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2017.01.25

東大阪市 枚岡中学校1年生 『いのちの授業』

今日は東大阪市 枚岡中学校1年生
に行ってきました。

3学期は、あっちでもこっちでも
「いのちの授業」だらけです!

思春期に入ったばかりの
中学1年生。

生後3ヶ月の赤ちゃんの周りに群がる
彼らの瞳のなんとピュアなこと。

みんな一生懸命、
まっすぐに

「今」を生きているんだなぁと
感じました。

事前のアンケートで
『自分のこと、自分のからだが好きですか?』

という質問に対して

男子 はい・・・55%
女子 はい・・・20%

という結果が出ました。

圧倒的に女子が
自分のカラダやココロを否定する気持ちが
強いことが明確になりました。

女子のほうが自己否定感が高いのは
思春期を迎える時期が
男子よりちょっと早いことが理由なのかな?

13歳男子は個人差はあるものの、
多くの子が幼なくて、
そういうことを考える精神レベルに
まだ達していない・・・?(笑)

「自分は大切な存在だ」
「自分はかげがえのない存在だ」
「自分はこれでいいんだ」

自分自身を認める気持ちは
実は大人でも、
持てている人は少ないです。

ふと思い出しました。

わたしも昔、
コンプレックス、めっちゃありました!

最初のコンプレックスはなんだったかなぁ。

二の腕にね、
ブツブツがいっぱいあったんです。
友達はみんなサラサラの肌なのに。
わたしの腕だけザラザラ。
たまに友達に指摘されて
「体質」って答えるしかなくてイヤだったー。

6歳の就学前検診で近視が見つかって
早々にメガネをかけなければならなくなったのが
イヤだったー。

競泳をしていたので、
筋肉でガッシリ、あんまり女の子らしくない
身体つきがイヤだったー。

中学生のときは、3年生になっても
自分だけ生理がこないのが不安で
男子に「おとこおんな」からかわれて
イヤだったー。

高校生になって人工的に初経を誘発するために
ホルモン治療を開始。
心身のバランスを崩し、
ストレスから急に太ったのが死ぬほどイヤで
たまらなかった!!!!

陸上部でバリバリ走っていたけど
女性らしい身体つきに急に変わったことで
思うように動けなくなり、

このときは、
みんながわたしをどう見てるのか・・・
嘲笑われているような気がして
外に出るのもイヤになりました。

大学生になると
女子なのに、マスターベーションを
してしまう自分っておかしい?
自分は変態?
普通じゃないかも?と思ってたー。

いや〜
改めて考えてみると
なんやかんやと
出てくる出てくる!(^^;;

そもそもコンプレックスって
何から生まれてくるんでしょうね。

自分と他人は違うっていう自意識や
誰かに自分の特徴を指摘された心の傷だったり
身体と心の成長、変化を受け入れられない
柔軟性のない思考、
他人に認められなかったらどうしよう・・・
という一方的な恐れ。

そんな感じですかね。

で、そんなモンがあるからこそ
自分の身体を恨み、
そんな身体に産んだ親を恨み、
自分をバカにする友達を避け、
そんなやつらがいる社会なんて!!
と自暴自棄になり・・・

ほ〜ら♪
なんてステキな負のスパイラル〜!

今から思えば笑っちゃいますが
当時は大真面目でした。

若いころはとくにそうですよね。
わたしと同じようなことで悩んでいる人は
きっとたくさんいると思います。

でも
わたしのお尻が垂れていようが
おっぱいの張りがなかろうが
すっかりおばちゃんになってしまおうが
そのくせエロかろうが(笑)

些細なことですぐ感情的になってしまうことも
一旦機嫌が悪くなるとしつこくて
なかなか切り替えられない性格も
自己中心的で心許す相手には
平気で暴言吐いちゃうことも
(人格的にわたし、かなり問題アリやん・・・笑)

そんなことは一切関係なく
笑って受け入れ、
そんなわたしに気長に付き合ってくれる人がいるって
知ったとき。

自分のなかで「全然イケてない」と
思っていることも、
まったく関係なく全部ひっくるめて
愛してくれる人がいるってわかったとき。

承認欲求が満たされて
コンプレックスなんて
どーでもよくなりました。

要は、
他人に受け入れられないかもしれない
という不安と思い込みが
昔は怖かったんですよね。

誰かを「愛する」っていうのは
その人のいいところも悪いところも
トータルで見て
「愛おしいと思う」ということです。

その人のいいところばかり見て
悪いところは見ない、というのでは
その人のことを「愛する」ことはできないし、

悪いところがあるからイヤだ、
と言ってたのでは
誰のことも「愛する」ことはできません。

だって、悪いところのない人なんて
きっといないのですから。

自分に対しても同じです。

自分はいいところがこれだけあって、
でも悪いところもある。

悪いところは直そうとがんばっているけど
なかなか直せない。

でも、そんな自分を
「自分はこういう悪いところがあって、
がんばってるけど失敗もしちゃう。
でも毎日一生懸命生きてるよ!」

と、自分の存在を認めてあげることが
大事なのだと思います。

見た目より人格のほうがもっと大事!
結局、身体的な強さやスタイルのよさより
優れた特質のほうが
ずっと魅力的に映るものです。

キレイな人はまずは注目されるかもしれない。
でも、一番印象に残るのは、内面。

そういうことに気づけるようになるには
中学1年生じゃまだまだハードルは高く
無理な話かもしれません。

けど、ほんの少しでも、
わたしのいのちの授業が
彼らの心の片隅に残り、
いつか本当に大切なことに気づき
人生を謳歌できる素敵な大人に
成長してくれたらいいなぁと思います。

人は、あなたのことをあなたが思うほどに
ネガティブには見ていません。

もちろん、服装や髪を清潔に保つことや
太り過ぎないように気をつけること、
人の立場になって物事を考え
言葉を選んで発言することなど、

自分の努力で変えられることが可能なものは、
ある程度努力すべきだとは思います。

だって社会で生きていくわけだしね。

でも、
『何をどうしても変えられないもの』は
変える努力をしてはいけないし、
変えることを求めることも
しなくていいんです。

『何をどうしても変えられないもの』に対して
変わることを求め、
変わらないことをバカにするような相手に
出会ったときは
深く考えずに
そのような場所をヒョイと離れてしまえばいいんです!

変えられない自分は
『変えられない』ってことを
認めてしまいましょう!

そして
自分では「ダメダメだ」と思っているあなたを
笑顔で認めてくれる人が必ずいるということを信じ、

悩んでいる暇があったら
相手にとって、
『めっちゃ居心地のいい自分の内面』を、
より強化することに力を注いだほうが
ずっと効率的で
ハッピーになれるはずです。

わたしが今、感じている
自分のコンプレックス・・・

う〜〜〜ん
これといって
ないかもしれない(笑)

ぜんぜん、
できた人間じゃないけどねっ!

生きていく上で、
勉強よりももっと大切なこと。
大切にしていきたいこと。

13歳の心に
なにか響くものがあったら
嬉しいなぁって思います!

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