HISAKOブログ

ホタルの光

hotaru 1 - ホタルの光
昨日の夜、
そろそろ寝ようかと
ベッドに入ってなにげなく窓の外に目をやると
小さな黄緑色の光が空中を浮遊しているのを
見つけました。

自然がたくさん残っている里山・・・
雑木林に囲まれて、
田んぼや畑の間をきれいな小川が流れていて、
人と、さまざまな生きものたちが
共存している・・・
そんなところに住んでいるので
自宅周りでは、都会では見ることのないような
珍しい虫や動物にしょっちゅう出くわします。

とはいえ、
まさかのホタル!

しかも寝室の窓に、ホタルのほうから
「はよ寝なはれや〜」とばかりに
幻想的な姿を披露しにきてくれるなんて、
贅沢なことです。

ホタルは豊かな自然があるところでしか
棲息することはできません。
美しい自然の申し子。
まるで妖精みたい。
黄緑の小さな光に
「ティンカーベルだ!」と、一瞬思いました。

自然というのは、
水 緑 土 光 空気 のこと。

この全部がきちんとそろって、
はじめてホタルは舞います。
どのひとつが欠けてもダメなんですよね。

わたしは正直、脚がない生き物と、
5本以上ある生き物は
かなり苦手です。
爬虫類とか虫とかーーーーー(キャ〜〜〜!>* ))))><)

でも不思議。
暗闇の中に黄緑色に優しく揺れる小さな光には
思わず息を飲み、釘付けになってしまいました。
じーっと見つめていると
なんだか心がほんわかとリラックスしてくるのを感じ・・・
かなり癒されました。

ホタルの光は、1/f α「ゆらぎ」といって、
この世の中でいちばんやさしい光なんですって。
心に灯ったホタルの光は、人の気持ちをどんどん
優しくしていく効果があるのだそう。

小さなことですぐ怒ったり、
人の悪口を言ったり。

そんなこと、どうでもよくなって、
ただただ、ここに生きていることに
感謝する気持ちになり、
心が洗われて幸せに包まれました。

理屈抜きに、
リラックスの脳波、α派、
出まくりーーーーーー!!!
を、体感させていただきました。

わたしたちの遠い遠い祖先、
古代人は、住む場所を見つけるとき、
まずホタルを探したそうです。

ホタルが住むところは、
人間にとっても、いちばん住みやすい場所だからです。
そうして、人とホタルは、
何千年も何万年も一緒に暮してきたんですって。

ホタルは1年近く幼虫で過ごし
成虫になってから生きていられるのは
たった1週間なのだそうです。

日本には40種類を超えるホタルが生息していて
なかには発光しない種類もいるようですが

有名なゲンジボタル、ヘイケボタルは
なんと、卵の時代も、
幼虫の時代も、さなぎの時代も
そしてもちろん成虫になってからも
一生を通してずっと光続けることができるんですって!
知らなかったー。

ホタルのお尻が光る理由は3つ。

外的刺激に対するストレスの光
敵を驚かせるための威嚇の光
子孫を残すためのプロポーズの光

なかでも、この季節に見られる
子孫繁栄のための愛を語る光が
人の心を打つ、1/f α「ゆらぎ」の光。

心拍、ろうそくの火、波の音、
小鳥のさえずり、川のせせらぎ音、
メスを誘うオスのホタルの光も、
まさしく自然界のゆらぎを持っています。

これは癒しのリズムといわれ、
その1/fゆらぎを感じることにより、
人の脳は安らいで、落ち着きます。
そして「安らぐ」というのは脳がα波を出している状態で、
いわゆる癒されている状態のことです。

海の波はいつも一定ではなく、
強かったり弱かったりします。
炎はずぅっとひとつの形にとどまることなく、
たえず動いて形を変えます。
鳥たちは、テンポよく規則正しい周期では鳴きません。

自然界にある「音」や「動き」は、
同じ間隔や同じ周期ではありません。
これが、ゆらぎです。

自然界は独特の癒しのリズム(ゆらぎ)に満ちています。
‘ ゆらぎ ’は宇宙誕生の源泉とも言われていて
私たちに生命の躍動を与えています。

なんだか難しい話になってきましたが、

宇宙が生まれる前、
そこにはエネルギーの“ゆらぎ”がありました。
ふとした拍子に、突然爆発し、0.0000…01秒後には、
ものすごくでっかい、
この宇宙が誕生したわけです。

ゆらぎなしには、宇宙の誕生も星の進化もありません。
あらゆるものは、予測不能の偶然のできごと、
(ゆらぎ)により変貌をとげます。

壮大ですねー!

