HISAKOブログ

かんのむし

naku - かんのむし

「かんのむし」ってご存知でしょうか。

漢字で書くと「疳の虫」。

夜中にちょっとした物音で目を覚ます、
寝る前にグズる
つまらないことで激しく泣く
かんしゃくを起こしてイライラする

赤ちゃん〜2歳ぐらいの小さな子に
しばしばこのような症状がみられます。

先日1歳2ヶ月で断乳したかなちゃんママが

「おっぱいをやめさせてからもう1ヶ月以上経つのですが、
子どもがありえないぐらい機嫌が悪いままなんです。
泣き始めたら止まらなくなって、吐くまで泣きます。
けいれん起こすんじゃないかって思うぐらい。

それにちょっと気にいらないと物を投げて怒るし、
しょっちゅう熱を出すようにもなって・・・
おっぱいやめるまではこんなんじゃなかったんです。

断乳、まだ早すぎたのかな・・・」

と悩んでおられました。

これぞ、ザ・かんのむし!
だと思いました。

かんのむしは病気ではありません。
おっぱいをやめたせいでも、
ママのせいでもありません。

わたしたちは毎日
いろんな人に出会い、いろんなことに遭遇し、
いろんな学びがあり、いろんな驚き、興奮、喜び、不安、不快・・・
生きていると本当にさまざまな刺激がありますね。

ましてや子どもの場合には、
そのすべての刺激が「人生初!」だったりもするものだから、
幼い頭の中で情報処理しきれずに興奮が制御不能になり、
神経が高ぶったまま自力で鎮静できなくなる
ことがあります。

空腹やおむつ、暑い、寒いなど
生理的なことが満たされていても、
『心と身体のバランス』が崩れてしまうことで
どんな些細なことにも過敏に反応して
泣きわめく、暴れる、叫ぶ、寝ない・・・
などのパニック症状が出てきます。

『心と身体のバランス』が崩れたまま放置して
さまざまな神経症状が続くと

風邪をひきやすい
下痢をする
ミルクを飲んでもよく吐く
顔色が悪くあまり食べない
よくじんましんや湿疹が出る

など
かなちゃんのように、
体調にも影響することがあるんですよね。

「心を整えると身体も元気になる」
「病は気から」

という言葉もありますが、
大人でも、精神的にしんどいことがあると
眠れなくなったり、食べられなくなったり
頭痛がしてきたり。
確かに、心と身体はつながっているなぁと感じます。

また、体調を崩して高熱が出ていたり
胃腸炎でヘロヘロになったりしていたら、

メンタルまでネガティブ思考へ急降下、
見事にやられちゃいます。

かなちゃんは現在1歳3ヶ月ですが、
断乳して生活習慣が激変したことは
かんを強める原因にはなったでしょうけど、

なにせ1歳3ヶ月ですよ。
ヨチヨチ歩きでママから離れ、たくさんの世界に触れ、
急激に言葉が出てくるようになるこの月齢は
おっぱいバイバイしなかったとしても
程度はどうあれ、「かんのむし」の時期なんですよね。

そして、かなちゃんを見てわたしはピンときました。

「あ〜・・・女子だ〜!」

いや、誰がどう見ても女の子なんですけど、
そういう意味じゃなくて、
女子特有の人を見透かすような目つきと目力。
負けん気が強いくせにヘタレでデリケートで甘えたさん(笑)
女王様でいたいタイプ。(かなちゃん3きょうだいの末っ子です笑)

このタイプは月齢のわりに頭の中がフル回転しているので
心と身体のバランス、とくに取りにくいと思います。

よって、かんのむし最大限に発動ギュイィィ〜〜〜ン!!
要は、かなちゃん、
賢いわけですよ(いいことやんねぇ)。

かんのむし発動の原因を探して
そこをピンポイントで改善しようとするよりも
(っちゅーか、3きょうだい末っ子という時点でそりゃ無理やな)

かなちゃんタイプは、簡単に気分が変わることも多いので、
外に出てみたり、部屋を移ってみたり、
子どもの関心が一瞬にして向くような
なんらかの魅力的なお誘いをかけてみるなど
上手に気分転換をはかるといいと思います。

頭の中では、周りの人に伝えたいことだらけなのに、
まだうまく言葉で伝えられないから
周囲に理解してもらえません。

何怒ってるの?
わたしなんか11人育ててもハテナ??でいっぱいですよ。

かんしゃくを起こされることはしょっちゅうです。

子どもは年齢とともに
多くのことを理解できるようになってきますが、
知恵がついてきたところで、それをまだ言葉にできないから
感情が高ぶってキーーーッッ!!って
なっちゃうわけですね。

かんのむしのベースには、
生まれ持った気質が大きく関わっていると思います。
同じように育ててきても、かんのむしで悩まされる子もいれば、
ほとんど困らされることなく終わる子もいて、

育て方がうんぬん・・・より、
先天的なものの方が影響が大きい!!と
わたしが断言しましょう。

よっぽど非常識な子育てをしていないかぎりは、
親の問題っちゅーより、
子ども個人の問題なんです。
だから、ママは自分を責める必要はナシ!!

なにかあるとママたちはすぐ
「自分が悪いんじゃ・・・?」
って言うけど、

わたしからすりゃ、そーいうのを
「自意識過剰」って言うんやで〜!(笑)

赤ちゃん時代だと
ちょっとした音にビクっとなって泣き出すとか、
神経質な赤ちゃんだな・・・という印象です。

そして、生後6ヶ月以降だと
そんなにか?というぐらい、極端な人見知り、場所見知りとして
現れたり、

1歳すぎると、
かなちゃんのような症状として現れ、

つまり、2歳ぐらいまではどの月齢でも
症状はさまざまだけど「育てにくい!」な状況になる・・・
それがかんのむし。

そして、1歳半ぐらいからのそれは、
しばしば「イヤイヤ期」と呼んだりしますよね。

まぁ、必死にかんのむしに向き合うよりは、
こういうことを繰り返しているうち、
子どもはみんな成長するにつれて
自分で感情をコントロールできるようになっていくから
大丈夫です!

あえて、何かしてあげるなら
かんのむしの子どもたちには
何をしてあげればいいのでしょうか。

遅寝遅起きになっていないか?
テレビやyoutubeを見せすぎていないか?
お出かけしすぎていないか?

出かけた翌日はのんびりするなど
なるべく規則正しい生活を心がけて、
メリハリをつけていきましょうね。

神経が高ぶって興奮しているとき、
怒ったり声を荒げたりすると火に油なので
なるべく耐えましょう。

あなたに何ができるかって
ときにはしばらく静かに見守ることしかできない場合だって
多いですよ。

なんとかしてあげよう〜って
考えなくていいんじゃないかと思う、うん。

子どもはさまざまなストレスにさらされながら
自力で体力と精神力を育んでいくのものです。

「かんのむし」は大人でいう
「ストレス」に相当するのかな、と思いますが、
成長過程である程度はしかたがないことだし、
時期が来れば必ず、
子どもは自分の力でそこを乗り越えて、
心的刺激から身を守ったり
受け入れたりできるようになっていきます。

だからわたしは、
よほどのことがない限り
「夜泣き」だって
「かんのむし」だって
「イヤイヤ期」だって

「どうしたらこの状況から回避できるか?」
を考えるより

「ひたすら時期を待て!」
だと思っています♪

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