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2022.02.10

子どもとの信頼関係って何?

6ヶ月の男の子を育てています。
最近寝つきが悪く、
これまでの寝かせつけ方法では
寝てくれなくなりました。

しんどくてイライラし、
そのうち泣き止むだろうと
ギャン泣きの息子を置いて部屋を出ます。

それでも泣き止まず
とうとう耐えられなくなって
先日、夜中に1人で家を飛び出してしまいました。

帰ってみたら、息子は泣き疲れて
眠っていました。

こんなことをしているから
息子との信頼関係が築けないのだと
思います。

子どもとの信頼関係について
悩み始めたのは、ある本の
一節が心にひっかかったからでした。

その本の筆者は
娘との信頼関係は強固なものであると
断言できるそうです。

子どもとの信頼関係って
そんなに簡単に「ある!」と
断言できるものですか?

信頼関係って
特別なことをしなくても
勝手に築かれていくものなのですか?

正直私にはよくわかりません。

息子は好奇心旺盛で
ママである私にはあまり興味がありません。
息子に求められたと感じたことが
ありません。

そもそも、泣いている子を放置したり
時には怒鳴り散らすママを
息子はたぶん好きではないと思います。

その本にはこんなことも
書いてありました。

「子どもが泣いているのは
あなたを責めて泣いているのではなく
愛してもらえない自分を責めて泣いているのだ」

私には
「子どもが自分を責めて泣くのは
おまえのせいだ」と言われているみたいに
感じられました。

私がそうとしか受け取れなかった
だけかもしれませんが
世の中にはママを苦しめる言葉が
たくさんあるものだなぁと
切なくなります。

↑↑↑

どれだけあやしても
おむつ替えや授乳をしても、
何をしたって泣き止んでくれないこと、
ありますよね。

赤ちゃんが泣き疲れて眠るまで、
泣かせっぱなしにしておくしか
ないときもあります。

少なくとも、赤ちゃんは
「愛されない自分を責めて泣いてる」
わけじゃないと思います。

だって、6ヶ月の赤ちゃんは
発達的に『自責』という
ハイレベルな認知力や思考力は
取得していませんから。^^;

愛してもらえないことに
打ちひしがれて
ネガティブに泣いているのではなく

泣くことを諦めないぞ!
自分の希望を通し切ってやる!
根気比べだ、負けないぞ!

どっちかというと
大好きなママに戦いを挑んでやるぞ的な
アクティブな方向でのギャン泣き。
ではないでしょうか。(⌒-⌒; )

めっちゃ頑張り屋さんで
意思の強い赤ちゃん

という個性を最大限に発揮して
自分の主張がしっかり
できる子に育っていると思います。

スキンシップが大事!
と言われる世の中なので
泣かせっぱなしにしておくのは
罪悪感かもしれませんが
24時間、常に神対応しろ!
ってことじゃありません。

ママのゆとりのあるときは
いっぱいだっこする。
いっぱい話しかける。
笑いかける。

「ゆとりのあるときは」

ここがポイントですよね。

どんなにあやしても
どうにも泣き止まないときもあります。

そんなときは、

あ〜眠いんだね。
じゃあいっぱい泣いて
すっきりして寝ようか。

と声をかけて
放っておけばいいんですよ。

数時間・・・いえ、数日、
赤ちゃんが泣いているのを放っておいたぐらいで
赤ちゃんとの信頼関係が築かれないという
ことはありえません。

欧米スタイルの育児、
たとえばフランスでは
赤ちゃんとパパママは別室で眠ります。
泣いてもすぐには抱き上げません。

自然に泣き止むのを待ちますが
それで赤ちゃんとの信頼関係ができず
後々の人格形成に問題を抱えた
という報告は今のところありません。

気にしすぎたり
自分を責めてしまったりすると
ストレスが溜まって
かえって子育てに悪影響です。

信頼関係を作らないと!!
と気を張って、無理して赤ちゃんに
かまい続ける必要はありません。

愛着形成とか、信頼関係とか。

もっともな言葉ばかりが一人歩きして
ママの不安をあおることに対して
多くの小児科医や専門家も注意を促しています。

産後まもなく、
子育てや家事を担うママたちの中には
体力的にも精神的にも
ギリギリの状態という人も多いです。

赤ちゃんの気持ちを汲む
育児をしたいと思っていても
赤ちゃんが泣いたらすぐにとんでいって
相手をすることが難しい場合は
多々あります。

ママに興味がない
求められたことがない

ということに関しても

『好奇心が旺盛な子』

ママはちゃんと息子の性格を
見破っているじゃないですか♪

なんだかんだ言っても
圧倒的に長い時間を
一緒に過ごしてくれるママ。

怒ることもあるけど
笑いかけてくれることだって
いっぱいあるママ。

おむつを替えたり、
ミルクをくれたり、
毎日ちゃんとお世話をしてくれるママ。

そんなママに対して
執着し求めていかなければならないような危機感を
そもそも赤ちゃんは
感じていないのだと思います。

ママ自身は、
自分にあまり興味を示してくれないように見え、
まるで求められていないかのように
感じられるかもしれないけど、

そこにはすでに
『安心』と『信頼』が
形成されつつある。

わたしはそう思います。

赤ちゃんがママという安全地帯に
執拗にしがみつくことなく、
安心して外の世界へと関心を広げることが
できているのはなぜなのか?

そこを考えてみてくださいね!^ ^

信頼感や愛着っていうのは
見えないし、聞こえないし
触れないし、測れないので

子育て歴23年、12児の母である
わたしでさえ

これでいいのかな?
信頼関係築けてるかな?
独りよがりになってないかな?

不安になることはありますよ。

子育てなんて、うまくいかなくて
当たり前です。

やってみて、失敗して、反省して、
修正して・・・
その繰り返しです。

イライラしたり怒りをぶつけたり
抱きしめたり。
いろんな感情があっていいのです。

わたしも、
子どもに暴言吐いたことなんか
数えきれないほどありますよ。

子どもとの歴史を積めば積むだけ
信頼関係の年輪はどんどん刻まれ
少しずつ安定した太い幹へと
成長していくので
あなたなりの子育てでいいのです。

信頼関係という名の漠然とした呪縛に
とらわれてしまうことのないように

もっと力を抜いて

「ゆとりのあるときは」

いっぱいいっぱい抱きしめて
あげましょうね!

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