HISAKOブログHISAKOブログ
2020.04.07

沖縄行ったら妊娠しそう〜笑

わたしは10人産んで離婚しました。
(ビビるよね〜)

その後、新しいパートナーとの間に
どうしても子どもが欲しくて
40歳過ぎてからまさかの妊活。

幸いにも自然妊娠しましたが、
2回連続で流産・・・

これが40代の現実なんだと
思い知らされました。

30代は狙えば妊娠しました。
40代になると、今までのようにはいかず
年齢的に待ったなし!

人工授精に2回チャレンジしましたが
妊娠には至らず・・・

諦めた途端の自然妊娠。
42歳のとき待望の11人目を産みました。

もう十分、幸せなんですが、
あわよくば・・・
彼との間にもうひとり欲しい。

でももうわたしは40代なかばに 差し掛かろうとしていました。
妊娠したら奇跡です。

35歳の妊娠率は36.1%ですが
45歳になると6.5%にまで落ち込みます。

44歳を半分過ぎた頃
ダメ元で不妊治療に挑戦しました。

12人目の不妊治療なんて前代未聞だけど
45歳の誕生日を迎えるまでの半年間限定で
できる限りのことをしてみようということに
なりました。

仕事をしていて感じるのは
不妊治療をがんばっているママが本当に多いということ。

もっとも高度な生殖医療である
顕微授精さえも決して珍しい話ではありません。

自分自身が経験しなければ
治療と向き合うママの気持ちに
本当の意味では寄り添えない。

助産師としてもっと知識と経験という
引き出しをもっと増やし
豊かな視野から支援していきたい、

と思ったことも
不妊治療挑戦のひとつの理由でした。

不妊治療の闇。
不妊治療の光。

味わって実感して
いのちの神秘、いのちの奇跡 不妊に悩み、
戦う女性たちの心に
心底から寄り添いたいと思ったんです。

毎日、何種類もの薬を内服しました。
毎晩ホルモン剤の自己注射をしました。

薬の力を借りて、
卵巣を刺激するので卵巣が腫れて
おなかが痛くなるなど 合併症が起きることもありましたが、

治療にまつわるさまざまなできごとが
すべてわたしを成長させてくれたと思います。

一気にたくさんの卵子を育て、
1日入院で麻酔下のもと、
細い針を卵巣に刺し慎重に採卵します。

20代なら10個ぐらい採卵できるのですが、
40代になるとせいぜい
1個~2個採れたら上出来です。

ですがわたしは
同じ年齢の女性と比較して 11人も産んでいるため、
妊娠→授乳の繰り返しで卵巣機能が一時停止、
受胎能力温存期間が規格外に長かった
という背景があります。

「あなたほど産んでたら、
母体年齢での基準は当てはまらないし、
もう1人いけると思うんやけどな・・・」

医師の言葉。

不妊クリニックでは、
自分の素性は明かしていなかったんです。
めんどくさいから(笑)。

隠してたのに、
「あなたほど産んでたら」
・・・狭い業界です、 しっかりバレてました。(^◇^;)

でも

「年齢の基準が当てはまらない」

と言ってもらえたことは
かすかな希望になりました。

顕微鏡を覗き、培養士が採卵した卵子に
1匹ずつ元気のいい精子を注入し、
受精させます。

受精卵は培養液の中で育てられ
1つの受精卵が2つ、4つ、8つ・・・
分割していきます。

ある程度育ったところで
フカフカ準備完了の子宮内に胚を移植します。

あとは運任せです。
子宮内膜に着床してくれるかどうかは
神様しか知りません。

1周期目、2周期目、3週期目、4周期目・・・

胚移植まではこぎつけますが
いずれも着床にはいたらず。

厚い厚い、年齢という壁に打ちのめされ
20代、30代とは異なる身体の現実を
突き付けられました。

11人も子どもがいて、まだ欲しい?
意味がわからん。
頭おかしいんじゃないの?

そう言われるかもしれません。

人とはちょっと違うかもしれないけど
普通じゃないかもしれなけど、
でも、わたしたち夫婦は真剣でした。

45歳になりました。

いつまでもしがみついていてもダメです。
引き際も肝心です。

わたしは11人もの子宝を授かりました。
MARKの遺伝子も1人、残すことができました。
できることはすべてしました。
後悔はありません。

思い描いていた結果は出せなかったけど
晴れやかな気持ちで 不妊治療の現場を去りました。

「まだ諦めない。
医学の力でどうにかなることなんか ほんのちょっとやから。
世の中は解明されてないことのほうがずっと多いねんで。
HISAKOは普通じゃないから 何が起きても不思議はない!」

MARKはそう言います。

そんな中、 昨年、長女が出産しました。
現在20歳のママは
たくましく子育てを楽しんでいます。

孫が生まれても わたしはまだ諦めません!(笑)

娘には、
「本気で欲しいんやったらいつでも言って。
ピチピチの卵子、提供してあげるわ」
(ヨボヨボで悪かったな!(^_^;))

ばぶばぶのママたちにも、
「HISAKOさんは沖縄行ったら
妊娠しそうな気がする」

根拠なく(笑)励ましてもらったりもして
何が起こるかわからないからこそおもしろい
ナチュラルな人生の波に乗りながら
今年のお正月、わたしは46歳になりました。

そして先日4月1日、
人生の大きな節目、沖縄移住を果たしました。

「沖縄行ったら妊娠しそう〜」
「HISAKOさんならやらかしそう〜!」

さて、どうなんでしょうか。
どうなるでしょうか。

・・・この話

つ♡づ♡く

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