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2020.09.15

久しぶりのパパママ向け講演

先週土曜日、
7ヶ月ぶりにパパママ向け講演に行ってきました。

自治体からの講演依頼でしたが、
コロナ感染拡大でいったんは延期になり、

沖縄の緊急事態宣言が解除されたことを受け、
9月なかばの予備日に、
無事、開催することができました!

本当に久しぶりの講演でした。

会場に集まってこられたパパママの顔を見て
テンションが上がりました!

助産院ばぶばぶを開業してから16年、

全国飛び回って
今まで重ねてきた講演会やセミナーは
いのちの授業だけで、のべ250校。

妊婦教室は200回

パパママ向けセミナー講演350回

合計800回以上にも及びます。

ですが、今年3月からは
新型コロナウイルスの感染拡大で
講演関係はすべて中止になりました。

9月までに
すでに決まっていたセミナー・講演会が
15件ほどあったのですが
それらが完全にフリーズしました。

大規模のときには
ホールに500人レベルの人が
一同に集まって話を聴くわけで

わたしの講演は基本的に
妊婦さんや小さな赤ちゃん連れのママも多いので
この状況だと開催はできません。

緊急事態宣言がいったん解除された
6月~7月に
数校で『いのちの授業』ができましたが

沖縄は8月に再び緊急事態宣言発令で
9月5日に解除されたものの
現時点まだまだ警戒レベルは高く
いつから通常モードで講演活動を再開できるのかは
まったく見えてきません。

沖縄だけじゃなく
本土で予定されていた講演も延期、
または中止が相次ぎ、

連日、依頼者サイドから
「講演会のキャンセル料は・・・?」
みたいな話を振ってこられましたが

誰のせいでもないコロナ相手に
そんなんどーでもいいですわー!

という会話を
何度繰り返したでしょうか。( ̄▽ ̄;)

ただ、これまでずっと
大勢のお客さんの前で喋り続けてきたのが
いきなりブチッと途切れてなくなったことだけが
無念でした。

講演は、
1回に見てもらえる人数は知れています。
一気に何百万人とかに見せるものではありません。

だけど最大のメリットは
同じ空間で喋るので、
白熱した空気が伝わります。

わたしの講演は2時間まるまる笑いっぱなし。
来てくれたママたち、子どもたちの顔が
講演の前と後では全然変わるのが
なにより嬉しい報酬です。

終わって会場から出ようとしたら
後ろからたくさんのお客さんたちに
呼び止められて握手を求められたり
一緒に写真を撮ったり。

「こんなに笑ったのは久しぶり!」
「感動して泣きました」

と言ってくださるんです。
これは、ホンマにたまりません~。

直接話せるということは
いろいろ伝わるし、こちらももらいます。

子育てのことを語るんだけど
性のことを語るんだけど
夫婦のあり方を語るんだけど

会場中を笑わせてナンボだから。
感動の渦に巻き込んでナンボだから。

爆笑させる講演をわたしはいつも
目指しています。

喋るのは好きだし、
旦那さんのMARKは大阪の吉本新喜劇のメンバーに
スカウトされた過去を持つ人物なので
漫才仕立ての夫婦講演は、どこを探しても
ここにしかなく、まさに最強だと思っています。

目の前でお客さんの反応があるのは
とても嬉しくて、楽しい。

それでわたしは
「喋れる助産師として日本一になってやろう」
と思いました。

コロナ自粛で講演ができないなか、
今年5月より
講演会の中身をすべておさめた動画を
YouTubeチャンネルにアップし始めました。

助産師の専門知識は
プロ意識とプライドを持って
世の中に発信していくべきなのでしょうし

講演の話を丸ごと全部
無償でさらけ出すということには
反対意見もあるでしょう。

実際、収入源となるネタ、専門知識を
誰もが見れちゃう場所に
気安く配信するってどうなん?
と、言われたりもします。

でもね。

今は、そんなことを言ってる時期じゃないと
思うんです。

ネタバレとかそんなのは関係ありません。
今は、損とか得とかじゃないんです。

わたしのトークは
その都度アドリブ入れまくりで
そもそも台本もないので
同じ内容ってことがありえないから
いいんですけどねー( ̄▽ ̄;)

2時間の講演で、喋りっぱなしの笑いっぱなし。
これだけ長い時間、笑い続ける空間も
なかなかないでしょうし

大事なのは、多少なりとも

『誰かの役に立つこと』

それだけです!

