HISAKOブログHISAKOブログ
2020.07.07

沖縄の給食メニューがナゾすぎる!

クーリジシ
イナムドゥチ
スンチーイリチー
ウンチェーバーイリチー
チムシンジ
ウッチンごはん
うちなーみそ汁
カンタバージューシー
パパイヤンブシー
ポーポー
ドゥルワカシー
ヒラヤチー
黒糖アガラサー

7月の子どもたちの学校給食のメニューです。

月はじめに配布される給食献立表には
呪文のようなナゾの料理名が
ズラッと並んでいます。

使われる食材名から
料理完成予想図をイメージしますが
料理名だけでは
どんな料理なのかまるで想像がつきません。

そもそもわたし、
カタカナがスラスラ読めませんから!(笑)

クーリジシは、
肉と野菜を卵でふんわり包み込んだ
沖縄のお汁料理だそうです。

「クーリ」は氷。「ジシ」は肉。
直訳すると冷凍肉?!
アチコーコー(あつあつ♪)な
お汁やのになんでやねん。
ネーミングセンスおかしいやん。

沖縄の人に聞いてみたら、
卵とじにしている姿が雪みたいに見えるから。

なんだそうです。
(雪なんか見たことない人が大半でしょうけど)

イナムドゥチは、
豚のバラ肉、干ししいたけ、こんにゃく
厚揚げ、かまぼこなどが入った
具沢山の白味噌仕立ての濃厚みそ汁。
本土でいうお正月のお雑煮みたいなもので
お祝いの日に好まれるのだとか。

スンリーイリチー
「スンリー」とはメンマのこと。
「イリチー」は炒めもの。

ラーメンのトッピングでおなじみのメンマだけど
沖縄のスーパーのお惣菜売り場には
必ずといっていいほメインおかずとして
スンリーイリチー売ってます。

ウンチェーバーイリチー
「ウンチェーバー」=空芯菜
の、炒めもの。

チムシンジは、豚レバーの汁物。
おおお〜〜レバー・・・苦手です。^^;

うっちんごはん。
ウコンと生姜のまぜごはん。

うちなー味噌汁とは
うちなーんちゅ(沖縄の人)の味噌汁。

こうしてみると沖縄は、
具沢山の汁物のメニューが多いです。

街の定食屋さんでも
『みそ汁定食』というのが必ずあって
大阪だとみそ汁は小さなお碗で主張なく
添えられるよう出されるのが一般的ですが

沖縄で「みそ汁」といえば
メインのおかずとして
どんぶりでドドーン!と出てきます。

なので、たかがみそ汁のくせに
お値段は500円以上します。
(それ相応の具材たっぷり)

カンタバージューシー
「カンタバー」とは芋の葉や茎。
ジューシーは雑炊とか炊き込み。

「ンブシー」は、
蒸し料理のこと。

ポーポーは、
沖縄の伝統的なお菓子。
小麦粉を水で溶いて薄く焼き「アンダンスー」と
いう沖縄ならではの油味噌を巻き付けたもの。

沖縄に来て、
わたしはアンダンスーにハマりました!
豚の三枚肉を細かく刻んで味噌で炒め、
砂糖で甘く味付けされた油味噌なんですが

あつあつごはんに乗せても美味しいし、
和え物の調味料として、お豆腐の上に乗せて
などなど・・・いろんな食べ方があって
感動した食べ物のひとつです!

トゥルワカシー、
意味はなんと『泥沸かし』
原料の田芋を煮るときに泥を煮てるように見える
ことからこんな名前になったそうです。

ヒラヤチーは
沖縄版チヂミのような料理。

アガラサーは
ふんわりモチモチ、黒糖の甘さひろがる
素朴な蒸しパンです。(美味しいです)

給食でデザートが出る率は
大阪では月に数回でしたが、

ちんすこう、紅いもタルト、シークヮーサーゼリー、
サーダーアンダギーなどなど、
沖縄では給食デザート率が高いことに
子どもたちはびっくり!

チャンプルー料理(いろいろ混ぜこぜの炒め物)は
給食でも定番中の定番です。

ゴーヤチャンプルー、ふーチャンプルー、
そーめんちゃんぷるーなどなど
いろいろありますが、

大阪育ちのうちの子たち曰く、
チャンプルーは全部同じ味がするから苦手・・・と
ボヤいてます。

沖縄料理は全体的に味付けが繊細とは言えません。
単純でくどい。よく言えば豪快。

でも、それなら大阪だって
粉もん、お好み焼きやたこ焼きは
基本的にコテコテソースで
味付け繊細とは言えないですけどね〜。^^;

わたし的には豚肉使いたい料理、
沖縄ではランチョンミート、スパム、コンビーフなどの
加工肉が使われていて
具材が独特なので好みが分かれるのかも。

でも、チャンプルーは
究極の時短&節約料理だと思います。
いろんな食材を使うので栄養価も文句なし!

ちょっと工夫して調味料の配合に
こだわって作ってみたりすると、
ワンパターンなチャンプルーは
絶品料理に化けちゃうことも発見しました!

うどんとラーメンの中間のような味がする沖縄そば、
アメリカの影響を受けたタコライスなども
よく給食で出てきます。

麺類&アメリカンなジャンクフード系は
どこの子どもたちにもウケますね^ ^

あとは、ゴーヤチップスとか
パパイヤとか、もずくとか、ヘチマとか。
沖縄独特な食材はしょっちゅう給食で
出てくるようです。

大阪ではどこの家庭でも
たこ焼き機を所有していて
家族でたこ焼きパーティーをする文化がありますが
粉モン、給食では出てこなかったなー。

沖縄に来てすぐの頃は
じーまーみー豆腐ばかり食べたり、
ラフテー、ソーキそばを作ってみたりして
沖縄かぶれしてましたが、

移住3ヶ月目にして
わが家の食卓は
すっかり大阪にいた頃と同じになりました。

では、
沖縄地元の人たちの家庭の食卓には
ナゾのメニューの数々がしょっちゅう並ぶのか?

学校のママ友たちに聞いてみたら

「沖縄料理はあんまり美味しくないから
作らないさ〜」

・・・だそうです。(笑)

作らなくても、沖縄地元の人たちは
給食のナゾの料理がどんなものなのか
ちゃんと知ってる。
すごいな。

わたしもがんばって覚えるわ!

まるで英単語を覚える受験生の気分です〜(^^;

【新登場】よりお得に、大容量になった「新マシュマロ」を大発表するで〜!
一覧に戻る

人気記事

2023.03.06

お菓子のレイ

2021.04.15

あれ?抜けないぞ?

2021.06.04

母乳育児は痩せるのか?

2023.01.26

インスタグラムに挑戦!

2019.09.27

げっぷは「出させるもの」じゃないんだよ