HISAKOブログ

分泌過多のおっぱい

toraburu 1 - 分泌過多のおっぱい

生後6ヶ月おうちゃんのママ。

出産直後から本当によく出るおっぱいでした。
前向きな言い方をすれば「よく出るおっぱい」だけど
視点を変えれば「分泌過多」

出ないママからすれば、
出すぎるおっぱいはうらやましいかもしれないけど、
当事者にとっては
もう母乳やめちゃおうかな・・・と考えてしまうほど
切羽詰まった辛い悩みです。

おうちゃんのママも、
ちょっとでも授乳間隔が開くと
収拾のつかないしこりがおっぱいのあちこちにできたり、
真っ赤に腫れ上がる乳腺炎を繰り返したり、
乳管が詰まって母乳が出なくなったり、
トラブルが絶えませんでした。

多いときには、1週間に2回、3回も
自分じゃどうすることもできない状態に見舞われ、
ばぶばぶに駆け込んでこられました。

多くのママたちのおっぱいは、
5ヶ月ぐらいになるとそれなりに学習し、
無駄に母乳を作ってタンクに貯めておく(溜まり乳)
ことをしなくなってきます。

赤ちゃんに吸われたときだけ分泌する
都合のいいおっぱい(さし乳)に変化して、
生後2ヶ月ぐらいまでのように、
短時間でおっぱいがカチカチになるようなことは減ってきます。

4〜5時間程度の授乳間隔があいても
苦痛を感じなくなっていくのが一般的です。

ですが、おうちゃんのママは
6ヶ月になった今もさし乳に変化する兆しがありません。

ちょっと油断をするとトラブルを繰り返すので、
間食なんてもってのほか、
和食メインの姿勢を頑なに崩さず、

昼も夜も、3時間以上は授乳間隔があかないように
アラームをかけて授乳を続けていらっしゃいます。

おっぱいによいとされることはなんでもしました。
身体を冷やさないように心がけ、
たんぽぽコーヒーを飲んでみたり、
ハーブティーを試してみたり、
ごぼうしにチャレンジしてみたり。

できることは全部やっているのに、
それでも・・・
やっぱりトラブルになってしまいます。

おっぱいトラブルの原因として

●甘いものや脂っこいもの(高カロリーなもの)を食べた
●乳管が細い
●身体が冷えている
●肩こりなどがあり身体の血流が悪い
●長時間の抱っこ紐
●分泌過多
(赤ちゃんの飲む量と母乳生成量のバランスがとれていない)
●授乳リズムの乱れ(間隔あけすぎ)
●赤ちゃんの遊び飲み
●低気圧
●月経・体調不良・疲労ストレス
●授乳のポジションが適切ではない

などが挙げられますが、

どの項目にも共通して言えるのは、

『母乳が乳房内に溜まり過ぎている』

という状態。

これを『うっ滞』と言いますが、
母乳が乳房内にうっ滞したまま放置されることで、
おっぱいトラブルが引き起こされます。

甘いもの脂っこいもの
→たくさん母乳が作られる

乳管が細い
→母乳が流れにくく溜まりがちになる

身体が冷えている
→母乳の循環が悪く溜まりがちになる

抱っこひも
→外出していて授乳リズムが狂いやすい&母乳が溜まる

分泌過多
→飲みきれないから母乳が溜まる

遊び飲み
→真面目に飲んでくれなければやっぱり溜まるよね

低気圧
→身体に水分を蓄えむくみやすくなる(母乳も水分なので同様)

月経
→味と量が微妙に変化するため赤ちゃん真面目に飲まない(溜まる)

