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2015.04.24

むきむき体操

最近はやりの「むきむき体操」って
ご存知でしょうか。

おちんちんむきむき体操

が、正式名称(?)なのかな。^ ^

おちんちんを持っていない
ママたちにとっては

小さなわが子のおちんちんだって
未知の世界です。
どう扱っていいものやら、
わからないのは当然ですね。

おちんちんって
どうやって洗うのですか?

ってよく訊ねられます。

ちゃんと皮をむいて洗うべきですか?
でもうちの子のおちんちん
皮をひっぱっても
先っぽさえも見えないぐらい
くっついてます。
どう触っていいか・・・こわくて。

で、頼みの綱、同じモノを持っている
パパに相談してみたりするようですが
案外、パパから返ってくる答えは

むいたほうがいいかって?
ほっとけばいいんじゃないの?
自分がどうだったかなんて
覚えてないー

曖昧で、ハッキリしない答え。

なんでわからんねん。
同じ男とちゃうんかい!

ママはイライラ〜〜!

大人になるまで自然に任せていていいのか?
それとも包茎対策で早々に親の手を貸して
脱皮させておくべきなのか?
ママとしては悩むところですよね。

日本人は、7割が仮性包茎と言われています。
亀頭が皮にすっぽり包まれた状態が包茎ですが、
基本的には生まれた時はみんなそのような状態。
それが普通なんです。

医療関係者の間でも、
推進する小児科医と
その必要性はないという小児科医がいて
赤ちゃんのおちんちんの皮を
事前にむくことに関しては
賛否両論のようです。
で、結局のところは両親の考え方に委ねられます。

なぜ皮をむいた方がよいのか。
なぜその必要がないのか。

それぞれの見解があります。

むきむき体操おすすめ派意見としては、
包皮と亀頭の間を清潔を保ち、
亀頭包皮炎などの炎症を予防できることや
子どもが成長したときに勃起がスムーズに行われ、
おちんちんの成長を自然に促すことができること、
思春期以降に包茎で悩むことから
解放してあげられる、という
メリットが語られています。

自然にまかせよう派の意見としては
大人になって真性包茎の人はごく少数。
完全に剥けている人もいれば
日本人の大人の男性の多くがそうであるように、
普段は仮性包茎でも
勃起時にはむけるようになります。

おしっこをすることに問題がなく
炎症を起こすことがないのなら、
成長するにつれて
男の子たちは自分でおちんちんを触りながら
少しずつ皮をむいていくのが自然な姿。

だから、あえて親が過保護にしてあげなくても
本人に任せておけばいいのではないでしょうか。
本人が積極的に触らないまでも、
おちんちんは成長とともに大きくなっていくんだし、
勃起を繰り返すうちに自然にむけていきます。

そして、子どものおちんちんにつく恥垢の存在によって
包皮と亀頭の間にスペースができて
剥けやすくなるのだ、という意見もあります。

結局、

むくの?
むかないの?

どっちが正解?!

たぶん、どちらも正解でも不正解でもないのでしょうね。
無理に剥かないということだけ気をつければ
どっちでもいいのだと思います。

ちなみにわたしは4人の男の子を育ててきましたが
「むきむき体操」なんかやったことありません。
それで亀頭が炎症を起こして
たいへんなことになった子もいません。

男子たちはみんな、
1〜2歳頃から
ふと自分のおちんちんの存在に気づき、
なんだかんだと触っているうちに
自然に皮が剥けていき、
思春期を迎える頃にはとくになにも問題はない
仮性包茎レベルになっています。

だから「むきむき体操」なんて、
わたし的には、いらんと思うんやけどなー。
いるんかなぁ?
どうなんやろか?

自分のカラダの開発ぐらい、
本人にやらせてあげればいいのに。
楽しませてあげればいいのに。

せっかく男に生まれてきた
そのカラダの開発を、
親が奪ってしまうなんて
もったいない!!

以上、わたしの持論です^ ^

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