HISAKOブログ

赤ちゃんの生理的便秘

baby 253x405 - 赤ちゃんの生理的便秘

母乳の分泌量は順調に増えてきています。
1日の授乳回数は10回を切ることはありません。
夜間授乳もサボっていません。

赤ちゃんは体重増加良好です。
おしっこもしっかり出ています。
機嫌も悪くありません。
おっぱいの飲みっぷりも良好です。

何も改善すべき点は見つからないのに・・・

生後2ヶ月の赤ちゃん。
立て続けに2人、

「急に便秘になってしまったんです!
おっぱい足りてないんでしょうか・・・」

というご相談をいただきました。

母乳不足など、水分不足が原因で便秘になるときは
排便時に赤ちゃんはスムーズにうんちを出せないので
強くいきみます。

出てきたウンチはコロコロだったり、
肛門が切れて出血することも。

また、おなかが張って苦しいので、
機嫌の悪い時間が増えたり
おっぱいを飲ませようとしても
仰け反って怒ったりします。

質問していくと、2人とも

・機嫌は悪くない
・おなかは張っていない
・出てきたウンチは柔らかく水分を含んでいる
・赤ちゃんの体重は順調に増えている

ということだったので、
その便秘は全く心配はないことを
お伝えしました。

生後2~3ヶ月の赤ちゃんによく見られる便秘。
これを生理的便秘と言います。

新生児の頃は、おむつを替えるたびに
ちょこちょこウンチが出ていて
もうキリがない~!というほどしょっちゅうだったりしますよね。

新生児は直腸腔が狭いので
根本的にうんちを溜めておくことが
できないからです。

また、意識的に排便をコントロールする能力もないので
おっぱいやミルクを飲んだり
手足を動かしたり、泣いたり、
消化管にほんのわずかな刺激が加われば
反射的にうんちが出る、
『胃直腸反射』が自動的に作動します。

消化吸収能力も低いので、
飲んだものを効率よく吸収できずに
排出してしまうことも
新生児のウンチ回数がやたら多い理由です。

成長とともに状況は変わってきます。
生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんの腸は劇的に発達し、
消化吸収能力も高くなってきます。
つまり、胃に流れ込んできた栄養分を有効に
吸収できるので、作られるウンチの量そのものも
減ってくるのですね。

うんちを溜めておくこともできるようになるので
排便回数は急に減り、
ウンチの時間帯もだいたい一定してくるようになります。

そして、生後3ヶ月を過ぎると
満腹中枢ができ始めます。

遊び飲みも始まって、おっぱいを集中して
飲まなくなる時期に差し掛かるため
必要以上に飲み過ぎることがなくなります。

ですから、この時期以降の赤ちゃんは
体重増加率も、18~30g増/日→5~6g増/日
落ち着いてきます。

そんなこんなの、さまざまな要因が重なって
生後2ヶ月以降、一時的にウンチの回数が劇的に
減ることがあるのですね。

赤ちゃんが発達していく過程で起こりうる現象、
成長の証なのです!

『生理的便秘』と言われるように
「便秘」という名称が使われているから
問題ありみたいなニュアンスになりますが、

そもそも『便秘』とは、
何日も出ないことを示す言葉ではなくて

・出た時のウンチが硬くなりすぎていないか。
・赤ちゃんが苦しそうではないか。
・スムーズに排便できているかどうか。
・体重が順調に増えているか。

が、ポイントになります。

3日に1回しか出ていなくても、
綿棒刺激をしないと出ないとしても、

上記4つのポイントを満たしていれば
いわゆる便秘ではありません♪

おしりふきの消費量が落ち着いて
ラッキー♪ぐらいに
思っておいてください^ ^

 

 

 

 

 

 

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