今はみんながスマホを持っている時代なので
YouTubeに出したら
いろんな人に見てもらえて
行動制限だらけのコロナ時代にも
元気と笑顔を与えられるんじゃないかなと思って。

ほんまにそれだけです。

三密回避、マスク、ソーシャルディスタンス・・・
手指の消毒・・・

ストレスだらけの毎日だけど
人間、お米が買えて、
暑さ寒さ雨風をしのげる家さえあれば
生きていけるのよね!(笑)

とにかく、生きましょう!

生きてればきっといいこともある。
それが一番大事なこと、
とくに今はね!(^^)

講演会場は、
前代未聞、席と席の異様に広い間隔、
全員体温チェックにマスクに消毒に、
かつてない雰囲気でしたが

しゃべってドッとウケたら
なんかいつもより嬉しくて、
こみあげるものがありました。

妊娠9ヶ月のでっかいおなかで
立ったまま2時間の機関銃トーク。

マスクつけて喋るの、苦しかったですが
無我夢中でした。

わたしと同じぐらい
大きなおなかの妊婦さんたちも
来てくださっていましたが、

きっと彼女たちは
コロナ禍で夫立ち合いもできず、面会も叶わず
たったひとりでお産に立ち向かうことになるんです。

子育て中のママたちは、
支援センターも閉鎖、
子どもを連れて出かける場所を制限され、
集団健診さえ延期になったりして
ストレスいっぱいの毎日でしょう。

さらに、観光産業が盛んな沖縄は
コロナのせいで収入がガクンと減り、
経済的な不安を抱えることになった
ご家族も大勢いらっしゃると思います。

たいへんなことが
いろいろあるなかでも、
講演会に来てくださって、
たくさん笑ってくださって・・・

そう思ったら、なんやろね~

笑いが起こるたびに、
こっちが胸いっぱいになりました!
しみじみ、やっててよかったな・・・と。

なので、アフターコロナで
また大勢が集まって笑える日が来たら

そのときにやる講演は、
これまでとは違う感覚になるだろうと思っています。

ワクチンができるまで、
まだまだ世の中には
想像もつかない変化があるでしょう。

だからこそ、
ここからまた、笑いが大事な時期に
なってくると思います。

もう15年ぐらいお笑いやってきたけど
(いや、わたしはわたしは助産師ですけど!)

今こそ、
こんなときだからこそ笑いが必要だ!

って思います。

わたしは、
自分の専門分野を喋ることで
笑ってもらいたいです。

その想いは今までもあったけど、
コロナのあと、さらに強くなりました。

何事も、まず人の役に立つということ。
自分ができることで役に立つ。

それが第一だと思っています。

わたしにできるのは、
専門知識と豊富な子育て経験を
笑いに変えて伝えていくことです。

講演は、来てくださった方が元気になる。
わたしがしゃべったことで
みなさんがエエ顔になってくださる。
こんな素敵なことはないですよ!

ホンマによかったなぁ~

って、ほっこりします。

ホンマのこというと、
目の前で、笑ってくださって、
一番エエ顔になっているのは
何を隠そう、わたしかもしれんけど!

15年もやってると、
パパママ向けセミナーのお客さんは
わたしよりずっと若い世代になってきました。

いのちの授業は
わが子より年下が増えてきました。

マスクつけたまま2時間以上の機関銃トークは
か〜なり息切れ酸欠になりましたが( ̄▽ ̄;)

体が動く限りは
ずっと続けていきたいと思っています♪

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