HISAKOブログ

外でいい子。家で暴れる6歳児

6 - 外でいい子。家で暴れる6歳児
6歳(小1)4歳(年少)の2人の男の子のママです。
毎日たいへんですが、周りに助けてもらいながら
なんとか楽しく子育てをがんばっています。

次男が1歳半のこと。
保育園の先生から

落ち着きがない
集団行動が苦手
ケガが多い

などを指摘され、保健師さんへの相談を
提案されました。

確かに次男はとても活発で
スーパーなどに行くと常に鬼ごっこ状態・・・
勝手にお店の外に出ていたことも
何度もありました。

もちろん家の中でもずっと動き回っています。
私もかなり悩んでいたので
少しでも何かいいアドバイスがもらえればと思い
すぐに相談の予約を入れました。

相談には長男も一緒に連れて行ったのですが
2人の様子を見ていた保健師さんが、
「兄弟2人とも診察を受けてみませんか?」と。

診察の結果、次男は様子見。
そしてまさかの長男が療育開始
ということになりました。

家族も園の先生たちもノーマークだった長男が
療育に通うことになったので
とてもビックリしました。

長男の今現在ですが・・・
まずはDCD(発達性協調運動障害)の
疑いということで、
作業療法士さんと週に1回
療育を行っています。

主治医と私が一番気になっているのが
本人の性格(?)の部分です。

とても内気な性格のため
外では我慢することが多く
(なので外ではとってもいい子です)
外でのストレスをすべて家で発散します。

私や弟にイライラをぶつける日々・・・
その様子や長男の言動を見て主治医が

「こういう傾向の子どもは将来
家庭内暴力につながる可能性がある」

ということでペアレントトレーニングを
勧めてくださいました。

確かに長男は、赤ちゃんの頃から少し難しく
神経質な子でした。

抱っこからおろすとすぐ泣き、
夜も30分おきに泣き、
チャイルドシートやベビーカーも大嫌いでした。

今思い返すと、
とてもたいへんな子でした。

そして1年生になった今でも
少しでも私がトイレなどで見えなくなると
泣きながら探したり、
1日に何度も
「ママ、僕のこと大好き?」
と聞いてきます。

私が少しでも怒ると
「もうママは僕のこと嫌いなんだ、
生まれてこないほうがよかったんだ」
と壁をドンドンドンドン・・・
1回泣き出すとしばらく泣き止みません。

正直、単純な次男と比べると
長男は扱いにくくて
私もどう接してあげたらいいのかわからなくなってきます。

それと同時に
この子の思春期はどうなるのか
とても不安です。

このような少し性格の難しい子どもには
どのように接してあげるのがいいのでしょうか。

また、やはりペアレントトレーニングを受ければ
何かが変わるのでしょうか。

トレーニングを受けるには
お金も時間もかかるので
HISAKOさんの意見をぜひ参考にさせていただきたいと
思います。

↑↑↑

学校ではしっかり人間関係を構築できるのに
社会性の発達に相反するように
家ではちょっとでも気に入らないことがあると
拳を振り上げ、暴言を吐き・・・豹変する子ども。

たとえ小学1年生であっても
家族は堪えますよね。

「外でがんばっているから家で爆発しているだけだよ」
という意見もよく聞きます。
だからママは受け止めてあげるべきだとも。

でも、身体も大きくなってエネルギーに溢れた
子どもの暴力・暴言をすべて穏和に受け止め切れるほど
ママは強くはありません。

次男くんはADHDの傾向があるのかな。
(衝動性、多動性、注意欠陥)

そして長男くんは
DCD(発達性協調運動障害)の疑いということで
平衡感覚や手先の器用さ、
ボールを上手に受け止めるなどの動作が
ちょっと苦手なのですね。

発達のデコボコは、さまざまな行動特性が
複雑に絡み合っていて
全員が一律ではありません。

もちろんわたしは医師ではないし、
無責任な発言は慎むべきだと認識しています。

・・・その上で、失礼承知で
感じたことを正直に書きますね。

赤ちゃん時代からのこだわりや
育てにくさのエピソードから真っ先に頭に浮かぶのは
性格の問題ではなくASD・・・。

もしかしたらDCDと
ASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向、
併存もあるのかも・・・という気がします。

発達障害児はモノや行動パターンに
ある一定のこだわりがあるのと同時に
人に対してもこだわりを持つことが
あります。

つまり家族への暴力や暴言は
彼なりの成長発達の過程で必然的に起きている

『もっとも身近な人へのこだわり』

なのかもしれません。

ASDの子は物事の認識パターンが極端で
臨機応変さや柔軟性に欠けるので

「家族にこう動いてほしい」
という細かく繊細なこだわりで
頭の中がいっぱいになり

思い通りに動いてくれない家族に対して
イライラが爆発、
それが暴力、暴言という形で
現れているのではないでしょうか。

うちの中1ななちゃん(ASD)も
弟妹、年下のきょうだいの行動に対して
行き過ぎたこだわりを持っています。

年下の彼らのすることなんか
適当に流して放っておけばいいのにと思うけど
それができないんですよね・・・

弟妹の会話のトロさも、行動の幼稚さも、
何もかもがいちいち気になって
ダメ出しせずにいられない。
どうがんばっても見過ごせないようなのです。

なので、弟妹がななの視界の中で
ただ食事をしているだけでも

食べる順番が気になる
食べるスピードが気になる

側から見れば
そんなの個人の自由だろ、口出しするなよ
ってことに対し

理不尽に暴言を投げたり、
いきなり殴りかかったり蹴りが入ったりします。

え?
今、何がアカンかった?

