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2014.12.10

肩こりとおっぱいトラブル

ジャンキーな食事ばかり
とっているわけでもないのに
やたらと乳腺炎などの
乳房トラブルを繰り返すママが
いらっしゃいます。

このところ

「おっぱいが詰まった!」
「大きなしこりが〜!」
「乳腺炎ーー!」

などなど、
急なトラブルで駆け込み来院されるママが
増えています。

明らかに「食べ過ぎたんだよね〜」などの
自覚があればおっぱいの具合が悪くなっても
自業自得、とらえようによっては諦めもつくのですが

無茶をしたわけじゃないのに具合が悪くなると
へこみますよね。

おっぱいトラブル=食事内容に問題あり!

この1点に問題のすべてが集約されていると
信じている人も多いみたいだけど、

おっぱいトラブルの原因は
ママの食事内容だけではないと思います。

今年も12月に入って急に寒くなりました。
急増中のおっぱいトラブルと、
冷えにともなって、肩こりや浮腫みを
訴える人も増えています。

寒さで身体の筋肉が硬直し、
末端の血管が収縮します。
母乳はママの血液の加工品なので
血流が悪くなれば、当然母乳も円滑に
生産できなくなっちゃうわけです。

トラブルおっぱいを診せてもらうと、
たいていの母乳はひんやりしていて、
お世辞にもおいしそうだとは言えません。

例えるならば、

別に腐っているわけでもないし
食べられるんだけど
冷えて伸びきってしまった鍋焼きうどん

というイメージでしょうか。

いらんよね〜〜。
そんなんわたしは食べたくない!
です。Σ( ̄ロ ̄lll)

産後のママたちは、赤ちゃんをだっこしたり、
授乳するときの姿勢が前屈みとなっていることが多いため、
肩こりや頭痛に悩まれている人が
多くいらっしゃいます。

さらにお産で骨盤が開ききってしまい、
左右の骨盤がアンバランスに固まってしまったために
自律神経が乱れて体調不良になってしまうパターンも
あります。

おっぱいを診たとき、冷たい母乳が出ていて
さらに乳房トラブルがある場合、

「肩こりない?」
「冷え性じゃない?」

と確かめます。

するとだいたいのママが

「はい、そのとおりです」

って
答えるんですよね。

そんな場合は、まずおっぱいではなく
背中を診せてもらったりもします。
すると血行不良のため、肩甲骨〜肩から腕にかけて、
むくみがでていたり、
芯から冷えきっていてびっくりします。

乳房ケアでは前ばかり見ていて、背中や肩を見ることは
ないと思っているかもしれませんが、
肩の冷えやむくみを取るマッサージを最初に
施術することで、血行が良くなって
カチカチに固まっていたおっぱいが柔らかく
血流が改善して、トラブルの進行にストップが
かかったりするんです。

逆に、背中や肩ではなくおっぱいだけを
ケアした場合にも、おっぱいの血流改善が肩甲骨のほうへと
とびひしていき、結果として全身の血液循環をよくして
肩こりや頭痛、むくみが取れたとか
目がよく見えるようになった、
すっきりしたー!

というような効果も。

おっぱいは具合悪くないけど
肩こりがひどいのでばぶばぶに来た

通のばぶばぶユーザーは
そんな感じ。
高度な通院理由ですね!

おっぱいは全身の血流、筋肉と
繋がっているんですね〜。

ほぉほぉ!
すごいなーー。

でも、よく考えてみれば
そりゃそうか。

ひとりの人間の持っているものだもの、
身体のいろんな部位が全部つながってるのは当たり前、

ですよね。

寒い時期、授乳中のみなさまは
授乳姿勢に気をつけて冷えないように
対策してくださいね!

今のところおっぱいはトラブってないけど
冷え性や肩こりがあるという授乳ママは
クリスマスやお正月、大きなイベントの前に
一度おっぱいをメンテナンスしてみては
いかがでしょう?

トラブルがないと
ばぶばぶに行ってはいけないの?

なんてことも
よく言われますが、

いえいえ〜
そんなことおっしゃらずに
遠慮なくご来院くださいね♪

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