HISAKOブログ

ミルクを足されまくった赤ちゃん

mi 272x405 - ミルクを足されまくった赤ちゃん

出生時3342g
生後3日目(最低体重)3175g
1ヶ月健診3833g

退院時の生後5日目には
1回直母量は10~15gで
足りていませんでしたが

「ひたすら吸わせれば出るようになるから」と
助産師に頻回授乳を勧められました。

ミルクは3時間ごとに多くても40ccまで
と言われ、1〜2時間ごとに直母をして
最初はミルクを指示された量、足していましたが
夜中は直母だけで寝てくれるようになってきたので
ミルクは昼間のみ5~6回になっていきました。

そして迎えた1ヶ月健診。
小児科の先生に体重増加不良を指摘され
「母乳が出ていないのでは?」
「こんなことでは赤ちゃんがかわいそう!」
と怒られました。

小児科医には、3時間ごとの直母のあと
ミルクを飲めるだけ足すよう言われ
そのとおりにしていたら、気づけば
1回ミルク量は120ccになっていました。

2週間後の再診では
体重は4953gと
劇的に増えていて
小児科ではOKサインが出ました。

でも、最近
飲ませても飲ませても
グズっていることが多くて全然寝てくれません。

パパはそんなわが子の姿を見て
「まだ足りないんじゃないか?」と・・・。

でも、1ヶ月の赤ちゃんに1回120cc以上も
飲ませたら、ダメですよね?

これ以上ミルクを増やしていいのか
もう、どうしていいのかわかりません!!!

———————————————————————————

生理的体重減少の生後3日目から
1ヶ月健診までの計算では
1日平均23,5g増。

小児科では体重増加不良を指摘されたようですが
WHOの示す体重増加基準では
新生児期の体重増加率は1日18~30g増で
OKとされています。

この赤ちゃんは、23g増だから、
WHOの基準を十分満たしています。

ということは、1ヶ月健診の時点では
決して『体重増加不良』とは言えないと思います。

入院中の直母量は1回10~15gでしたが、
その後、退院してから日々赤ちゃんは
どんどんパワーアップしていき
助産師の指示どおりにママも頻回授乳を
がんばってくれていたので
母乳分泌量は増えてきていたのではないかと
考えられます。

多くても1回40ccのミルク補足、
夜間は足さないとすると
40ccを1日5回ほどで
トータルのミルク補足は200cc程度です。

この時期の赤ちゃんは
1日に800cc程度を哺乳するので、

そう考えると
頻回でちょこちょこ飲み、1回直母量は少ないとしても
1日トータル500~600ccぐらいは
飲ませられているはずです。

以上のことから、
1ヶ月健診でのアドバイスとして
わたしだったら

頻回授乳を維持しながら
さらにミルクの回数を減らしてみましょう。
まずは母乳の分泌が比較的良好な
午前中のミルクから1回、また1回と
徐々に減らしていくよう促しただろうと思います。

けど、実際には
1ヶ月健診後からミルクをありったけ飲まされて
まだ満腹中枢もできていない赤ちゃんは
きっと胃の中がミルクだらけで
苦しくてたまらないのにさらに飲まされ

その結果、2週間後の再診では4952g。
なんと1日体重増加率は80gという
恐ろしいほどの体重の増えっぷりになってしまいました。

生後1ヶ月の赤ちゃんの体重は
前述したように1日18g増でいいんです。
それが80g増ですよ!
かわいそうすぎます。

そもそも1回120ccのミルクは
2ヶ月児、体重5300g以上の赤ちゃんの量です。
それをたった3833gの1ヶ月児に
飲ませたわけだから・・・

赤ちゃんはしんどかったことでしょう。
だから飲ませても飲ませても
グズって寝てくれなくなったのでしょうね。

急激な体重増加と、ミルクの足しすぎが
根本的な問題ならば
ミルクをやめて、頻回授乳のみに戻しましょう!
と言いたいところですが。。。

すでに1回120ccものミルクを足されている赤ちゃんは、
おそらく胃の容量が大きくなりすぎて
いると推測されます。

満腹中枢が未熟だから空腹度合いとは無関係に
パワー切れするまで泣き続けます。

なので、1回量を100ccに減量して
夜間のミルクを1回だけとばす、というところから
スタートしてもらいます。

泣いたらひたすらおっぱいだけで次のミルクまで
つないでもらいます。

それでいけるようになったら、
また1回、また1回とミルクをとばしていきます。

でももちろん、
胃が大きくなってしまった赤ちゃんは
不安定になって泣き叫ぶと思います。

日常化されていたリズムをいきなり変えられたら
パニックになるのは赤ちゃんでも大人でも
同じことですよね。

だから、ママが赤ちゃんの混乱した感情露出に
心が折れそうになったときは
遠慮なくミルクを足して
まずは深呼吸、ちょっと休みましょうね。

この赤ちゃん、
幸いにも、ママのおっぱい拒絶はしていなかったので
助かりました!

ミルクを足していても
頻回授乳を続けて、ゆっくりとミルクの回数を
減らしていければ
母乳の分泌は絶対に増えていきます。

そして赤ちゃん側も、飲むのがどんどん
上手になっていきますよ。

過剰なミルク補足をされていた
赤ちゃんのミルク減量は、とてもゆっくり、慌てずのんびり
進めていかなくてはならず実はとても難しいんです。

でも必ず、
この親子はナチュラルな授乳リズムを
取り戻せると思います!

同じように悩み、
必死に赤ちゃんに向き合っておられる
ママはたくさんいますよ!

最初から上手にできるママなんて
ほんの一握りだから。

ばぶばぶに来てくださってありがとう!
一緒にがんばりましょうね!

 

 

 

 

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