HISAKOブログ

重度会陰裂傷の後遺症

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現在4ヶ月になる娘を育てています。
お産は吸引分娩になりました。

そのせいでお股がかなり裂けてしまい
4度裂傷だと言われました。
先生はかなり時間をかけて
傷口を縫ってくれていました。

直後は怖くて見ることもできなかったのですが
産後4ヶ月になった今でもときどき痛みがあり
違和感が残ったままです・。
見てみると縫ったところはボコボコとしていて
触ると膨らんでいます。

膣口はゆるゆるで開いているようです。
排便のとき、便が膣からもれている様子はないですが
肛門あたりに違和感が残ります。
このような違和感は次第になくなっていくのでしょうか。

膣口が開いているのは
産後誰でもあることなのでしょうか。
もしくは傷口がうまく縫えていないこともあるのでしょうか。
怖くて夫婦生活もしていません。

↑↑↑

会陰裂傷とは、
お産のときの母体損傷のひとつです。

かすり傷程度の1度裂傷から、
肛門括約筋や直腸と膣の境目が断裂し
肛門・直腸粘膜まで損傷する
4度裂傷までがあります。

3度裂傷異常になると、直腸と膣の境目が
破綻し、便が膣のほうへと侵入してきてしまったり、
肛門周囲の筋肉がやられてしまうため
後遺症として排便・排尿障害が残ってしまう
場合があります。

吸引分娩になったということは、
お産の途中で赤ちゃんの心拍が落ちたなど
母体への損傷はある程度予想されてでも
胎児を救うことを選ばざるを得なかった
ということだと思います。

その結果の4度裂傷・・・
たいへんだったよね。
ママは本当によくがんばりましたね!

そんな中、
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたことは
なによりでした!

会陰裂傷の痛みに対する感覚は
本当に大きな個人差があります。

我慢が足りないとか、甘えだとか
そういう次元の話ではなくて、

同じ診察所見でも
この程度は許容範囲、産後はこんなモンよね、
と、気にならないママもいれば

耐えられない状態だと感じ
ストレスを抱えてしまうママもいて
10人いれば10人それぞれの感じ方があるんです。

会陰裂傷の傷に限らず、
例えば帝王切開の傷なども
気候変動や乾燥、体温の上昇、
下着の刺激などによって
チクチクした地味な痛み、
かゆみに襲われることはしばしばです。

わたしは現在、
帝王切開後6ヶ月ですが、
おなかの傷はいまだに痛いことがあります。
そして、ときどきめっちゃかゆくなる!

気持ちが傷に向いてしまうと
痛みを感じやすいという心理的な側面も
あるかと思いますが

触ると傷の一部はボコっと膨らんでいて
組織が固くなっています。
(肥厚性瘢痕)

痛みとかゆみが継続してるってことは
慢性的な炎症が体内でくすぶっている
ということを意味しますが
医学的には問題にならない程度の話なので

ねねちゃんを産んだ勲章や!!

と、思ってますが(^◇^;)

どうしても嫌だということなら
形成外科での治療適応になります。

会陰部も、立ったり座ったりすることで
直接、創部に刺激を受けやすい場所なので
帝王切開の傷同様に、
痛みや違和感を感じやすいのは
しかたがないかもしれませんね。

程度の重い会陰裂傷だった場合には
1ヶ月検診を超えても痛みや違和感が残る
とおっしゃるママは案外多くいらっしゃいます。

きちんと縫えていなかったのでは?
傷に感染を起こしているのでは?
循環不全になっているのでは?

産前とは明らかに違うお股事情に
不安になってしまいますが、

会陰と膣は、哺乳類の出産では
もっとも外傷を受けやすく
そのかわり治りやすい原始的な器官だと
言われています。

何か異常があれば産後の経過とともに
痛みや腫れはどんどん悪化していきます。

縫合後の会陰が痛いのは「ときどき」で
常に痛いわけではないのなら、
分娩時の会陰裂傷が直接悪さをしているのではなくて
わたしのおなかの傷と同じように
会陰部になんらかの炎症があって
痛みが出ているのではないかと思います。

明らかな便漏れや尿漏れなどの
機能的な問題がないかぎり
解剖学的には縫合不全は考えにくいです。

なので、明らかな痛みや強い症状ではないのなら
診察を受けてもおそらく
「問題ありません、様子をみましょう」
で、終わっちゃうのかな・・・。

いつまでも痛みや違和感が続き
日常生活が送れないぐらい気になる場合は
勇気を出して形成外科で相談してみましょう!

ちなみに、
次回のお産のとき無痛分娩にすると
会陰の進展がよくなるため会陰裂傷は今回より
小さくなると思いますよ。^ ^

次に、膣の開きについて。

子宮や腸、尿道、肛門、膣などを取り囲み
支えている筋肉を『骨盤底筋』といいます。

妊娠中は子宮が大きくなるので
骨盤底筋には大きな負荷がかかります。

お産のとき
骨盤底筋は最大限に引き伸ばされ、
股関節などの関節や靭帯にもゆるみが出ます。

医学的に早く赤ちゃんを出してあげたほうがよいと
判断されたときには吸引分娩などの
手助けが行われますが、
このようなちょっとたいへんなお産のとき、
骨盤底筋への負荷は過度に大きくなってしまいます。

すると、酷使された骨盤底筋が
しっかり膣を支えることができなくなって
膣口開いて見えたり、いびつに見えたりすることが
あります。

また、産後は授乳ホルモン優位になって
膣を潤わせたり、弾力をキープするための
エストロゲンという女性ホルモンの分泌が
減少します。

それもあって、産後しばらく(1年ぐらい)は
膣のゆるみを自覚したり、
性欲が減少したり、濡れなかったり、
という症状が出る人がいます。

トイレに行った時に
おしっこを5回ぐらい止める運動をしてみましょう。
骨盤底筋のトレーニングです!
「トイレのついで」なら続けられるかな?

生殖器にまつわる不調は
女性心を大きく傷つけますよね。

でもね、これだけは忘れないでください。
産後のあなたがどんな姿であろうと、
妊娠出産という一世一代の大仕事を
成し遂げたことは偉大だし、
それだけで崇められる存在なのですよ♪

わたしも12人産んで
脱いだらすごいですよ!(いろんな意味で笑)

会陰裂傷の傷跡が
セックスで開いてしまうことはありませんので
会陰にオイルをつけて
指で優しくマッサージしたり
お風呂でよく温めてから徐々に挑んでみてくださいね。

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