HISAKOブログ

仕事をやめる勇気

yuuki - 仕事をやめる勇気

今から9年前
産後にメンタルをやられて
しょっちゅう泣きながらばぶばぶに
こられていたママがいました。

彼女は、2級建築士、インテリアコーディネーター、
その他もろもろ
素晴らしい資格をいくつも持つキャリアウーマン。

結婚、出産によるライフステージの激変で
周囲と自分を比べて将来に不安を感じ、
自律神経を壊してしまいました。

真面目でがんばりやさんの彼女に
わたしは心療内科の受診を勧めました。

授乳可能な抗不安薬と眠剤で
体調をコントロールしつつの
無我夢中の子育てでした。

「自分に自信がない」
「自分はダメなママ」

そう言うけれど、

ママがどんなに不安や葛藤を抱え
浮いたり沈んだりしていていても
子どもはすくすくと
かわいらしく元気いっぱいに育っていきました。

5年後、第2子を出産。
第1子のときのトラウマがあるので
ちょっと心配していましたが、
メンタルの大きな崩れもなく、
なんとか産後のデリケートな時期を
超えることができました。

5年間というママ歴は
確実に、ママとしても、人としても
彼女を豊かにしていました。

2人目が2歳半になったころ
再びメンタル症状が現れました。
でも、以前のような頑なさ、
ネガティブな自己否定は、もうありません。

季節の変わり目、
とくに春から夏にかけて調子が悪くなること。
授乳中でも内服OKな薬があること。
ひとりで抱え込まずに「しんどい」って
助けを求めてもいいこと。

これまでの経験はすべて
彼女の糧となり、
症状が悪化する前に、心療内科を受診。
すばやく適切な行動をとることができました。

お姉ちゃんは小学2年生、
弟は3歳になり
おっぱい生活もようやく終わりました。

脇目も振らず、
子育てに注力することだけに
集中していた8年間でしたが、

ようやく自分のための時間を作ってみたいと
思えるようになりました。

キャリアを活かしたい。
やりがいのある仕事をしたい。

自己否定ばかりしていた人が
前向きに、自分自身の人生に向き合っていました。
キラキラ輝く本来の彼女の姿が
そこにありました。

念願の建築事務所で働き始めましたが、
そりゃ当然、子どもは体調を崩しますよね・・・。
子どもの具合が悪ければ
ママは仕事を休まざるを得ません。

残念ながら職場は
働くママへの理解がありませんでした。
たびたび仕事を休む彼女に対し、
上司の地味なパワハラが続きました。

「俺は子育てを仕事には持ち込まない」
「子どもの体調不良など理由にはならない」
「メールはすぐに確認し、早急に返事をしなさい」

会社では頭を下げてばかり。
帰宅後も、
こまめにメールチェックをしなければ。
確認したら、すぐ返さなければ・・・!
気が休まることがありません。

子どもたちは、
パソコンとにらめっこしているママに
おかまいなしに話しかけてきます。

「ねぇママ、今日ねー」

でも、ママはパソコンから目線を外すこともなく
「ふーん」
「へぇ~」
「そうなんだー」
適当な相槌を打ちながらキーボードを叩き続けました。

仕事を始めて3ヶ月目

「ねぇママ、ちゃんと聞いてよ!」

とうとう小2のお姉ちゃんが
泣き崩れてしまったのでした。

そこで彼女はハッと気付きました。
娘にこんな想いをさせてまで
自分はいったい何をやっているんだろう・・・

キャリアアップしたいと思って始めた仕事だけど
ライフバランスを崩す今のスタイルは
違うのかもしれない・・・

職場のストレスに加え
ちょうど春先で、なんとなく・・・
あの嫌な感じ・・・メンタル不調の足音が
聞こえてきているのを自覚していました。

もうこれ以上続けることは無理かもしれない。
辞めてしまおうか・・・?

ですが、働きはじめてたった3ヶ月です。

「もう辞めてしまうのか、自分?」
「社会人として無責任ではないか?」
「根性で続けるべきじゃないか?」

簡単に諦めようとしている自分が
情けなく、悔しいという気持ちもあるけれど、
「辞めてもいいよね?辞めるべきだよね?」
背中を押してほしいと
ばぶばぶに来られたのでした。

家事も育児もこなし、
仕事も完璧にこなすなんて可能だと思いますか?

