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2020.02.07

断乳しようと思ったから気づけた、ママの本当の気持ち

みーちゃん2歳半。超おっぱい星人。
家の中だけじゃなく、
外出先でもところかまわず
「パイパイちょーだい♡」求めてきます。

寝かせつけのおっぱいはもちろん
夜中も頻繁に起こされ、
ママはさすがにちょっと
しんどくなってきてしまいました。

もともとママは
みーちゃんが自然に飲まなくなるまで
授乳を続けようと思っていましたが、
周りのお友達がとっくに
おっぱいを卒業していることもあって
断乳することにしました。

断乳開始の1ヶ月前から
「もうすぐおっぱいばいばいするよ」
言い聞かせ開始。

みーちゃんは並外れたおっぱい星人。
断乳したらしばらく荒れ狂うだろうことは
容易に予測できましたが、

パパもできるかぎり協力すると言ってくれたので
決意を固めることができました。

断乳開始まで残り1週間となったある日
突然、ママの心がチクチク痛み出しました。

あと何回・・・・
カウントダウンとともに
どこからともなく湧き上がってくるやるせなさ。
言葉にならない切ない気持ち・・・

2年半も続けてきたおっぱい生活が
このまま終わってしまうと思ったら

・・・なんだろう。
チクチクは次第に、ズキンズキンに
変わっていきました。

もうやめるって決めたのに!
今さらこんな気持ちになるなんて。

噛みしめることもなく
毎日当たり前に
続けてきた2年半のおっぱい生活。

改めて意識してみると
おっぱいにすがりついてくる娘の姿は
なんてかわいいのでしょうか・・・!

この姿がもう見られなくなるんだよ?
いいのか、自分!!
本当にそれでいいのか?

自問自答を繰り返すママ。

しっかり者のみーちゃんは
密かなママの心の変化を読み取っているかのように
つぶらな瞳で健気になぐさめてくれました。

「ママなんで泣いてるの?」
「ママ痛いの?」
「ママだいじょうぶ?」

顔を覗き込んで
小さな手でナデナデしてくれる
優しいみーちゃん。

そんなことされたら
涙腺崩壊ですよね〜。

そもそも自分は
なんでおっぱいをやめようと思ったのかな。

ママは原点に帰ったそうです。

外で「ぱいぱいちょーだい」って言われるのが
〝ちょっと〟嫌だった。

夜中に何度もおっぱいで起こされるのが
〝ちょっと〟嫌だった。

ちょっと嫌だっただけで
我慢できないほど嫌だったわけではありません。

さらに、

・保育園に行くわけでもない
・2人目を考えているわけでもない
・授乳は嫌いじゃない

断乳しなければならない決定的な理由は
見つかりませんでした。

『失なってはじめてその大切さに気づく』
という言葉がありますが、
みーちゃんママは失う前に気づけて
よかったです!

そこにあるのが当たり前で、
そこにいることが普通で
日常に溶け込んでしまって
その価値の大きさを見失ってしまう授乳生活。

当たり前のとき
安心しきっているとき
子どもとママがおっぱいを通して
どんなふうにつながっているのか
その素晴らしい絆に気づくことはできません。

痛かったり詰まったり、
トラブル続きの母乳育児は
「もうやめてしまいたい」って思います。

授乳に始まり授乳に終わる
貴重なママの時間を授乳にとられてばかりの毎日は
「もういやだ」って思います。

それが長期にわたってしつこく続くと
「もうええやろ!」って思います。

そうなると授乳そのものを
ぞんざいに扱ってしまったり
ストレスの元を断ち切ろうという考えが
頭をよぎるのは自然のなりゆきです。

実際、みーちゃんはもう2歳半です。
ごはんもしっかり食べるし、
よく喋ります。

年齢的にはもうおっぱいがなくても
十分やっていけるはずです。

でも、いざやめる方向に具体的に動き始めたとき、
本当に失いそうになったときに
おっぱいがママにとってもいかに癒しであり
大切なものだったのか気づいてしまったのです。

みーちゃんの表情。
密着する安心感。
肌のぬくもり。

おっぱいタイムは、
実はかけがえのないものでした。

やめちゃったら戻ってこない。
今の姿は今しかなくて
明日には何かが少しずつ変わっていきます。

いつか必ず子は巣立つ。
ずっとこのまま変わらないものなんて
この世ににはひとつもないんです。

放っておいても近い未来、
みーちゃんは自らおっぱいを卒業していくでしょう。

自分の本当の気持ちに気づいちゃったからには
断乳へのカウントダウンは
ママにとってただの苦行になりました。

失ってから後悔したって、
その時を振り返ったってもう遅い!
そのときに自分の中のあふれる愛に気づいていても
手遅れですね・・・。

でも、
断乳を試みようとしたからこそ、
自分の本当の気持ちに気づけました。

断乳が頭をよびぎったからこそ
おっぱいでつながるわが子との絆を感じることが
できたのです。

自分の中の本当の気持ちを知らないまま
惰性でダラダラと授乳を続けていくよりも

断乳失敗!
仕切り直し!

を経験できたことで

授乳の大切さを再確認することになり、
ママにとってはなによりも宝になったかも
しれませんね!

あって当たり前。
そんなものほど自分を幸せにしてくれます。

ママはみーちゃんに言いました。

「おっぱいやめるの、やめてもいいかな・・・」

「うん!みーちゃんおっぱいバイバイ。いいよ♡」

「もうすぐバイバイ」と言い続けてきたのに
この場に及んでの方針変更。(笑)

断乳開始の3日前。

理解できているかできていないかは別として
にっこり笑顔でママの想いを受け止めてくれた
みーちゃんでした。

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