いやほんと、見ててもわからないような
些細なポイントで、ななの弟妹こだわりスイッチが
作動するのでヒヤヒヤします。

弟妹はいつもビクビクしてるし、
かわいそうなことに、
実際しょっちゅう傷を負っています。

ですが彼女の暴力・暴言は、
ママであるわたしには向きません。

わたしは、彼女の特性を理解し、接し方を工夫し、
心地の良い時間を過ごせるよう
これでもかというほど適切な環境調整を
行っているからだと思います。

わたしは彼女の安全地帯になることができているけど
幼い弟妹はそういうわけにはいきませんね。

彼女の場合、学校の友達もしかりです。
『友達こだわり』があるため
思い通りに動いてくれない友達に対しても
ななは衝動的に暴力・暴言をしてしまいます。

当たり前のことですが、
わたしがずっとななのそばにいて
支援し続けられるわけではありません。

学校、就労、いつかは自立・・・
彼女はわたし以外のたくさんの人たちと
関係を築いていく必要がありますが
その人たちが彼女の特性を完璧に理解して
対応できるわけではありませんね。

だから、ななにはママや先生以外にも
信頼できる人が複数できるように働きかけて
いかなくちゃならないと最近思うようになりました。

彼女を新しい環境、新しい人と
積極的に関わらせることは
ストレスを増す行為にもなるため
問題行動頻発が目に浮かびます。

当然、ママであるわたしが
そのフォローをしなければならないわけで
新境地に飛び込ませるには
わたしの大きな気合いと覚悟が必要です。

特性理解の不十分な人に
子どもを託すのはリスクだらけ・・・。

だからなるべく平和に現状維持で。
わたしが支援しますから
余計な関わりをしないでください、
ぬるま湯のままでいいので・・・

とリスク回避したくなるのですが

わたしだけが彼女との絆に自己満足してちゃ
ダメなんですよ。

これって実は、親子の信頼関係っていうより
共依存関係です。

共依存になると、
親が子どもに必要以上に執着し、
自立を妨げてしまうことになりかねません。

ママだけでわが子を囲い込むのではなく
勇気を持って子離れし、
もっと子どもを周囲に託してみなければ
いけないって思います。

ななの様子を見ていてつくづく感じるのは

「発達障害児の暴力・暴言を
声かけひとつで改善させていくのは
たやすいことではない」

ということです。

学校、先生、家庭の外でも
自分の気持ちが言えたり
彼女を受け止めてくれる場所を
たくさん作っておくこと。

家族へのこだわりをなくそうと努力するよりも
外の世界への関心を増やしていくことが
結局は発達障害児の自立を促す近道になります。

なので
ママ、中学の支援学級担任とは違うやり方も
いろいろあるんだよ、

それも悪くはないよね、ということを
感覚で覚えてもらうため

ななは来週から医療療育のできる
発達支援センター(放課後等デイサービス)に通います。

医療療育とは、
作業療法士、保育士、教員、臨床心理士
精神科医、児童発達指導員など、
子どもの発達支援のプロフェッショナル集団が
スタッフであることが挙げられます。

送迎往復、なんと2時間の道のりです。
仕事の合間を縫って週に1回。
たいへんだけどがんばるぞー!

冒頭の6歳男の子の場合、
外ではいい子であることが
無意識にストレスになっていたり
無理をしているのだとすれば

家庭内でのこだわりを
ますます強めてしまっている
可能性があると思います。

ななと同様に、
外でも素の自分を見せられる相手を増やしていくことで
『家族を思い通りにしたい』
というこだわり行動は少しずつ薄れて
いくのではないかな。

また、家でママにベッタリ、
ママはトイレさえ行けないほどの
神経質、過敏傾向・・・ということですが、

自力で学校には通えているようなので
そこはそんなに心配しなくてもいいのかなと
思います。

ただ、発達障害の子どもは
対人関係のあり方が偏っていたり
ものの捉え方が独特だったりするため
障害のない子どもに比べて
極度な不安を感じることがあって

例えば自閉症スペクトラム障害における
変化への過剰な抵抗のために
ママと離れることに不安を感じるケースも考えられ

先述したように

彼の母子分離不安は
『ママこだわり』にカウントされる
特性の一種なのかな、という気もします。

子どもは安心することで自立できるようになるので
厳しく叱ってしまうのではなく
彼を認め、一緒になって不安を取り除いていくことで
母子分離不安は改善方向になるはずです。

ですが、ASDに伴う母子分離不安で
親子の日常生活が困難であるなど
症状の程度によっては専門家のサポート
(子どもの療育やペアレントトレーニング)が
有効である場合もあります。

ちなみに、
わたしはペアレントトレーニングは受けていません。
そのかわり、ななの行動特性について
自分なりに探索、分析しまくりました。

さらに彼女との関わり方について
さまざまな専門家に
片っ端から客観的な意見をいただく努力を
惜しみませんでした。

その中で腑に落ちるアドバイスを選りすぐって
ななとの関わりに活かし、反省し、改善し、
分析し、次に活かす・・・を、
今も現在進行形で繰り返しています。

わたしは
自己流で支援方法を模索、
実践している感じですが(^◇^;)

一般的には
ペアレントトレーニングを受けることで

「長男は扱いにくくて
私もどう接してあげたらいいのかわからなくなる」

ママがモヤモヤしている部分が
スカッとクリアになり
関わり方のちょっとしたコツなどがリアルに
見えるようになると思います。

『ママが彼にしてあげられる支援』
がわかり、見通しが立てば

それだけで毎日の不安や緊張が
ふっと軽くなるんじゃないかと思いますよ。

では明日は、
思春期の家庭内暴力のお話をしますね。
お楽しみに。

 

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