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2018.03.01

おっぱいの飲み方

生まれてしばらくの赤ちゃんは、
個人差はありますが、
お世辞にもおっぱいを飲むのが上手だとは言えません。

ママに抱っこされると本能的に乳頭を探す仕草をしますが、
飲むのに最適なお口の開き方や舌の使い方のコツを
周知していないので、手探りです。

授乳に費やす時間は左右5分ずつの2クール
せいぜい20分程度なのですが、
ママの乳頭と赤ちゃんの舌がベストポジションに
密着するまでが至難の技!
授乳開始のスタートラインに立つのさえ苦難の道です。

最初はなかなか乳頭がお口に入らなくて、
空腹で早くおっぱいにありつきたい赤ちゃんは、
気が急いて小刻みに首を左右に振りながら、
小さなお口をパクパクさせておっぱいを探します。

くわえようとしては外れ、
くわえようとしては外れ、

お口から乳頭が外れないように、
ママは必死に角度調整をしますが、
それでも何度も仕切り直し。
親子で汗だくです。

ようやくベストポジションに落ち着き、
飲み始めることができる始走点にたどり着くのは

赤ちゃんの技術が伴っての必然ではなく
偶然だったりします。
もうほんと、行き当たりばったりの世界です。

吸いつくまでに40分・・・
ああ、もうクタクタ・・・

なんてことも。

だけど、気を取り直して
さぁおっぱい開始!
と思っても、

オープニングで早くも頑張りすぎた赤ちゃんは、
本編に入るや否や、グッタリ。

え・・・ウソやろ・・・寝てる・・・( ̄∇ ̄)

悪戦苦闘、成り行き次第の授乳。
それでもめげずに1日に何度も何度もリトライしていくうちに
赤ちゃんは、ぐんぐん上達していきます。

お口の開き方も、舌の使い方も、
コツを掴むようになり、
至極当然できるべくしてできるようになって行きます。

あれだけ苦労して吸いついていたのが、
やがて、ベストポジションのスタートラインに立つまでに
費やす時間は、目にも止まらぬ早さの瞬間技になって来ます。

生後3~4ヶ月になると、ママがおっぱいを飲ませる態勢を
取ろうとしただけで、赤ちゃんに意思が伝わるのでしょうか。
フライングでお口をパクパクさせたり、
エアおっぱいを吸うようなお口の動きをしたり、
自ら進んでおっぱいに吸い付けるようになります。

5~6ヶ月になるとアクロバティック飲みが始まります。
小さなお手手で、ママのおっぱいを押しながら飲んだり、
バシバシ叩いて来たり。
自分の足をビヨ~んと伸ばして、手で弄びながら飲んだり。

8ヶ月ぐらいになるとママが寝転んでいても、
目の前におっぱいがあれば、
勝手にズリバイ、ハイハイで近寄って来て
吸い付いてくるようになります。
お風呂の中でも自由自在にセルフで飲みます。

時々歯を立てて、ギューっと噛んでは、
ママを見上げてニヤリ・・・

もう、ママの角度調整など、まったく必要ありません。
左右のおっぱい、分泌量に合わせながら
あっち飲んで、こっち飲んで・・・
おっぱい星人は、プロの領域に突入です。

1歳前後には、おっぱいが欲しくなるとママの洋服を
めくろうとするようになり、
片方のおっぱいを飲みながら、反対側の乳頭を
クリクリと指先でいじくり回しながら飲みます。

1歳半ぐらいになると
「パイパイ~!!」叫びます。

2歳には、
「おっぱいちょうだーい!!!」
はっきりした日本語で、所構わず叫んでくれるので
結構恥ずかしいです(笑)

3歳になると
美味しくないおっぱいを教えてくれたり、
歯が当たると、「あ、ごめんね」
ママに気を遣ってくれたりします。
おっぱいはどんな味なのか?を
ちゃんと言葉で表現してくれます。

そして、赤ちゃんのおっぱいの飲み方が
変化していくのと同時に、
ママのおっぱいの形、乳頭の形、大きさ、伸び、
「これぞ授乳のためのおっぱい!」
に、変化していきます。

「授乳のためのおっぱい」は、
赤ちゃんにとってはハッピーだし、
ママにとっても喜びが溢れます。

が、女性としては微妙です~~。

なんでこんなにビロ~~ンって
伸びるかなぁ・・・( ; ; )

授乳生活は、あっという間に
終わりの日を迎えます。
二度と帰ってこない日々だから、
十分に堪能してくださいね!

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