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2019.10.23

元気ならいいやんか〜(1歳までおっぱいで育ちました!)

ばぶばぶにはいろんな親子さんが来ます。

1歳のお誕生日を迎えたりょうせいくん。
身長78cm、体重10、4kg
どこからどう見ても元気いっぱい、
すくすく育っています!

ママのおっぱいは今だにハンパない分泌量をキープ。
生後5〜6ヶ月児がいるのかな?
と勘違いしてしまうほど
乳腺はギンギンにフル稼働しています。

1歳になっても母乳メインで育っていることが
ママのおっぱいを見れば一目瞭然わかります。

1歳といえば、
もうかなり離乳食は進んでいるのが
一般的ですが、

りょうせいくんは
ほぼおっぱいだけで育っています。

どこからどう見ても
健康に発育発達しています。

病気もしないし、ツヤツヤの肌、ピンクもほっぺ、
よく笑い、よく泣き、
排泄も順調で、運動機能の発達もバッチリ!
今にも歩き始めそうです。

そんなりょうせいくんを客観的に観察していると
「食べてません」と言われたところで
わたしとしては、りょうせいくんのママの子育て法が
間違ってるなんて言えません。
「ここがダメだよ」なんてツッコミどころは見つかりません、
だって、元気に育ってるんだもん〜!

厚生労働省の2019年版、最近改訂された離乳食ガイドには
離乳食スタートは5〜6ヶ月。
昔はアレルゲンになり得る卵は1歳過ぎてからと
指導されていましたが、
現在は、卵の開始も5〜6ヶ月からとなっています。

アレルギー予防の観点から離乳食開始を遅らせることは
まったく無意味であることが記されていますが、
食物アレルギーが疑われる子に対しては
家庭での自己判断ではなく
医師の支援を得ることを強調しています。

離乳食はどんどん進めていい、を
軸にした内容ですが、

それ以上に大切なのは
個人差がある、ということ。

ママが自信を持てるように
むやみに一般論、標準、平均に当てはめて
ママのやり方を否定しないようにする
アドバイスの仕方が最重要であると
WHOも厚生労働省も、両者一致で提言しています。

明らかに発育発達が遅いとか、
顔色が優れず活気がないなら
積極的に離乳食を進めなければならないでしょうけど

りょうせいくん。
いい体格してるんです。(笑)

どう見ても健康優良児!
「食べてない」ことから起こるとされるさまざまな問題は
なにひとつ見つけることができません。

りょうせいくんのママはいろんな場面で

「え?まだ離乳食あげてない?」
「え?大丈夫なんですか・・・?」

ドン引きされて
今日に至るそうですが(そりゃそうやねー(^◇^;))

実際の赤ちゃんたちは
授乳のパターンも、食事や睡眠のパターンも
バラエティーに富んでいて
何が正解っていうのはないと思うのです。
みんな違うのは自然なことですよね。

りょうせいくんは元気に育っているんだから
それがすべてですよね〜!
何があかんのでしょうか。

いつまでもおっぱいメインで育てることには
いろんな俗説がありますが
WHOは子どもが欲しがるのなら2歳か、それ以上まで
おっぱいを続けて問題ないですよ、と
提言しています。

WHOガイドラインは、
発展途上国の子どもたちを健康を守るために考えられたもので、
貧困で食べるものに困る環境だからこそ
母乳育児をできるだけ長期に続けて
乳幼児死亡率を下げていこうという
狙いがある、という意見もあります。

食べることに困らない先進国。
豊かな育児環境にある子どもたちに、
WHOのガイドラインをあてはめるのはどうかと思う
との指摘もあるのですが

WHOは、すべての小さい子どもたちは基本的に
食べる能力が低いということを大前提にして
栄養法のガイドラインを作っているんです。

先進国も発展途上国も、
どのような環境で育っていても、どんな民族でも、
全世界の子どもたちに例外なくあてはめた
栄養法としてガイドラインが推奨されています。

いかに赤ちゃんを健康で丈夫に育てるか
が、重要なのであり、
その子の心身の発達発育を総合的に判断し
「健康!」であれば、
1歳でろくに離乳食を食べずに
おっぱいばかりだったからといって、
頭ごなしに

ダメ!!

とは言えないと思うのです。

食べる量が少ないから断乳、という方針は
厚生労働省のガイドラインにも
WHOのガイドラインにもいっさい登場しません。

科学的な知識で母乳育児を理解し、
サポートしてもらえる環境は
今の日本にはない・・・とつくづく感じます。

先日、ばぶばぶでは
おっぱい最長、小学3年生の男の子が
とうとう卒乳しました。

3年生でおっぱい?
一般常識から考えれば驚いてしまうかもしれませんが、
子どもたちはいくつになっても
おっぱいが好きですよ。

卒乳したあと、
飲まないけど触りたがる子も多いです。

そして長期授乳の子たちが
四六時中おっぱいなわけではありません。
ぐびぐび飲むわけではないです。

寝るときの儀式でちょこっとおっぱいに
口をつけてママを感じ、安心を得る・・・
ささやかな形でつながっていく精神安定剤的役割です。

まだ日本の社会では
1歳過ぎたら断乳という考え方が根強く残っているので
いつまで授乳していいのかな・・・
ママは不安になることもあると思いますが、

あなたが純粋に続けたいと思うのなら
難しく考えず自信を持って進んだらいいのです!

いつまで飲ませるべき、
いつには断乳すべき、
何歳で飲んでいたら変、

そんな決まりはありません。
そして、そんな言われに、なんの科学的根拠もありません。

1歳過ぎてもおっぱいばかりで
離乳食を食べてくれない場合、
状況改善をしなければならないのは

例えば

●鉄欠乏性貧血が出る
●幼児発育曲線からどんどん外れていく
●病気がちで免疫機能がうまく働いていない
●肌にトラブルがある

など、発育発達上のなんらかの問題が
起き始めているときです。

平均より離乳食を食べてくれなくても
元気いっぱいなんだったら
それでいいんじゃないでしょうか。
母乳の栄養はなくなったりしませんよ。

子どもは必ず成長します。
いずれ食べるようになります。
いつまでもおっぱいだけで育つ子なんて
いません。

「その時期」が来るまで
ゆっくり待ちましょう。

ちなみにりょうせいくん。
1歳すぎて急に食べ始めましたが、

食事の内容は、
いきなりの軟飯スタートだったそうです。
ママ、めっちゃ楽やん〜!(笑)

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