HISAKOブログ

(1)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

baby 01 1 - (1)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

ママ 身長150cm 体重42kg
パパ 身長170cm 体重49kg

小柄な2人から生まれてきた3人の子どもたちは
全員とても小柄です。

基礎疾病や授乳方法の問題など、
発育不良を引き起こす原因が見当たらない場合でも
体重の増え方がとても緩やかな赤ちゃん。
決して珍しいことではありません。

こういうケースでは
保健センターの集団健診で必ずといっていいほど
問題視されます。

『健康なのに体重が増えない』

本質はそうであっても、

『体重が増えない』

体重の数値だけがクローズアップされ、
繰り返し身体測定に
足を運ぶことを強要されます。

赤ちゃんを取り巻く背景を配慮した
適切な発育評価もされないまま
正しい判断、正しい指導がもらえない身体計測に
いったいなんの意味があるのか、疑問です。

赤ちゃんなりの発育を喜び、
奮闘するママの姿に寄り添う声かけをすべきの
集団健診の場で、

まるでふるい落とすような言葉がけ、
落ち込み自信喪失するママたちの姿を
たくさんみてきました。

ママのがんばりを支持するどころか、
無責任な批判、ダメ出し、袋叩き・・・
言われた側からすれば、大きなショックです。
気持ちが折れてぺしゃんこになってしまいます。

『健康なのに体重が増えない』

3兄弟のお話を元に、
6回シリーズで小柄赤ちゃんの発育評価について
解説してみたいと思います。

baby weight - (1)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

小さく生まれたかなでくんは、
まず3ヶ月健診で
「体重増加不良」を指摘され、
発達相談に回されました。

毎月、保健センターに出向き
身体計測の繰り返し。

保健師さんには、計測するたびに
「小さすぎる」と首を傾げられました。

「おっぱい出てないんじゃないですか?」

助産院に通って、
月に1回必ずおっぱいの状態を診てもらっているし、
かかりつけの小児科でも「小さめだけど元気だね」
って言われてます!

ママは必死に訴えましたが、

「う〜ん・・・でも、
この体重は心配・・・」

の、一点張り。

挙げ句の果てに、
「他の病院に行ってみようと思わないんですか?」

ママが信頼して通っている
小児科、助産院なのに!

発育のフォローをしてもらう場所として
両方、不正解だと言うことでしょうか?

「では、『心配』っていう部分を、
もっと具体的に教えてもらえませんか?
どこがどのように心配で、
どこがどのように問題なのですか?
どうなればOKなのですか?
そして、その理由、根拠は?」

ママは食ってかかりました。

返ってきた答えは
「わたしは医者じゃないので、
それはなんとも言えません」

それ、答えになってへんよ!
科学的根拠もない、曖昧で適当な発言・・・
そんなアドバイスの何をどう聞けばいいって
いうのでしょうか。

ママのことを納得させる説明をきちんとできてこそ
プロフェッショナルでしょ!

ママの叫び、
ごもっともだと思います。

わたしはかなでくんを生まれてすぐから
ずっとみてきました。

かなりの小柄さんであることは間違いないですが、
発達はいたって良好。
同じ月齢の赤ちゃんよりすべてにおいて
早かった記憶があります。

おっぱいもたくさん飲み、
順調におしっこうんちも出ていました。

元気いっぱいに手足を動かし、
パワフルに泣き、
とびっきりの笑顔を見せてくれていました。

わたしが、
かなでくんにまつわるたくさんの情報から
導き出した体重評価は、

『彼の体重の軽さは単なる個性であって、
なんらかの問題から引き起こす
深刻な体重増加不良とは異なるものである』

でした。

1歳0ヶ月時、
とうとう保健師から、
大病院で血液検査を受けた方がいいと
言われました。

そして極めつけ、
怪訝な表情で

「お母さん、ちゃんとごはん食べさせてます?」

・・・マジですか
そういうこと、平気で聞くんですね・・・

ママは怒りを通り越して
悔しさと悲しさ、みじめさでいっぱいになりました。

1歳2ヶ月時点、
かなでくんの食事量は少食のOLさん並みでした。

ごはんは子ども茶碗に山盛り×おかわり
おかずは2〜3品×必ずおかわり
野菜、たんぱく質、炭水化物、
バランスよく食べていました。

それでも、体重増えないんですよね・・・。

保健師さんに日々のメニューを伝えたところ

「そんなに食べるのなら
普通は増えるはずですよね?
おかしいなぁ
病気じゃないですか?」

・・・え。
そうくるか・・・。

かなでくんはただ小さいだけ。
どう考えても健康。
実際、風邪ひとつ引きません。

ちょっと早めに生まれたことや、
パパママの体型を考えると
大柄になるはずがないんです。

ママは体重以外の材料を保健師さんに
懸命に伝えようとしましたが聞く耳なし。

とにかく、
かなでくんの体重だけに注目して
ただただ眉をひそめるのでした。

あまりにもしつこく責められるので根負けし、
かなでくんは保健センターから紹介された
総合病院を受診しました。

小児科の先生はかなでくんを診て

「なんで来たの?」
と、苦笑い。

なんでって!!
行け行け言われたから来たんやん〜!

「今の年齢だとまだ成長ホルモンの検査もできないしね。
ただ小柄なだけで健康だと思うけどねぇ・・・」

と言われつつ
(だから元気や、ゆーとるやんけ!)
一応、せっかく来たからということで、
お約束の血液検査を実施。

1歳児の採血って本当にたいへんです。
看護師さんに羽交い締めにされ、
小さなおててに針を刺され
処置室から響いてくる泣き叫ぶ息子の声に、
このときばかりはママも涙ぐんでしまいました。

もう、ほんと何をしているんだか・・・。

結果はもちろん
健康優良児でした。

かなでくんは5歳になった今も小柄です。

だけど保育園でインフルエンザが流行る中、
クラスでたった3人だけの生き残り組に
入るというほどの病気知らずです!

 

 

(1)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

(2)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

(3)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

(4)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

(5)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

(6)体重が増えない赤ちゃんの発育、どう評価する?

 

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