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2021.02.15

東北在住のママたちへ

昨晩の地震で心がナーバスになっています。
あのとき生後1ヶ月の赤ちゃんと寝ていて
揺れにすぐに気づけず、夫に促されながら外に出ました。

何事もなかったのですが、
ひとりのときに赤ちゃんを無事に連れ出せるか
強い恐怖を感じました。
誰かに大丈夫って言ってもらいたい。

↑↑

13日の夜、東北で大きな地震が起きました、
そのあと、いただいたメッセージ。

・・・そうだよね、
怖かったよね。

大震災のときのことがフラッシュバックした人も
少なくなかったのではないでしょうか。

妊婦さん、
小さなお子さまがいらっしゃるママ、
本当に怖かったと思います。

わたしは
阪神大震災を経験しました。

その直後の神戸の総合病院で勤務し
がれきだらけの街で出産し、子育てが始まったママたちと
関わってきました。

今、沖縄にいて離れているわたしが、
あなたの揺れる心に向けて
なんて言葉をかければいいのか
正直わからないけど、

あのときと同じように
東北の方々を励ましたい。
応援したい気持ちです。

もしもできるのなら
あなたの手をギューって握って、
ギューっと抱きしめたい。

どこにいても言葉から始められる支援が
あるって思っています。

少しでも、このブログの言葉が
誰かのチカラになれるのなら
どうかどうか、届いてほしいです・・・!

わたしたちがともに笑い合って、
悲しんで、ともに励ましあって、喜び合えるのは
「あなた」がいて、「わたし」がいるからです。

『母は強し』という言葉があります。

ママになると小さなことにクヨクヨしなくなり
どんと構えた肝っ玉の強さを発揮できるようになる
という意味の言葉です。

ですが、リアルなママたちは
天災や人災、
自分と家族の健康問題など

ずっと健康で、
子どもを育て切ることができるだろうか、
考え始めたら見えない未来が恐ろしくなってくること
ありますよね。

いろんな角度から
子育て世代の女性への重責は
大きく落ち着きません。

12人子どもを産み、
育ててきたからこそ思います。

子育てには、
ママが元気で明るくあることが
一番というのはわかっていても
そんな簡単に強くなれません。
わたしが知っているママたちは
みんなかなり弱いですよ。

赤ちゃんが生まれたら
代替できない大切な存在を守るべく
無条件に強くたくましくなれると感化され、
それを目指している人は多いですが
実際のママはどうでしょうか。

子どもの事故や事件にまつわるニュースを目にすると
胸が痛くなり、いたたまれない気持ちになりますよね。
そして、自分はわが子を守れるのだろうかと
不安になります。

もともと前向きで
明日は明日の風が吹くタイプだった女性でも、
守るべきものができた途端に
些細なことも臆病になり、
神経質なほどにちょっとしたことも気になって
楽観的に受け流すことができなくなってしまうことがあります。

そんな中で、
いつも太陽のように明るく笑っていられるほうが
不自然です。

子どもに対して心配になったり不安になったりするのは、
それだけ子どものことを愛しているからです。

だから、弱い自分を誇ってください!
だらしない自分に寄り添ってあげてください。

『子どもを愛している』

その、大きく深く強く揺るぎない想い。
これこそが、『母は強し』の本当の意味だと
わたしは思っています。

日常の細かなことには、
どうしようどうしよう・・・
あたふたと弱々しく不安定なママたちだけど、

いざという事態が起きたとき
底力は発揮されます。

あなたが
身を投げ打っても
子どもを守ろうとすることを
わたしは知っています。

産んだから
強いママになるんじゃありません。

子どもとの歴史を積むごとに
表面化する弱さの核の部分に密かに強さが育まれ
経験を積めば積むほど叩き上げられ
強固な強さとなっていきます。

ただ、平和な毎日には
強さを発揮しなければならない
大地震のような
修羅場が起こることはまれだから、

強さは弱さに隠れて
静かに温存されたまま
眠っているだけなんだよね。

肩の力を抜きましょう。

強い母、明るい母、たくましい母
そうあるべき。
という思い込みを捨てましょうね!

心配しなくても、
あなたのママとしての強さは、
あなたの自覚できない深いところに
ちゃんと佇んでいますよ。

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