体調不良・疲労ストレス
→血流が悪くなり母乳溜まる

不適切な授乳ポジション
→飲めない乳腺があるのでそこに古い母乳が溜まる

ほら、こうやって書き出してみると
上記すべて
『母乳が溜まる』状態なのが共通項なんですよね。

母乳分泌過多のママは
おっぱいトラブルの前兆である『うっ滞』を感じたら
できるだけ早く適切な処置を行うことが
肝心になってきます。

食事や水分制限をしたり、
おっぱいによいと言われるものを積極的に食べたりして
なんとかトラブルを回避しながら耐え忍ぶ
というよりも、

やはり、授乳の方法そのものに、
ヒントが隠れているのではないかと思います。

まず、夜中の授乳をとばさないこと。
母乳生成は授乳ホルモンが活発な夜間に劇的に増えるので、
赤ちゃんがスヤスヤ眠っていても、
起こして飲ませましょう。

白目をむいて飲んでくれないときは
自分で少し圧抜きをしましょうね。
ちょっとおっぱい軽くなったかな・・・?
のレベルでストップです。

このとき、くれぐれも搾りすぎないように。
むやみやたらと搾乳すると、かえって分泌過多が助長されて
トラブルを起こしやすくなるので注意しましょう。

万が一、眠りこけてしまい
おっぱいがギンギンになって目が覚めたときは
朝からいつもより回数多めに授乳をしましょう。

人によって、
おっぱいがカンカンになる間隔は
個人差が大きいです。

2時間で「助けてー!」になる人もいれば
4時間もつ人もいます。

自分がどんなパターンかを把握しながら、
カンカンに硬くなる少し前を狙って
授乳していきます。

2時間おきの人もいれば、3時間おきの人もいます。
あなたの母乳生産スピードと照らし合わせながら
授乳間隔を決めていってくださいね。

トラブルが怖いから・・・という理由で
そんなに張っていないおっぱいを
がむしゃらにどんどん吸わせるのはNG。

赤ちゃんが飲む量よりも生産量が上回っていて、
授乳のたびにおっぱいの張りが悪化していく場合は、
「なんかやばい感じ・・・」になってきた時点で
一度、おっぱいがフニャフニャになるまで両方を搾乳します。

そのあと、
フニャフニャおっぱいを赤ちゃんに飲ませます。

母乳には、前乳・後乳というのがあって、
飲み始めの母乳は脂肪分が少なくサラっとしているのに対し、
飲み終わりの母乳には脂肪分が豊富に含まれていて
高カロリー。

フニャフニャおっぱいから出てくる母乳は
紛れもなく後乳なので、赤ちゃんはたぶん
満腹になってご機嫌で眠っていくと思います。

そこからまた、おっぱいがパンパンになりそうな
直前を見計らって授乳。

「ヤバイ・・・」になったら、フニャフニャまで搾乳。
搾乳後、授乳。

これを繰り返します。

ただし、気をつけてほしいのが
フニャフニャになるまで搾乳するのは、
やりすぎる(回数が多すぎる)と分泌過多をさらに
促してしまうので注意してください。

1日1回までにとどめるようにしましょう。
1日1回以上搾らないといけないような状況に
なっているときは、通常の授乳の間隔が
あきすぎていることを示します。
もう少し間隔短めににしてみます。

これで、分泌過多は少しずつ
落ち着いてくるはずです。

分泌過多のおっぱいは、
授乳しようとすると射乳の勢いがよすぎて
赤ちゃんがむせて溺れてしまうことがあります。

この場合、横抱き授乳をするとおっぱいより赤ちゃんの
頭が低い位置になってしまうので、
重力の関係で、母乳が赤ちゃんめがけて濁流となって
押し寄せてきます。

できれば縦抱きにするか、
縦のままママがソファの背もたれに
もたれるような姿勢
(赤ちゃんがママの上に覆いかぶさるような感じ)
で飲ませると、母乳の沸き方が優しくなり
溺れにくくなります。

また、添い乳もオススメです。
ママが横になっている
(=おっぱいに重力がかからない)ので
射乳の勢いが抑えられます。

母乳の噴出の勢いがすごすぎるとき、
赤ちゃんが飲みきれずに苦しくて暴れたときは、
射乳が落ち着くまで待ってから、
もう一度吸わせてみましょう。

おうちゃんママの場合は
授乳時のポジショニングにはとくに問題はなく、
プロラクチン値(おっぱいホルモン)の分泌が
過多気味なのが根本的な原因なのかな・・・と
思っています。

それと、天気が悪い日に
頭痛や肩こりが起きやすいとのことで、
気圧の変化に身体が敏感なのも一因かな。

いろいろ頑張ってやってきたけど、
おうちゃんママ、心身ともに限界です。
がんばりすぎてガリガリに痩せちゃいました。
半年間よくがんばったと思います。

母乳育児は結果論。
限界を超えてまで、叱咤激励
ムチ打ってまで続けるものではありません。

ママが笑顔でいることがなによりも
おうちゃんが望んでいることだと思うから。

いろんなことを総合的に考えて
ちょっと早いけれど、
わたしは彼女に断乳を勧めたのでした。

分泌過多のおっぱいだから、
これから迎える断乳も、
かなりたいへんなことになりそうが、

その先にはきっと、
ゆとりある親子の時間が待っているから!

がんばろうね
おうちゃんママ!

 

amazon bar 638x81 - 分泌過多のおっぱい

marshomallow amazon bana - 分泌過多のおっぱい
pomelo amazon bana - 分泌過多のおっぱい

 

 

 

アーカイブ