HISAKOブログ

国によってこんなに違う子育て(web相談)

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先日、アメリカ在住の日本人ママ(パパはアメリカ人)と
web相談をしました。

「添い寝は子どもにとってあまりよくない」
「子どもが自立するためには1人で寝かせるべき」
「ましてや添い乳なんてもってのほか!」

アメリカ人の義両親に指摘されて
自分の育児観との違いに
戸惑っている・・・というご相談でした。

日本では9割以上のママと子どもが
同じお布団、同じ部屋で寝ているそうですが、
世界的にみると、日本の添い寝方式がスタンダード
なんだそう。

だけど、アメリカでは
ママと子どもが一緒に寝る家庭はたった6割。
日本特有「川の字」で寝る様子は、
アメリカ人にとっては不思議な習慣に
見えるのだそうです。

アメリカでは
「寝る=夫婦の時間』という考えが浸透しているので
子どもがまだ小さいとしても
親と同じベッドに入って眠ることはあまりないのですね。

海外ママとweb相談をしていると
国によって、文化の違いを知ることができて
本当におもしろく、
「なるほど!」「へ〜!」の連続です。

アメリカと日本では、
そもそも睡眠に対する考え方が違います。

アメリカでは、
眠りはプライベートなもの。
「眠ること」は、セックスを連想させることもあるため、
パパママと子どもが同じ部屋で寝るのは
気まずさが生まれるのだそうです。
だからパートナー以外の人の前で
眠ることには抵抗があるのだとか。

日本人は、
どこででも居眠りできる人も多いですよね。
電車の中だろうが、授業中だろうが、
子どもや祖父母、他人の前でも
眠ることにそれほど抵抗はありません。
もちろん、そこには
性的な意味合いもありません。

そんな日本人の感覚からすると
小さな子どもを1人で寝かせるというのは
放任しているようで、なんとなくかわいそうに
思ってしまいます。

じゃあ、アメリカ人の子どもは
一人寝をさせられて愛情不足になっているの?

というと、
そうではなくて

添い寝文化のない国では
夫婦関係がまず重視されるゆえに
子どもとママは別々に寝るけど、
そのかわり、起きている時間帯は
「アイシテル」って言いまくり!
ハグしまくり!
キスしまくり!

過保護なんちゃうのー?
いくらなんでもやりすぎちゃうの?

これでもかっ!というぐらい
非力な子どもには手を差し伸べるべき
だという考え方が一般的なのだそうです。

眠るまでは親子は同じベッドに入り、
絵本の読み聞かせやお話など、
眠りの儀式を欠かせません。

そのかわり、夜は1人で寝かせることで
自立心を養うのです。

それに対して、日本人は、
昼間のしつけを通して自立心を養います。

要するに、自立心を訓練する時間帯に
日本と海外では大きな違いがあるわけで、
海外では起きている間は
たくさんのスキンシップをはかって愛情を伝え、

とにかく時間に追われています。
子どもとのスキンシップに関しては、
時間的余裕も、精神的余裕も
なかなか足りない日本社会では
不足分を夜に子どもと一緒に寝ることで
安心感を与え、愛情を伝え
補っているというわけです。

うちの子たちは
4歳児、2歳児、0歳児は
もちろんのこと、
小学3年、2年生もママと同じ部屋で寝ています。
(部屋、ぎゅうぎゅうや!!)

すっかり1人で寝られるように成長した
大きな子たちも、昔はみんなそうでした。
中学生になるとどの子もだいたい
一人寝OK!になっていきます。

思春期を迎えたら
自然に子どものほうから離れていくんだし。
絶対にそうなるんだから!

無理じいして早々と
子どもをママから引き離さなくても
いいんじゃないのかなぁ。。。
と個人的には思います。

夜は暗くて静かで、子どもは不安を感じて
当たり前だと思うんです。
寂しい、怖い、不安・・・
でもママに甘えると怒られる・・・
子どもの小さな心が大きく傷つきます。

眠りにつくとき、
ママと一緒だと安心するのが子どもなのです。
安心して眠らせてあげることはとても大事。
安心=安眠
ですよね。

最近、「ねんねトレーニング」というのが
ちまたで流行っていますよね。

その理論を否定するわけではないですが、
わたしはどうも、ねんトレの意義が
理解できません。

海外の家庭のように
昼間に子どもとのスキンシップを十分とれる
自信があるのなら、
ねんトレしても差し支えないかもしれないけど、
決行するのであれば、夜間以外の時間帯の
愛情のフォローは意識的に行うことは不可欠だと思います。

愛情表現の不器用な日本人。
子どもを別室で寝かせることが
果たして自立を促すのでしょうか。

添い乳を求める子どもに
おっぱいを我慢させることが
本当に自立を促すのでしょうか。

「1人で寝る時期が遅い子は自立が遅れる」
という統計は存在しません。
最近はむしろ、その逆であるという考え方が
世界的には主流になってきています。

日本家庭の伝統的文化、家族で川の字。
それは現代でも変わりませんよね。

子どもにとってもママにとっても愛情の通い合う
とても優れた寝かたが、添い寝であり
添い乳だと思います。

依存は自立を促します。
甘えたい気持ちを受け止めてあげると
子どもは安心します。
安心こそが、自立につながります。
11人産んだわたし、それだけは絶対、
断言できます!

甘えたい気持ちを我慢しつづけると
いつまでたっても「寂しい」という気持ちから
抜け出せなくなります。

子どもと一緒に寝る時間なんて、
長い人生で考えたらほんの一瞬です。
それはとても貴重な時間のはず。
子どもの成長は行ったり来たり、少しずつ・・・
ですから、焦らず見守り、
できるかぎり一緒に寝てあげたらいいんじゃないのかなぁ。

子どもは、
全身のあらゆる感覚でママの愛情を感じ取り、
安心感を得ていきます。
生涯を支える心の基盤を作り、
ママは母性を深め、親子の絆もしっかりと
結ばれていきます。

こんなに効率的で確かなしくみを持つ『寝文化』
実践しないなんて、もったいなすぎる!

冒頭のアメリカ在住のママが
義両親に言われたことにカルチャーショックを受けたのは、
彼女が日本人だからでしょうね。

添い寝、添い乳、川の字は
とても日本的な愛情表現の方法です。
それが日本人には自然だからこそ
違和感を覚えないのかもしれません。

異文化を学ぶことで
自分の子育て法を客観視することができます。
さまざまなアプローチがあるわけで、
どれが正しいということでもないと思います。

自分の子育てが正しいのか、自信が揺らぐことは
誰にでもあります。
親から受け継いだ伝統や風習を大切にしつつ、
異文化の子育て法にも目を向けることは
自分の子育てのよい点を再認識したり
逆に足りないところに気づく上でもとても有意義なこと。

日本人は日本人のやり方、愛情表現があります。
日本的スキンシップがあります。
海外には海外のやり方があります。

どちらも、よい、悪いではなく、
もっとリラックスして
いいところを選りすぐって、
自分なりに子育てすればいいんですよね!

ちなみに。
パパの一人寝は、日本だけなんだそうです!
同じ添い寝文化を持つ国でも
夫婦の寝室を分けることは「夫婦の危機」と
判断されるそうですよ〜〜。

 

 

 

 

 

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