HISAKOブログ

先生を負傷させてしまいました(発達凸凹ななちゃん)

Nana - 先生を負傷させてしまいました(発達凸凹ななちゃん)

わが家の小6、発達凸凹のななちゃん
小学校1〜2年生の頃はお勉強どころか
学校での集団行動や基本的生活行動ができず
授業にはまったく集中できない状態でした。

3年生〜4年生頃は
こだわりや衝動性がさらに強くなり
先生や友達に対して悪態をつくことが多かったので

友達はみんな、
ななに対して警戒心を持った距離を置き、
孤立状態に。

自分の気持ちや周りの状況を
うまく伝えることが難しかったため、
物にあたって壊したり、友達に上靴を投げつけたり
という問題行動が目立っていきました。

5年生になると、嫌だったことを要点をまとめて
伝えることができるようになりましたが、

体格もよくなって
一旦怒りのスイッチが入って暴れ始めると
華奢な女性の先生では
ななを止めることができなくなりました。

クラスの安全を確保するために
担任は必死で暴れ狂うななを阻止しようとしますが
ボルテージが上がりきってしまっているときに
行動を制限されることは、なながもっとも嫌うことで、
そうなるともう収拾がつかなくなります。

怒鳴り散らして加減なく先生を蹴ったり
腕に噛み付いたりひっかいたり・・・

とうとう5年生の担任の先生に
けっこうな怪我をさせてしまうという
許しがたい場面に直面することになりました。

当時、先生の傷を見たとき、血の気が引きました。
申し訳なくて、わたしは母として泣きました。
些細なことで人に手を出してしまう娘を
学校に通わせることが恐ろしくなりました。

いつか取り返しのつかないことが起きる気がして
学校に通わせてはいけないんじゃないかとまで
思い詰めました。

先生は

「ななちゃんは何も理由がないのに
手を出す子ではないって私は知っています。
一緒に成長していきたいです」

と優しく許してくださいましたが、

もし、友達に同じように手を出したら・・・

そう考えると本当に怖かったです。

5年生後半になって、イライラしたときは
教室を出て、誰もいない場所でクールダウンする術を
身につけました。

我慢してその場に居続けることで
人や物が見えたらイライラに拍車がかかり
無意識に手を出してしまうかもしれないから
「あかん」と思ったらその場を離れよ、と。

物にあたることは相変わらずあったけど
人に手を出すことは少しずつ減ってきて
6年生になってからはある程度の我慢、
気持ちをうまくコントロールができる場面も増えてきました。

が、昨日。

音楽の時間。
卒業式に歌う歌を練習するためCDをかけました。
大音量だったそうで、聴覚過敏もあるななにとっては
ストレスだったのでしょうね。

「うるさい・・・」「音小さくして・・・」
小さな声でボソボソ伝えましたが対応してもらえず
我慢しきれなくなり
自ら音量を下げに行ったそうです。

ですが、歌詞が聞きとれないからと、
音量を戻されてしまい・・・

昔の彼女だったら、この時点で机を投げ倒し、
先生や周りの友達に掴みかかっていたと思います。

ですが今回はすっと席を立ち、
教室に隣接のベランダに出てガラス戸を閉めました。
なんとか自力でクールダウンしようと
がんばったんですね。

でも、ベランダに出ても
やっぱりCDの音が漏れてくる・・・
思わず外からガラス戸をドンドン蹴ってしまいました。

ガラスが割れて怪我をしたら困るので
音楽の先生が「なな、それは違うよ」と
促したそうです。

その途端、
ブチッと堪忍袋の尾が切れてしまい
先生に殴りかかってしまいました。

「死んでやる!」と
ベランダの塀に足をかけたので
先生がとっさに阻止しようとしました。

が、イライラ絶頂のときに体に触れられたことで
怒りが沸点を越えました。

大乱闘になっているところにクマみたいな体格の
男の先生が駆けつけてくださり、
さすがに力じゃ叶わないと思ったのか、
体の力を緩め、ワーーーーー!!!と号泣
だったそうです・・・。

・嫌なことがあったらちゃんと伝える
・人や物に手を出しそうになったら
クールダウンできる静かな場所に移動する

自分の課題は理解しているんですよ・・・

「CDがうるさい」って伝えたのに。
→聞き入れてもらえなかった

ベランダに出たのに。
→精一杯のクールダウン行動に対して
「ガラスを蹴るな」と怒られた

がんばったのに。
なんで否定されないといけないの!
なんで!!
もう全部嫌だ!

ということだったのでしょう。

被害を受けた先生はガラスを蹴ることを
注意しただけです。
何も間違ったことはしていません。

ですがななは、
怒られたり否定されたりしたことに対して
事実より過剰に受け取るところがあります。

冷静に考えて、ベランダは
イライラの対象が目に入ってしまう場所であり
耳に入ってくる場所。
クールダウンする場所として
適切ではなかったと思いますが

そのときのななにとっては
ベランダに移動することが
精一杯の回避策だっただろうと思います。

だからといって、ガラスを蹴ったり
人を傷つけるのはもってのほか。

でもでも、指示が入る状況でもないし、
本人の気持ちを否定して叱っても
反省する場を奪う結果になるだけだろうと
わたしは思いました。

夜、悩んだ結果、
叱りはせず、だけどいつもより真剣な表情と
低めのトーンで今日のできごとについての
振り返りをしました。

==偉かったこと==
音がうるさいって伝えようとした
キレずに音量下げに行けた
ベランダに出てクールダウンしようとした

==今後の課題==
誰もいない静かな場所を選んでクールダウンすること
イラッときたらすぐさまその場を離れること
どんなに腹がたっても絶対に人を傷つけてはいけない

ボロボロ泣きながら聞いていましたが
「どうせななちゃんが全部悪いんやろ!」
その場から逃げようとしたので

いつもは穏やかなママですが
このときばかりは、ななの腕をつかんで
「待て!話は終わってない!」
引きずり戻しました。(まだ体力では負けてなかった笑)

「悪いのぐらいわかってるよ!反省してるもん!!」

あ・・・本音が出たな!

うん、そうやね。
わかってるけど止められないんやもんね。

愛おしくなって抱きしめたら
触んな!と跳ね返されました〜( ; ; )
母、辛し〜笑

ほんとは傷つけた相手に対して
素直に謝ることがなによりも重要なのですが、

ななにとって、

謝ること
=攻撃されること・自分の存在価値を全否定されること

のように受け取ってしまうので、
そこはぼちぼち・・・

近い未来には、
人として一番大切な「謝る」ということが
できるようになればいいなと願いつつ、
今は代わりにわたしが謝ることでお許しいただけたら・・
と思っています。

発達障害の子に対して、
どこまでは合理的配慮で、
どこからが甘やかせなのか・・・
それぞれの特性によって、答えがないからこそ
対応には本当に頭を悩ませます。

わたしが自信を持ってできることは
ななが、自分の気持ちを否定されたと感じさせないことや
がんばったこと、すごかったことを
ほんの小さなことでもたくさんたくさん見つけて
伝えてあげることなのかな、と
思っています。

さて、もうすぐ中学生になるななちゃん。
『先生負傷させました事件』を受けて
今日は夕方に学校に行ってきました。

先生も、子どもも、
みんなが安全な学校生活を送るため
ななへの対応作戦会議を行いました!

・・・いや、まぁ簡単にいうと
学校から呼ばれたんですけどね(笑)

発達凸凹の子を育てるママは
本当にたいへんなんです!
いい意味でも、悪い意味でも、毎日刺激的。

どんな話をしたのか、
話し合いの中身は、また後日。

 

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