わたしはフル週6勤務です。
よくみんなに、
子だくさんなのに、仕事もバリバリしていて
HISAKOさんの日常が知りたい。
どうやって毎日の生活を回しているんですか?
スーパーウーマンですよね。

と言われますが

育児と家事と仕事のすべてを両立する
バリバリのワーキングママになれる条件って
実は影にいろんな支えがあってこそなのです。

要するに、誰かが代わりに
家事や育児をしてくれないと仕事はできません。

うちの場合は、
支援してくれる実家はないので、
旦那さんとの強固な協力体制がすべてです。
旦那さんの仕事が柔軟性があるから
できているだけのこと。

でもね。
ちょっと考えてみてください。

今の日本の社会に、
パパからの十分なサポートを得られる人が
いったいどれだけいるのでしょうか。

多くの女性は、その恩恵を受けられないと
わたしは思っています。

仕事も家庭も完璧にこなす
スーパーウーマンにあなたはなりたいですか?

わたしは、
「これ以上無理ー!」な状況を押してまで
働きたくないですし、
そういうのはお手本にしたいとも思いません。

給料が増えても家族の絆にヒビが入るか。
キャリアが増えても子どもとの時間が減るか。

どっちかが増えて
どっちかが減るというジレンマと戦うことを
女性の働き方に求める時点で
何かが間違っていると思います。

パパの協力、分担を得られることが難しい、
育児と仕事の両立が厳しいのなら
自分の働き方を柔軟に見直すべきでしょう。

こだわらないことで、心から活躍できる
働き方が見えてくることもあると思います。

職歴の長さにかかわらず、
あかん!と思ったら、
いさぎよくやめてみる勇気。

彼女の決断は、情けないどころか、
めっちゃかっこいい生き方だと思います!

過去を片付けていくのは
ちょっと寂しい気もするけど・・・

やっぱり手放したほうが
新しいことが入ってくるのは確かだなぁと思います。

彼女にとって、
一番大事なのは家族なんですよね。
娘の笑顔が最優先だと気づけたことも立派だし、

思い出にしがみつかないで今を生きる姿
勇気ある決断をした彼女を
見習いたいなぁと思うところです。

楽しく生きるには
こだわりのなさが必要です。

あのときこうだった
あのときこれがあった
あのときあれをなくした

そういうことがあった、という事実は
決して消えないけど、
わざわざ引っ張り出さないで
前に進む!

よかったことも
悪かったことも

所詮、過去のことだから。

子育ても家事も仕事も両立したい。
でも、がんばりすぎて家庭を犠牲にしたくない!

女性の生き方って、
本当に難しいですね・・・。

子どもとの時間を犠牲にしてまで働くか?
子育てのために働くことを断念するか?

女性が、この2択しか選べないような社会では
まったくダメです。

キャリアアップを求めたものの、
責任を感じて倒れるぐらいなら
最初からそんな生き方は目指すべきじゃないかもしれないし、

あれもこれもわたしがやらなくちゃ!
と頑張りすぎた結果、
目の前にある大切なものが
見えなくなることもあるかもしれません。

保育園のために
必死でしがみついて両立している生き方だって、
本当に幸せなのか考えてみたいものです。

活躍を決めるのは、自分自身だから。

「これでいいんだ」という自信を持って
彼女のできる範囲で
また社会に復帰できることを祈っています。

どんな働き方をしていけば
自分自身がイキイキと輝いていけるのか、
それは自分自身にしかわかりません。

働くことか、子育てか。両方大事なのか。
何が自分にとって心地よく
幸せなのか。

自分の納得基準を持ちましょう!
活躍できているかどうかは、
自身の心が決めていけばいいのです。

わたしは、子どもを産んでから
ママの視点が加わって
仕事にとても前向きに取り組めるようになりました。

子どもが生まれたことが、
なにかしら、自分自身に変化をもたらしたことは
確実です。

働きたい気持ちと、
ママとしての気持ちのバランスを上手にとりながら
進んでいくことが
仕事を続けられるコツだと思っています。

自分の軸を持って行動しているママは
本当に凛としていてキラキラ輝いています。

受け身ではなく、
自ら行動することは絶対に大切ですね。

職場の愚痴ばかり言ってないで
すぐ行動、すぐ切り替えしたところは、
第1子を出産したあとの女々しかった彼女からは
想像もできないほど男前!!(女子やけど)

ひょうひょうといるときに
よいことや嬉しいことが
ドカドカやってくるんやで。

幸せを引き寄せるために大切なのは
朗らかな決意と勇気、
過去にしがみつかへんシャレっけやで!

彼女の決断は
これからばぶばぶ沖縄移転を控えたわたしに
勇気と希望を与えてくれたのでした。

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