HISAKOブログHISAKOブログ
2019.09.10

娘がママになりました!(1)

子どもが11人もいると
いろんな事件が起こります。
ファンタスティックでエキサイティングな毎日です^ ^

そんななか、
一番上の娘が入院していました。

そして昨日、
ようやく退院・・・

新生児を連れて♪♪

そうなんです!
わたしは45歳のばぁばになりました^^;

大学生カップルに社会的自立はありません。
ですが赤ちゃん誕生となれば
学生気分では困ります。

彼は大学を辞めて就職するか、
それとも将来を見据えて大学卒業するかという
選択に迫られました。

結局、ご両親の理解と応援もあって
彼は学生を続けることになり、
卒業、就職するまでの間、
彼の実家に同居させてもらい
子育てを開始することになりました。

お世話になる身です。
娘は偉そうなことが言える立場ではありません。

自分の立場をわきまえて
彼女は努力したのですが、至らず・・・
妊娠中の同居は思った以上にたいへんだったようです。

妊娠32wのとき
彼女は切迫早産で入院しました。

34w時点で予断は許さず、
救急車搬送レベルの切迫だと言われましたが
里帰り分娩を考慮すると
大阪に戻るのは今しかなく・・・

危険は伴いますが
わたしが助産師だということで
里帰りのお許しをいただきました。

寝たきりのまま大阪へ連れて帰り
再入院のつもりで
分娩予定の病院を受診しました。

すると20mmを割っていた子宮頸管長が
正常な所見まで延長していて
NSTでも、規則的な子宮収縮は感知せず。
子宮収縮剤の内服さえも
必要ないと診断されました。

そんなことってある?!
びっくりな事態が起きました。

ばぶばぶに来ているママたちも
義両親とうまくいかなくて辛い思いをされている方が
たくさんいらっしゃいます。

それが原因で夫婦不和になった話や
義両親からスープの冷める距離に引っ越した話、
喧嘩別れのまま、義実家に寄り付かなくなった話、

中にはもちろん、パパの実家が大好きだという
ママもいらっしゃいますが、
残念ながらそれはやっぱり少数派のようです。

義両親と同居のママたちの話はさらに悲惨なことも多く
みなさん本当にいろいろあります。
よくがんばっています。

考え方の違いはしかたがないことです。
温度差があるなかで
お互いが思いやりの心で
打ち解けようと努力しているはずなのにね。

誰しも悪気があるわけじゃありません。
よかれと思っての発言
仲良くやっていきたいと思っているからこその
行動なのに・・・
悲しいことになぜか微妙にハズしてしまいます。

ちぐはぐの歯車はすれ違ってばかり。
なかなか噛み合いません。

家族って本当に難しいですよね・・・。

切迫早産は、
子宮頚部や卵膜になんらかの細菌やウイルスが感染し、
炎症が起きてしまうことで起こります。

また、多胎妊娠や
子宮奇形、子宮筋腫、ポリープ、切迫早産の既往、
子宮頸管円錐切除術既往、子宮頸管無力症など

医学的見地から判断して
明らかなリスク因子を持っている場合は
わたしたち周産期医療者は身構えます。

娘の場合、
感染があるわけでもないし、
とくにリスク因子は見当たらないのに
入院レベルの切迫早産に見舞われました。

切迫早産の原因。
考えられるのはアレしかありません。

やっぱり・・・
過度のストレス?

ストレスは人生のスパイスとも言われます。
生きていて精神的疲労を感じない人はいません。
人間にとって、よいことも悪いことも
大なり小なりストレスになります。

同じ気疲れでも
自分の考え方や対処によってよいストレスになったり
悪いストレスになったりする場合がありますが

それを上手にコントロールすることで
人生をより豊かにすることができます。

心の緊張が原因で引き起こされる体の変調は
たくさんありますが、

「ストレスが原因」って言われると
なんとなく

メンタル耐性の問題でしょ
気持ちの問題
そんなことぐらいで?

と軽視されがちかもしれません。

わたしもどこか、
そんなふうに考えているところがあったように
思います。

救急車搬送だと言われた所見が
大阪に戻った途端に
嘘みたいに回復してしまうという
信じがたい状況を目の当たりにし、

心の負担が身体に反映され現れることの恐ろしさ、
心身の密接なつながりを
改めて再確認させられた気がします。

妊婦にとって、
ストレスがどれだけの影響を及ぼすか。

たかがストレス、
されどストレスなのだということを
つくづく体験させてもらいました。

順調なマタニティーライフを過ごせるように
助産師として妊婦さんたちの心の奥に秘めた叫びにもっと寄り添い、
耳を傾けてあげなければならないと思いました。

ちなみに。

娘が切迫入院中
なにげに机の上に置いていた
『母乳育児の本』
著者は大阪の助産院ばぶばぶHISAK0さんなんですが・・・

病棟助産師さんたちに
あっという間に面割れしてしまいました。

「もしかしてHISAKOさんの娘さん?
もしかしてNHKに出てた、すずちゃん?!
キャ~~~~やっぱりー!」

わたしのブログを読んでくださっている
助産師さんもいて
娘をお任せするのになんと心強かったことか。

さらにその産科病棟に
わたしの学生時代の友人が勤務していてビックリ!

寝起きを共にし、
厳しい分娩実習で何度も泣き励ましあった同士です。

今では役職につき、
若い助産師たちを指導する立場になっていました。
産科病棟を引っ張っていく堂々たる友人の姿を
眩しく眺めさせてもらいました。

主治医からは
「そうと分かれば念入りに経過見ていきますね」

ありがたいやら申し訳ないやら。

つづく。

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