HISAKOブログHISAKOブログ
2020.07.13

ハブクラゲにやられました

わが家の周囲は、
誰もいないエメラルドグリーンの
プライベートビーチだらけです。

駐車場、シャワーやトイレ、
海の家などが整備されている正規のビーチも

無数に点在するのですが、

人の手が入らない天然ビーチは
格別な魅力があります。


地元の人が教えてくれる隠れビーチ、

聞いたからには行くっきゃないでしょー。



さっそく週末、
子どもたちを連れて
自宅から3分の
秘密のビーチに遊びに行きました。



7月の沖縄の日差しはハンパないです。

気温は大阪のほうがずっと高いのですが
なにせ日差しの種類が違います!



子どもたちにはラッシュガードを着せて

露出してる部分は日焼け止め。


サンゴで足を怪我しないように
マリンシューズでガード。



よし、かんぺき。

・・・

と、思ったのですが
所詮、沖縄に移住したばかりの内地人です。


天然ビーチで遊ぶときの『基本』
まるで知識不足でした。



1年生、のんのん
浜に近い浅瀬でキャーキャー楽しそうに
遊んでいた声が
突然、
鋭い悲鳴に変わりました。



何事かと彼女を抱えて海から引き揚げたら
痛い痛いと絶叫する足に
糸こんにゃくみたいな
半透明の物体が
たくさんくっついていました。



なんだこれ?!



反射的に海水に浸けて、
無我夢中で
糸こんにゃくを手のひらで擦って取り除きました。

その間ものんのんは
悲鳴をあげ続けていました。


なんとか糸こんにゃくは取れたけど、

絡みついていた箇所は
あちこち
ミミズ腫れみたいになっていました。



クラゲ?
まだ7月だけど。



クラゲって、
大阪人イメージでは
8月のお盆の頃からだと思っていました。

ハブクラゲ。
5月〜10月に沖縄県全域に生息する危険生物で
水遊びの子どもたちが遊ぶ浅瀬で刺されることが
多いそうです。

毒針を無数に内蔵している触手に触れると
その針を発射して毒を注入します。
刺されると激しい痛みを伴います。


ハブクラゲの毒は、ヘビのハブ毒の数倍もあり、
ただの傷では済まされない、ということを

あとで知って真っ青になりました!



子どもが刺された場合、
子どもの体の大きさに対しての
毒の注入量が
多いので、
場合によっては呼吸停止や心停止が
起きる可能性もあるんですって・・・
怖すぎです。



ハブクラゲ対策で重要なのは「クラゲネット」

クラゲの海水浴場への侵入を防ぎます。


県は、侵入防止ネットを設置した海水浴場で
遊ぶよう
呼びかけているそうです。



次に重要なのは
「肌を露出しないこと」


ハブクラゲの毒針は布を貫通できないぐらい短いので

服を着ていれば自衛できるそうです。



そして万が一刺された時に
役立つのが『酢』。


ハブクラゲの触手は刺したあと、

本体からちぎれて人の体に付着して
くっついてくるケースが多く
この触手にも多数の毒針が内蔵されています。



無理に触手をはがそうとすると
残った毒針でさらに刺されるのですが

酢にはこの毒針の発射を止める作用があるのだとか。



沖縄県で届け出を行っている正規のビーチでは
酢箱が設置されているそうです。



ハブ毒の何倍も強い毒・・・
なので刺されたときには
救急車を呼んでもいいレベルだそうで、


病院に駆け込むまでの間、
酢をかけた上でそっと触手を取り除き

絶対に患部をこすってはいけないそうです。


・・・って
めっちゃ擦っちゃったよー!( ̄◇ ̄;)

だって、泣きわめいている娘の足に
クラゲの足が無数にまとわりついてるんですよ。


親としては苦痛を取り除いてあげないと!
って、必死で擦ってしまいました・・・。



のんのんに聞くと

海の中で足がビリっと電気が走ったみたいになって

ママが足をこすってるときは
痛すぎて死ぬかと思ったそうです。

そんな彼女に対しわたしは


「オーバーに泣かない!
泣いても痛いのは変わらん!」


とか、言っちゃったよ・・・。



わたしのした『患部をこすって触手を取り除く』
という行為によって
未発射の毒が
のんのんの足を次々刺して
被害を大きくしてしまったわけですよ・・・。

幸い、翌日には学校にも行けたし、
数日間で痛みはマシになってきて
腫れも落ち着いてきたのでよかったのですが、



ハブクラゲに刺されたときは

「躊躇なく救急車を呼びましょう」という話を聞いて
ゾッとしました。



今、またコロナ第二波の影響で
旅行は自粛ムードですが、
もし沖縄に遊びに行ったときには
海遊びの際にはハブクラゲ対策は日焼け対策同等に
厳重に
してくださいね。



長袖ラッシュガード、長スパッツ、マリンシューズ。

とにかく肌の露出を避ける格好で
海に入ってください。

のんのんの足には
今も
生々しいハブクラゲの触手の痕が
くっきり
刻まれています。

あれから2週間経ちましたが
まだ痛い、と言ってます。



クラゲに刺されるというリスクはあるけど、
沖縄の海は最高であることは変わりません。

昨日、日曜日には中学校の仲間たちと
近くのビーチでBBQパーティーをしました。


中学生たちは美しい透明の海で
幼い子どものようにはしゃいでいました。



そして、大人たちが準備したBBQ物品の中には
ちゃっかり『酢』がありました!

ハブクラゲ騒動がなかったら、

BBQに酢??

ってなるところでしたが
海で遊ぶからこそいざというときのための
『酢』だということを
知ったばかりのことだったので
なんか嬉しかった〜( ^ω^ )



適切な対策、処置、判断を知って
これに懲りずに再び海に繰り出そうと思います!

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