HISAKOブログ

ただの農業 ただの子育て

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最近、わたしは
下を向いて歩くことが増えました。
猫背でいつも目を伏せています。

HISAKOさん、どうしたの?
大丈夫?

心配してくださったみなさま
ありがとう ^ ^

決して人生に疲れてしまったわけではないんですよ。

畑をするようになってから、
足元ばかり気になるんです。
以前は、紅葉している木々だったり
新鮮な空気だったり
自然の織りなす“風景”に見入っていたのですが
最近のわたしの関心は、
もっぱら足元!!

もちろん。緑の風景は癒しです。
・・・なんですが、
目がいくのはやっぱり、地面ばかり。

夏野菜の植え付けを直前に、
今、畑では土作りをしています。
そんなわけで『土』が気になって気になって
しかたがないんです。

どこでもかまわず
ふいにしゃがみこむ。

道端に落ちてる枝の棒キレを
土の中に差し込んでみる。(子どもか!)

指をつっこんでみる。
掴んでみる。
手の平に乗せてみる。
おだんごにしてみる。

匂いをかいでみる。

めっちゃいい土に出会ったときは
食べてみようかな?
とさえ思います。(おい・・・)

森林の、自然の力だけで何年もかけて作られた土
つまり天然堆肥は、今まさに土作りをしている
わたしにとっては魅力のかたまりです。

山の土はすごいんですよ。
なんにもしていないのにしっとり水分を含んで
フカフカに柔らかくて、落ち葉や小さな枝や
いろんなものに混じって小さな虫がたくさんいて
栄養の宝庫。

これをそっくりそのまま
うちに畑にお持ち帰りしたい!!
って思うぐらい、
理想的な生命力に溢れる最高の土。

うちの周りは農家さんだらけですが
今の時期は、みなさん一様に当たり前のように肥料を入れて
土を耕して、土作りをされています。

「作物を育てると土の中の養分がどんどん奪われていくから
肥料を入れてあげないと土が痩せて
作物ができなくなってしまうんだよ」

と、一般的な慣行農業をされている方達は
おっしゃいます。

でも、自然の山の中の土を
棒でツンツンしていると
その理論、どうも納得がいきません。

だって、日本は森林大国で、
人間の手が加わらない山は、
毎年その季節に合わせて
たくさんの植物が育っているじゃないですか。

山の土の養分が植物にとられて、
山そのものがやせ細っていくなんてことはないし、
肥料なんか与えなくても
自然の力だけで
山の木々はいつだって青々と天を仰いでいます。

土には本来、植物を育む力が備わっています。
ただの土。されど土。
このような視点で山の土をよ〜く観察してみると
太陽の光、水、微生物、虫・・・
絶妙なバランスで山にとって最適な「土」が
そこに勝手に出来上がっていくんですよね。

人間の赤ちゃんだってそうです。
ママが何かするわけじゃないのに、
妊娠2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月・・・
おなかの赤ちゃんはどんどん成長していきます。
特別な肥料なんか与えません。
ただ、妊婦さんは「自然に」暮らしているだけ。
それこそ、土と同じで
太陽の光と、清らかな水と、
バランスのいい栄養と、十分な睡眠と、
そして妊婦を取り巻くさまざまな人たちや
動物、植物・・・
万物からいただく「愛」

それだけの条件で、胎児は
消化器系も代謝系も骨格も感情も、
すべての器官を見事なまでに作り上げていくんです。

日本はストレス社会です。
こんなご時世だけど、
生きていく上で一番の基本であり、
大切なことは、

周りと比べて人よりも早く
何かができる力でもなく、

周りよりも器用に
さまざまなことをこなす能力でもなく

誰に影響されるでもなく
自分のペースで
自信を持って我が道を進んでいくこと。

仕事にしても。
子育てにしても。
シンプルであること。
自然力のバランスを欠かないこと。

余計な手は加えなくていいし、
下手にコントロールしようとする必要もない。

土も、子育ても
そして自分自身の生き方も
どれにも共通、
当てはまることなんだよなぁ。。。と
実感しています。

先日、自然農法の師匠と話していて
彼のなにげない一言にわたしは
度肝を抜かれました。

彼はこう言いました。

「僕は“ただの農業”をしたい」

「自然農法は特別なことじゃない。
“ただの農業”」

「“ただの農業”をみんなに伝えたい」

ーーーーただの農業。

鳥肌がたちました。

そうなんです。
過度に手を加えないシンプルな農業こそ
「ただの農業」なんですよね。

そして、農業だけじゃなく
なにごとにもシンプルに向き合って生きることは
本来、難しいことではないはず。
だってそれが一番自然な姿なんだから。

本来自然界にないモノ(肥料)を畑に入れれば
自然の循環に歪みが出て、生態系が崩れ
土の活性化を妨げることは言うまでもありません。
さらに化学肥料は、
土や作物に有害な影響を及ぼすものとして残留し、
土の力を弱めます。
光、水、土が融合してパーフェクトに
織りなしていく「自然力」のバランスを
崩してしまいます。

バランスが崩れるから、そこに害虫が発生したり
作物がうまく育たなかったりするのですね。

師匠の目は、
いつもまっすぐに「土」に注がれています。
土のことを話し始めるとキラキラと少年みたいな表情になります。
自然を意識すれば、師匠みたいに
シンプルに生きることができるかな。

子育ても、自然であればあるほど
おおらかに子どもに向かい合うことができて
なんの歪みも起きないんだろうな。

綺麗な土を作り出してくれる偉大な自然に感謝して、
携わる人の愛情によって、
健やかに育っていく子どもたち、
人の心遣い、気遣いに感謝、感謝!

師匠は言います。

「土がキレイになれば水がエネルギーを持つ。
土が水を作る。
そうすれば作物の根伸びが強く、
病害虫が激減し自然災害にも強くなる。
あらゆる生物は自然の偉大なる循環のなかで生きている。
自然がすべてを教えてくれる」

自然から外れれば、たちまち弊害が生じます。
ほんとその通りだと思います。

勉強ができればいい、
いい学校に行ってくれればいい、
早くおむつが外れればいい、
早くおっぱいを卒業できればいい、
右にならえの人生であればいい、

焦っても仕方がないのにね。

なにか怪しいお薬を盛られて
個性を抜き取られ、
全員が無表情な同じ顔をして、
同じ服を着た人たちの集団がいたらこわいですよね。

作物も同じです。
肥料と農薬を盛られて見た目が均一に揃った
綺麗でやたら大きな野菜は
自然からはかけ離れています。

個性は力強さでもあります。
しっかりと大地に根をはり、
風雨にも倒れず、
倒れてもすぐに起き上がる力を持っています。

ただの農業は
ただの子育てに通じます。
極論、ただの人生こそが幸せ。

綺麗な土を作って、
自然と対話をしながら
いろんな微生物と共存し、
夏には美味しい野菜が
いっぱいできるといいなー。

うちの子どもたちは、大きい子たちはもう高校生ですが、
それでもわたしはまだまだ母親修行中。
2歳、3歳、小学生・・・
親の偏見や親の過干渉という名の
農薬や肥料を撒かないように、
自然、自然に・・・
子育てしていこうと思います♪

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