ゆらぎを持った光を放つオスが舞い上がると、
メスが草陰から出てきます。
そしてオスの光に応えるように葉の上で、
コールサインを送ります。
それを見つけると、オスはぐるぐると
メスの上で旋回をはじめます。

選択権があるのはメスの方です。
気に入らない相手だとお尻を下げて
断固として拒絶します。
見事ゴールインできるオスは全体の1割程度だから、
人間社会よりも厳しいですね!!
男子、がんばれっ!

交尾は、短くて2〜3時間、
長い場合は一晩中しっかりと抱き合って離れません。
生物学的に、多くの受精卵をつくるためには
時間が必要。ということなのでしょうが、

人間の感情論でいえば
なんだか素敵なお話ですね♪

交尾が終わると、
オスもメスも急速に発光が弱くなり、
オスはやがて死にます。
メスはその後、無事に孵化できる安全な場所を選び、
水際の湿った苔こけの中や、草の茎くきや
葉の裏に多くの卵を何回にも分けて産みつけます。

そして、無事につとめを果たしたメスは、
草の陰で身をかくして土に潜って死に絶え
大地に還っていくのです。

欲がひとつ叶えば
次の欲が顔を出す・・・
欲にまみれた人間とは違って
ホタルはただ一心に
天命をまっとうすることだけに専念し、
なんの疑問も、なんの無念も、どんな雑念も
考えることも感じることもなく
未来に「いのち」を繋げて
死んでいくんだね。

すごいですよね・・・。
なんてかっこよく
いさぎよい生き方なのでしょうか。

かつての日本には、ホタルがたくさんいましたが、
今ではずいぶん少なくなりました。
原因は、毒性の強い農薬が多く使われたことと用水路が
コンクリートなどの人工水路になったためと言われています。

いずれにしても、ホタルを保護して
増やしていくことが、
人間が安心して生活できる環境を
作っていくことと密接につながっているのでしょうね。

うちの畑は無農薬ですが、
必要以上に人の手を加えず
自然に添って生きるという当たり前のことが
いかに大切か、思い知らされます。

「三つ子の魂百まで」と素晴らしい言葉が
日本語にあります。

今の子どもたちは自然に触れ合うことはなく、
テレビやコンピューターに翻弄されています。
人の手を加えた偽物の自然はあれど、
学校でもどこでも本物の自然は減ってしまいました。

そんな中で育った教員世代。
先生の脳がストレスを感じているときや
イライラしているときの脳波、β波であれば、
教わる側の子どもたちのα波の活性化などは当然
見込めないですよね。
子どもたちを教える先生の質も問われます。

「癒し=穏やかさ」の言葉の意味すら
理解できないのが現状なのかもしれません。

美しい日本の風情や情緒は
日本の原風景から生まれています。
ホタルはそういう中で静かに光を放し、
謙虚に健気に生き続けています。

今の子どもにホタルを通じて
「感動」「感激」「感謝」を伝えていけたら素敵です。

何を見ても感動しない。
何に触れても感激しない。
ましてや人や自然などに感謝もしない。

そんな現実を
再認識できますように・・・

本物の美しさを見いだす時に
自然と人と人との関わりに興味が湧き、
何かを置き忘れてしまった現在に
大切なことを生み出してくれると思います。

そんなことを考えながら

今夜もホタル、
来てくれないかな〜?

窓の外をじーっと眺めているうち、
いつの間にか眠ってしまいました。

 

 

 

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