HISAKOブログ

どうして人は傷つくの?(島本町立第一中学校 いのちの授業)

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今年度も『いのちの授業』では
さまざまな教育現場におじゃまします。

授業を控えた中学校の生徒たちから
事前質問をいただきました。

・子育てのなかで一番たいへんなことはなんですか?
・子どもをたくさん産むのはたいへんじゃないですか?
・産む時間はどれぐらいですか?
・なぜ助産師になろうと思ったのですか?
・羊水にはどのような成分が含まれますか?
・赤ちゃんが出てきたときは温かいですか、冷たいですか?
・助産師をしていて嬉しいこと辛いことは何ですか?
・赤ちゃんが病気で生まれてくることはありますか?

などなど
中学生の純粋でかわいらしい質問がわんさか!

目を細めながら質問用紙に目を通していたところ
ふとある質問に目が留まりました。

「どうして人は傷つくのですか」

・・・深い質問です。

思春期という荒波を生きる
中学生の心の叫びだと思いました。

さまざまな価値観の渦の中
自分という人格を、必死に確立していこうと
もがく彼らの姿が垣間見えた気がしました。

わたしも、
誰かの何気ない一言や
攻撃的な態度によって
これまでの人生、何度も傷ついてきました。

そのたびに、悲しかったり、悔しかったり
落ち込んでしまったり、寂しかったり。

人が怖くなってしまったこともあったし、
信頼できなくなってしまう経験もありました。

そんな自分が嫌で、
「もう傷つきたくない」と無理して仮面をかぶり
鎧を身にまとい、強くなろうとしてきました。

人が傷つのはなぜでしょうね。

どんなときに、あなたは傷つきますか?
ばぶばぶを訪れたママたちにも質問してみました。

「自分の気持ちをわかってもらえなかったとき」
「本当の自分を受け入れてもらえなかったとき」

さらに、自分が大切にしている人のことを
否定されるのが一番傷つくという
答えが返ってきました。

他人の言葉や態度で傷つくのは、
自分がコンプレックスに感じている部分や
大切に思う気持ちに土足で踏み込まれたときです。

また、相手にとっては何気ない一言だったつもりでも、
思いのほか、傷ついてしまうこともありますよね。

ある人からすれば

「え? なんでこんなことぐらいで傷つくの?」

と思うようなことでも、
胸がえぐられるような気持ちになってしまうこともあり、
人の感じ方や受け取り方はさまざま、
それだけわたしたちの心は繊細で
正解、不正解はないということなんですよね。

言葉や態度に傷つく理由は、
それを発した人に、傷つけようという意図があるかどうか
という部分はあまりクローズアップされず

受け取る側に

「この言葉や態度は、こういう意味。
それはわたしが○○だということ。
こんなことをされるってことは、
わたしが価値のない人間だから」

という思い込みがあるからだと思います。

よく、言葉にはパワーがあると言われますよね。
人を傷つけるだけではなく
人を癒すこともできます。

例えば、ばぶばぶのセミナーで
よく話題にあがるのが

「愛してる」という言葉。

あるママは、パパにそれを言われると
めっちゃ嬉しいと言いました。

でもほかのママは、
パパにそれを言われるとウソっぽくて
嬉しくないと言いました。

同じ「愛してる」でも
人によって180度とらえ方が違うわけです。

ということは・・・
つまり、言葉にはなんのパワーもないんですよ。

言葉は、ただの『音』であり、
ただの『情報』にしかすぎません。
なんの影も形も持っていません。

わたしに襲いかかってもこないし、
わたしの価値を下げることもありません。

ただ単に、
わたしの心の癖が、実態のないただの言葉に過剰反応して
わたしを不安に陥れたり、
わたしを喜ばせたりしているだけ。

だから、
誰かの発した言葉が、自分の心にグサっと刺さったと
感じたときは、

「わたしの心の癖が、わたしを傷つけている」

ことを、思い出してみるといいかもしれませんね。

とはいえ、

「ちょっとしたことで傷つかへんように
もっと強くならなあかん!」

胸に感じる痛みや苦しさを
無理に抑え込んでしまうと、負の感情は
胸の中にどんどんいっぱいに
膨れ上がってしまいます。

やがて、それが怒りに変化して
自分自身を責め始めることもあるかもしれないし、
これ以上傷つかないために、
人との関わりを諦めちゃうことも
あるかもしれません。

心が悲鳴をあげるようなことがあったとき
わたしが今、実践しているのは

「わたしは誰に、
どんな気持ちをわかってもらいたいのかな?」

「本当は誰に、
どうしてもらいたかったのかな?」

自分に向けて
問いかけてみます。

「本当はこうしたかった」
「本当はこうしてほしかった」

が、見つかれば

たとえ、自分の希望が叶わない状況だったとしても
その気持ちにとことん寄り添って
感じまくってあげます。

いずれにしても、『時間』が
少しずつ心を平穏に戻してくれるし、
傷ついたときはその気持ちに蓋をしたり逃げたりせず
それをその都度しっかり感じてあげること。

傷ついた自分の心を
さらに自分で「ダメ人間!」って
攻撃するのではなくて
そんな自分を優しく包み込んであげる意識を
持てると素敵ですね。

「どうして人は傷つくのですか?」

本当は、人から何を言われようが
成功しようが失敗しようが
あなたには価値があり、
足りない・欠けているのは思い込み!!

悩み葛藤しながら大人になっていく中学生に、
こんな話をしても
ピンとこないかもしれないけど。

それでも!
ほんの少しでも、彼らの心に届くことを願って、

熱く語った
今日の「いのちの授業」でした!(^ ^)

 

 

 

 

 

 

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