゃんがいつものように欲しがらなくても
頃合いを見計らってママのほうから
「飲んでねー」誘導をお忘れなく。

また、あまり飲むことに執着のないタイプの
落ち着きのない赤ちゃんには
静かなシンプルな内装のお部屋で
集中して飲めるような工夫ができると
いいですね。

両乳飲ませることも
意識してね!

年始早々の
おっぱい大噴火事件を
免れますように〜。

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