HISAKOブログHISAKOブログ
2017.03.09

授乳中のスイーツ

授乳中はおなかがすきます。
周りが引くぐらい、
ひたすらいくらでも食べられる〜というママは
多いです。

お茶碗じゃ足りなくて
どんぶりでごはんを食べているママや、
それさえもめんどくさくなって
炊飯器ごと、しゃもじでごはん食べたい!
というママにも出会います^ ^

今日は
お弁当持参でばぶばぶに来られたママが
すごい勢いで完食したあと

「ぜんぜん足りんっっ!」( *`ω´)

と叫んで
近所のパン屋さんへ。
ばぶばぶに戻ってきて
脇目も振らず、豪快にガッついておられました(笑)

人間ひとり、おっぱいで育てるという
偉業を成しているわけですから
そりゃおなかすくわな〜。(^^;;

制限しなければいくらでも
食べられるし、
間食もしたーい!!

授乳中のおやつ。
何がいいのでしょうね。

洋菓子はおっぱいが詰まるからダメ
和菓子ならばまだマシ

わたしもかつては
そういう指導をしていました。

でも今は、

食べ過ぎなければ
なんでも好きなもの食べていいよー

って、言ってます。

確かに、ママの食べるものによって
ビタミンの一部は母乳中の含有量が変わるし、
匂いのキツイものも母乳に影響するのは事実です。

でも基本的には
母乳の成分を調べてみると、
食べるものと母乳の成分とは、
それほど大きな関係はないことがわかっています。

「そうはいってもHISAKOさん!
わたしいつも
ケーキ食べたらおっぱい詰まりますよ?!」
生クリームは絶対アウトです。
甘いものはおっぱいトラブルに直結してますよ!
だって実感してるもん〜!」

という数々の授乳中ママたちの
叫びが聞こえてきそうです。

乳腺炎などのおっぱいトラブルで
ばぶばぶに来院したママたちは、

「甘いものを食べすぎた自覚アリ。
それが原因」

と、口を揃えて言うけれど

わたしは気づいちゃったんです!

人間、どんなときに甘いものを
ドカ食いしてしまうかというと・・・

・ストレスが溜まっているとき
・疲れているとき
・お客さんが来ていた
・実家でふるまわれた

単に甘いものを食べ過ぎただけじゃなく
その背景には
ケーキがお客さんの手土産だったり
実家に帰っていて気疲れがあったり
赤ちゃんが普段と違う環境を察知して
あまり真面目に飲んでくれていなかったり
おでかけしていて
授乳のリズムが狂っていたり・・・

なにかしら、
甘いもの、以外の
おっぱいトラブル原因が
認められました。

一般的に『乳腺炎=甘いもの』
という1:1の相互関係のみに直結して
決めつけてしまいがちですが
実は、ママ本人が気づかないような
小さな乳腺炎の他の原因が
密かに同居していた可能性が高いです。

だから、甘いものや間食を制限したところで
乳腺炎の発症率が
それほど下がることはありません。
それがばぶばぶでたくさんのおっぱいを
診ているわたしの実感です。

ケーキでも、大福でも
クッキーでもチョコレートでも

間食してもいいですよ^ ^

ただし、食事に影響しない程度にね。
ビタミンやミネラルも
バランスよくちゃんと摂りましょう。

バランスが取りやすいという意味では
和食がおすすめだけど
洋食でも野菜をたっぷりに工夫すれば問題なし!

カレーがおっぱいによくない理由は、
脂肪分が多いことよりも
赤ちゃんが嫌う匂いの香辛料など
刺激物が入っているからです。

ハーブや香辛料さえ気をつければ
和食でないとダメ!
ということではありません。

お友だちや実家などで
お喋りに夢中になってしまったり、
そろそろ授乳時間にも関わらず
おっぱいが張ってきていても
赤ちゃんが寝ているからと
授乳をいつもより遅らせたりしないように。

疲労とストレスを溜め込まず、
バランスのいい食事と
授乳のリズムさえ崩さなければ
甘いものだけで乳腺炎になることは
まずないと思います!

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