HISAKOブログ

戌の日の腹帯神話

inunohi - 戌の日の腹帯神話

日本では、
妊娠5ヶ月の「戌の日」に
腹帯を締めて安産祈願をする習わしがあります。

そもそも「戌の日」とはなんでしょうか。

鼠丑寅・・・

十二支が365日それぞれの日に置かれていて、
『戌』にあたる日が「戌の日」です。
十二支ですから12日に1回
めぐってくることになります。

犬は多産で安産な動物です。
(わたしも多産で安産な動物ですが(笑)

そして昔から人間と生活をともにし、
魔除けの象徴として奉られた時代もありました。

それで犬にあやかって「戌の日」に
安産を祈って
腹帯を巻く風習ができたと言われています。

大昔には宗教的な意味合いが大きかった腹帯ですが、
江戸時代のはじめ頃には
一般庶民に広がりました。

腹帯は日本特有のものです。
海外には存在しません。

南国では
妊婦さんは大きなおなかを堂々と放り出して
当たり前のように暮らしていますね。

でも、それが原因で
難産になったという統計はないんです。

逆に腹帯を着けることで
安産になるという統計もありません。

日本では根強く息づいている腹帯だけど、
いわゆる「さらし」と呼ばれる
木綿の長い布を巻いている人は少なくなりましたよね。

さらしは通気性や吸水性は抜群なのですが、
使っている最中にゆるんできたりずれたり、
巻くのにもコツが必要で
時間がかかるのでちょっと面倒だったりします。

トイレでチャッポン!
ひゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!

なんてこともあったりね。(ー ー;)

最近は、
さらしに代わる腹巻きタイプのもの、
ガードル、コルセットになっているもの、
さまざまな形と機能を持った腹帯が販売されています。

腹帯には以下の2つの意味や
効果があると言われています。

○ おなかを冷やさない
○ 妊婦としての自覚を持つ

妊娠中は下半身の冷えは大敵です。
身体を温めることが大事ですが、
保温するなら足先からおしり、
おへそより下の骨盤までを温めてあげるととくに効果的♪

また腹帯をつけることによって、
おなかに赤ちゃんがいることに意識を向け、
ママになる自分や大きくなっていくおなかを愛おしく感じ、
テンションを上げていくのに一役買う効果があると思います。

腹帯は母性を育めるのです。
素敵なことですよね!

他にも、昔から言われているのが

○ おなかを固定して姿勢を正しく保つ
○ 赤ちゃんが大きく育ちすぎない

実はこれらは、医学的根拠がないとされています。
それどころかおへその上までギュっときつく締めつける腹帯は
ママと赤ちゃん両者にとって逆効果。
悪影響を及ぼす危険があるって
ご存知でした?

おなかが大きくせり出してくると
妊婦さんはおなかを支えながら
なんとか前に倒れないようにまっすぐ立とうとします。

自然と重心の位置が後ろへ移動するので、
背中に負担がかかり腰痛が起こることもありますね。

腰痛は重心の変化とともに骨盤のゆるみや
ゆがみが大きく関わっています。

骨盤がユルユルグラグラ、
さらに子宮が大きくなるわけですから、
妊婦さんは身体のバランスがとれず
動きにくくてしかたありません。

自分の身体のいろいろな部分が、
それぞれバラバラに動くような感覚で
日常動作がとても不安〜。

おなかをキツめの腹帯でキュっと締めると
身体のあらゆる部分が一貫性をもって
連動して動くように感じられるかもしれません。

でも、腰痛を予防し姿勢を正しく保つなら、
おなかを強く締めるよりも
骨盤を締めて安定させたほうが
断然身体のバランスは取りやすく
姿勢がよくなります。
おへそから上は軽く支える程度で十分です。

「赤ちゃんが大きくなりすぎると難産になる」

という話を聞いたりします。
それで積極的に
腹帯を巻いている妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんね。

腹帯でおなかを強く締めつけると、
赤ちゃんや胎盤、へその緒がママの背骨のほうへと
押しつけられることになります。

赤ちゃんが胎内でスクスク育つためには、
たくさんの新鮮な血液が必要ですが、
腹帯でおなかを締めすぎると
子宮に十分な血液や栄養が運ばれなくなって
赤ちゃんは大きくなることができません。

下半身から心臓に戻る静脈血がうまく流れなくなるので
脚がむくんだり、冷えが出たりします。
母体は最優先で赤ちゃんに血液を運ぼうと働きます。
その結果、
心臓のポンプに負担をかけて血圧を上げていきます。

妊娠高血圧症候群。

キツすぎる腹帯が一因になっています。
その証拠に、
世界的にみても腹帯の習慣のある日本は、他の国に比べて
妊娠高血圧症候群の発症率が高いそうですよ。

また、子宮の位置が骨盤底に下がってしまうので、
子宮を支えるじん帯が緊張し、
その緊張が子宮の筋肉に伝染して
おなかが張りやすくなります。

子宮の収縮によって、
さらに赤ちゃんに必要な酸素や栄養が運ばれにくくなるので、
赤ちゃんは居心地の悪い胎内環境で大きくなれません。

腹帯は、つける主義の妊婦さんは
なるべく柔らかい素材のものを選びましょう。

おなかを締めつけるものでなければ、
着けても問題はありません。

おなかに何もつけたくない主義の人は、
つけなくてかまいません。
だって腹帯は日本特有の習慣なのですから、
それで難産になることはありませんよ^ - ^

ちなみにわたしは腹帯が苦手です。

10回の妊娠、いつもおなかを覆うのは
パンツだけ〜〜

でした!

 

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