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2017.05.15

指ポキ!

小学4年生の娘。
暇さえあれば指をポキポキ鳴らします。

その姿、なんか強そう!
その姿、なんか威圧的!

学校でも無意識に
ポキポキやってるらしく

先生に
「指、太なるで〜やめときやー」
と言われているらしいです。

娘に聞いてみると
「ポキッてゆーたとき
なんかスッキリするやん」

わたしは指ポキはしないけど、
肩や背中が凝ったときに
首を回してコキっと鳴らしたり、
背骨をねじってポキポキやっちゃうことがあります。

そうすると筋肉の緊張がほぐれて
なんとなくスッキリ!
身体が楽になるような気がします。

『スッキリした!』という感覚を持つと、
人間の脳はその感覚と行動を結びつけて記憶し
知らず知らずに再現してしまうのだそうです。

関節はどんな構造になっているかというと
骨と骨が関節包というもので包まれ、
骨と骨の間に小さな隙間があります。

その隙間は
潤滑油の働きをする液体で満たされています。
関節を曲げ伸ばしすると液体に気泡が発生します。
その気泡によって空洞ができて
関節内の圧力が下がります。

圧力を元に戻すために
液体が移動してきて気泡が破裂します。
そのときに出る音が、関節のポキッ!なんですね。

ポキッ!の一瞬で
関節内ではこんな複雑な現象が起きているのですね〜。

わたしは根暗なので
緩衝材のエアパッキンを無心になって
指でプチプチつぶすのが趣味ですが、
関節内の気泡がつぶれて音が鳴るのは
きっと、プチプチと同じような原理ですね。

プチプチと違うのは、
その関節にかかる力です。
なんと、関節内の気泡が破裂するときにかかる力は

なんとなんと〜〜!!!
1トンなんですって!
えらいこっちゃーーーー!

1回のポキッ!ではとくに身体に
影響はないそうです。
問題は「習慣化すること」です。

ヘビーローテーションで毎日のように
履いているデニムは
そのうち膝がすり減って破れてしまったりしますよね。

同じように、関節鳴らしは
1トンの圧力が関節にピンポイントで
ポキ!ポキ!ポキ!
と繰り返しかかっているわけで、
まさにこれは、履き倒したデニムのごとく
関節の破壊行為といえます。

関節などの軟骨には
血管も神経も存在しないため、
普通は痛みはありませんが、

鳴るはずのないところに
意図的に力をかけて鳴らし続けると
炎症が起こり、痛みが生じます。

指を鳴らし始めたころは
大きく力をかけなければポキッとは鳴りません。
でも、何度も回数を重ねると
さほど大きな力でなくても鳴るようになります。
それは関節の靭帯が伸びて
緩んだ状態になってしまうからです。

靭帯はそれ自体に伸び縮みする機能はなく、
あくまでも関節の安定と
動きの制御という役割のみを保持します。
なので、一度伸びてしまうと
修復することはたやすいことではありません。

わたしはよく首を回して「コキっ!」
背中をねじって「ポキ!」
とやっちゃいます。

指ポキの関節内で密かに起きているできごとを
基準にして、習慣化している
首や背中のコキッ!ポキッ!の影響を
よく考えてみました。

首と背骨は脊髄の通り道です。
脳からの中枢神経が相互に作用して
めまいや頭痛、動悸や手足のしびれ、
麻痺などが起こることも
十分考えられるんじゃないかなぁ・・・。

ひゃあああああ〜〜〜〜!
こわいやんかー!

3年生の娘は
「我慢できひん!やめられへんー!」
と言ってますが、

あかん!
やめさせないとー!

調べてみると
テニスボールなどを
ゆっくりと握りしめて・・・ゆるめて・・・
不安定になっている関節の周りの筋肉に負荷をかけて
緩んだ関節を引き締めるといいそうです。

ちょうど
生後7ヶ月の赤ちゃんの「オーボール」がありました!
ポキポキやりたくなったら
とりあえずこれ握っときー。

そして
首や背中の関節のゆるみを修復するには
歩くのが一番なんだそうです。
体重移動するために筋肉が相互を支える力、
重力が全身に加わり、
関節のゆるみが改善されていきます。

指を鳴らすと関節を壊すんだよ…娘!

首や背中の骨だと体中を壊すんだよ…わたし!

親子でやっちゃってる
関節のポキポキは、
デメリットばかりで
いいことはひとつもないのですね。

でも、やめられんー(ー ー;)

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