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2016.10.05

満月の夜はお産が多い

本日
妊娠40w0d。

出産予定日を迎えました。

臨月(りんげつ)とは、
妊娠10ヶ月
36w0dから39w6日の産み月を指す言葉です。

妊娠36w以降出産までを
「臨月」と思っている人が多いですが

厳密にいうと、出産予定日の40w0dは
妊娠11ヶ月目に突入する日なので
もう「臨月」ではないんですね〜。

なんとなく「臨月」なら
いつ産んでもよさそうなイメージがあるけど、
医学的には36wは臨月でも「正期産」には
あと1週間足りません。
なので、36wで出産すると、
定義上では「早産」になってしまいます。

産科で用いられる正確な基準では
37w0dから41w6dを「正期産」といいます。

そして、予定日2週間超えの42w0d以降は
「過期産」といいます。

俗語と医学的用語には微妙にニュアンスの違いが
あっておもしろいけど、ややこしい!

昔から

「満月や新月にはお産が始まりやすい」

と言われています。

出産予定日の近くになると、
どこからか『満月のジンクス』を聞きつけて
なんとなく月の様子を気にしてしまったという
妊婦さんも多いのではないでしょうか。

日常的に空を見上げ
本物の月の様子に
心と身体を委ねることができるといいのですが、
現代人はつい、スマホで「月の満ち欠け」で検索して
カレンダー上の「満月」「新月」の日を
把握しただけで
満足してしまったりするようです。

「こんなのは迷信や単なる偶然だ!」

という産科医もいますが、

わたしの経験上、やっぱり「満月」「新月」の日に
夜勤に入るとお産入院が立て込んだ記憶があります。
ということは、やっぱり「その傾向はある」のかな〜
と感じています。

実際に出生数を統計的に見ると
満月、新月の日には
10%ほどお産の数が多いという結果が
出ているそうです。

わたしは今、農業をしていますが、
畑もまた、月の満ち欠けに合わせて
種まきをしたり収穫をしたりするとよいのだと
自然農の師匠が教えてくれました。

熟練した農家さんは
土と作物と月と太陽と水と・・・
自然と対話しながら農作業のスピードや時期を
見極めていくことができるそう。

作物にはふたつの生長があります。
ひとつは生殖生長。
これは満月の時におこります。
作物は生殖生長において
子孫を増やそうとして実をつけます。
だからこの時に撒いた種は発芽しやすいのだそう。

もうひとつは栄養生長。
これは新月の時におこります。
栄養生長において植物は体をつくろうとして、
栄養素を一生懸命吸い上げようとします。
したがってこの時に定植をすると
根の活着がよくなります。

わたしはまだまだその域には
達しておらず、
なにはともあれ野菜たちが育ってくれて
美味しそうに実ってくれたら
それだけで満足!

なんと低レベル・・・(ー ー;)

畑では月との対話は
さっぱりできていない未熟者ですが
自分の身体も大自然の一部だから
普段から空を見上げて
自然とともに暮らしていこうと
意識だけはしているところです。

普段から月を意識をしてもいないのに、
お産のときだけ月の様子に一喜一憂して
「月がお産の目安だ!」と安産を望んだところで
身体は自然のリズムと共鳴できていないから
あまり効果がない気がします。

なにごとも
継続は力なり。
積み重ねが大事なのかな〜と思います。

月の満ち欠けという大自然の流れは
妊娠中から・・・
いえ、妊娠前から意識しておくと
満月や新月がお産のきっかけになるということは
あるんじゃないかな。

月の満ち欠けは、「新月」からスタートして
「上弦の月」「満月」「下弦の月」「新月」
というサイクルになっています。

それぞれの月の変化の時期により、
心や身体の状態も変わってきます。

人間の身体は70%ぐらいが水分からできています。
この水分こそが月の満ち欠けに影響を受けています。
そもそも月の満ち欠けは、
潮の満ち引きに関係していて、
それは太陽との位置関係や地球の引力など
自然のリズムによるもの。

海のような膨大な水も引力によって
満ちたり引いたりと
動かされるわけですから
人間の体内にある水も
なんらかの作用があっても不思議では
ないですよね。

とくに妊婦は
通常よりもさらに多くの水分を身体に蓄えます。
赤ちゃんは身体のほとんどが
水分でできているし、
羊水は海水と同じような成分です。

「生命は原始の海から来た」

などとも言われますが、
進化を遂げてもその名残が身体に残っているなんて
人体の神秘としか言いようがありません。

女性の身体と月の関係は深いと言われています。
月の満ち欠けにかかる平均的な日数は29日。
これは月経の周期にぴったりと一致します。

さらにこの29日を9倍すると、266日。
妊娠2ヶ月から予定日までの
平均妊娠日数と合致するんです!

月の周期と女性の身体の周期は
同じようなリズムを繰り返しているって、
単なる偶然とは思えないですよね!

ーー「臨月」。

月に臨む
と書いて、臨月です。

月と出産の関係が
この言葉にも表れているのは
なんとも不思議ですね。

先日の新月は10月1日でした。
わたしはこの日、前駆陣痛が激しくて
5分ごとに生理痛のような痛みが
頻繁に来ていました。
妊婦健診でNSTをしましたが、
モニター上でも

このまま痛みが強くなってくれば本陣痛!
もうお産になるやん!

スタッフ一同、
「11人目妊婦、お産か?!」
ちょっと緊張の空気になりました。

次回、満月は10月16日、
今は満ちていく「上弦の月」です。

わたしの胎内の反応が
果たして月のリズムに共鳴するのかどうかは
定かではないですが、

そうだと素敵だな〜
ロマンチックだな〜

さぁ、おなかの子は
大自然と対話しながらなんらかの反応を
見せてくれるのでしょうか?!

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