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2014.12.25

母乳育児はたいへんですか?

妊娠中に読む雑誌や書籍に、
数ヶ月後に迫っているリアルな母乳育児について
細かく記載されているものは案外少ないです。

さわりだけサラっと書いてあるものがほとんどで、
具体的に母乳育児がいかにたいへんか
その真実はベールに包まれています。
ママたちが「キレイゴトではない母乳育児」を知るのは
たいてい出産後になるようです。

乳腺炎や、水ぶくれ、流血による激痛、
食事制限や夜中の授乳
赤ちゃんがうまく飲んでくれず
授乳間隔があかなくて辛かったり、
おっぱいがガチガチに張って
しょっちゅう乳腺が詰まってしまったり、
頻回授乳で抱っこが辛く、ママの肩腰、腕が悲鳴をあげたり
分泌量が足りない、逆に出過ぎるなど
おっぱいにまつわる悩みは尽きません。

とくに初めての赤ちゃんの場合は
わからないことだらけで苦労と忍耐の連続、
「この現実を妊娠中に教えて欲しかった!!」と
おっしゃるママは多いです。

母乳で育てたいけれど、こんなたいへんな思いをしてまで
したくないかも・・・
こんな状態がいつまで続くんだろう
やっていけるか不安・・・
いっそのことミルクに切り替えてしまおうか?

そしてそんなことを考えてしまう自分に
挫折感と赤ちゃんへの申し訳なさ、罪悪感で
心が壊れてしまいそうになります。

実際に母乳育児を始めて、
思った以上にたいへんだった、
というママは正直なところ本当に多いですが

だけど、考えてみてください。

赤ちゃんはこの地球上に生まれて
初めておっぱいを飲むんです。

ママは出産を経験して
初めて母乳育児をするんです。

赤ちゃんもママも初心者同士。
最初からうまくできるはずがないんですよ。

例えばオリンピックのフィギュアスケート選手は
最初から3回転半ジャンプができたのでしょうか?

練習して、練習して
やっとできるようになったのですよね。

なんの苦労もなくできたら、できたときの感動も
薄いですが、
苦労して苦労してやっとできるようになったら
達成感と満足感でいっぱいですよね。

母乳育児もオリンピック選手と同じです。

産んだらすぐに母乳が出て、
赤ちゃんは上手に3時間ごとにそのおっぱいを飲んで
スクスク育っていく?

そんなわけないですやん〜!
金メダルは練習なくしては取れることはないのです。

何事も、練習しているうちにちょっとしたコツを
掴んだ途端、急に上達してできるようになる、
ということがありますね。

母乳育児も例外あらず。

あーでもない、
こーでもない、

わーーーーーーーーーーー!!!!

とか
騒いでるうちに気づけば軌道に乗るものなんです。

あれだけ気にしていた食事内容も、
少々甘いものや脂っこいものを食べても
なんともなくなる瞬間があります。

あれだけ詰まっていた乳腺が
順調にピューピューと母乳を分泌してくれるようになる
瞬間があります。

あれだけ頻回だった授乳回数に
慣れきってしまってしんどいとも思わなくなっている
自分に気づく瞬間が来るんです。

母乳育児は必ず
軌道に乗ります!

そのときの幸せ度合いは、半端ないですよ♪
嬉しそうにおっぱいに食らいつく子どもは
どんなに愛おしいか!

おっぱい卒業
いつか授乳を終えたときに

たいへんだったけど
素晴らしい毎日だった
おっぱいで育てることができて
幸せでした

って、みんながおっしゃいます。
そして本当に美しい表情を見せてくださいます。
これが母親の美しさ、強さなんだなぁって
ジーンとします。
ママたちは自信に満ち溢れて輝いています。

だから

最初はちょっとたいへんかもしれないけど
「母乳育児はたいへん!」以上の
「母乳育児はしあわせ!」が
あなたのその苦労の先に
必ず存在するのだということを心の杖にして
頑張りましょうね!

練習なくして
金メダルはとれません。

地道にじっくり、
ぼちぼちです!!

頑張ったからこその喜びが
あるんだよ♪

ミルクで育ててる人も同様、
子育ては慌てて結果を求めても
どうにもなりません。

一休さんを見習ってね。

あわてない、あわてない
ひとやすみ、ひとやすみ

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