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骨盤から見た、逆子になる理由

sakago - 骨盤から見た、逆子になる理由

妊娠34wの妊婦さん
まだ逆子が直らないと悩んでおられました。

身体を診せてもらうと

おなか、冷たい!
おしり、冷たい!
太もも、冷たい!

聞いてみると
便秘、むくみやすさ、腰痛や肩こりも
ひどいとのこと。

あ〜逆子の理由のひとつは、
骨盤かな・・・と、思いました。

逆子になる理由はたくさんあります。
子宮筋腫があって、
それが邪魔して赤ちゃんが
ベストポジションをとれない場合や、

胎盤が子宮口を
塞いでしまっているような場合(前置胎盤)。

子宮の形が
生まれつきハート形をしている
という場合もあります。

これらの原因は、
子宮そのものに原因があるので
残念ながら妊婦さん自身で防げるものではなく
どうすることもできません。

だけど上記のように妊婦さんが
自分で防ぐことのできない原因で起こる逆子は
実は少数だと言われています。

今日は『骨盤』に着目して
逆子の話をしてみたいと思います。

子宮は骨盤にはりめぐされたじん帯で
ハンモッグのように吊られている内臓です。

骨盤が整っていると
内にある子宮は
フワフワ柔らかい先細りの
理想的な丸いたまご型でいることができます。

赤ちゃんは膝を抱えて顎を引き、
丸くなる姿勢で過ごしていますが、

この姿勢は
ママの子宮の形(先細りのたまご型)に
パズルのようにぴったりとフィットするように
うまくできているのです。

ですから、本来は頭を下にして、
おしりを上にした丸い姿勢(頭位)は、
赤ちゃんにとって
とても居心地のいい姿勢のはずです。

重い部分が下に向くような姿勢でいると
お産のときに赤ちゃんの身体のなかで
一番大きな頭が最初に
産道を通ってくることができるので

短時間で安全に、
効率よく生まれてくることができるという
利点もあります。

自分の身体の声に
耳を傾けいたわってあげることで
ある程度の逆子は防げるんです。

注目したい原因。
それは妊婦の骨盤の歪みです。

妊娠28w(妊娠8ヶ月)をすぎる頃になると
急激に頭が大きく重く成長します。
骨盤が安定していれば妊娠28wを超えて
逆子になる率はグンと減ります。

かわいい赤ちゃんのために
そして自分自身のために。
防げるなら、防ごうではありませんか!

以下に、骨盤のゆがみと逆子との関係を
まとめてみました。

1)へちま型の固い子宮

先細りのふんわり柔らかい
タマゴ型であるべき子宮は、
骨盤が歪んでいると
じん帯で過剰に引き伸ばされて
カチコチに固いヘチマ型になってしまいます。

タマゴ型なら赤ちゃんは頭を下にして
身体を丸くして自分も子宮の形と同じ
タマゴ型の姿勢で安定できますが、

へちま型の子宮だと、
赤ちゃんはなんとかして
安定した姿勢を見つけようと
試行錯誤を繰り返します。

膝を伸ばしてみたり、
あごを上げてみたり、
横を向いてみたり。

そして頭を上にして
逆子になることで「安定する」と思ったら
妊娠28wを超えても
そのままの姿勢で過ごすことになるのです。

何かの拍子に赤ちゃんが
「向きを間違えたかも!」と気づいて
頭を下に回転しようとがんばっても
子宮の周りがカチコチだと思うように回転できません。

2)羊水が多すぎる・少なすぎる

羊水は子宮の中を満たしている液体で、
海水とほぼ同じ成分です。
赤ちゃんは温かい羊水にプカプカ浮かび、
外からの刺激を柔らかく吸収することで守られて
10ヶ月間を過ごします。

羊水はたえず
循環してきれいな状態を保っています。
赤ちゃんは羊水を飲んでおしっこもして、
おなかの中にいるときから生まれたあとの
練習を開始しているんです。

だけど骨盤がゆがんでいると、
血液やリンパの流れが悪くなるので
水分代謝がうまく働かず
羊水の循環も悪くなります。

羊水が多すぎたり少なすぎたりすると
赤ちゃんは上手に
頭を下に安定することができません。

3)ママのおなかが冷えている

頭寒足熱という言葉をご存知でしょうか。
頭は冷えて、足が温かいことで
バランスを保ち健康的でいられる
という東洋医学の考え方です。

妊婦の骨盤が開きすぎていたり
ゆがんだりしていると
血流やリンパの流れが悪くなって
下半身が冷えやすくなります。

すると赤ちゃんは
大切な頭を委ねることができなくなり
少しでも温かい子宮の上の方へ
頭を移動させようと逆子になるのです。

自分の身体を守るために
本能的に防御反応に出ているのかもしれませんね。

4)ママの呼吸が浅い

人間の身体は
本来は背骨がなだらかな
S字カーブを描いて安定しています。

健康でしなやかな背骨から
つながっている肋骨の空洞には
十分なゆとりがあり、
胸板が厚いので心臓への負担も
少なく深い呼吸ができます。

たくさんの酸素を
身体中に巡らせることができるので
胎盤、そして胎内の赤ちゃんも快適ですね。

でも、身体の土台になる骨盤が
ゆるんでグラグラになると
その上にある背骨もグラグラになって
S字カーブが崩れI字になります。

すると胸板がうすっぺらくなるために
肋骨が居場所を失います。
しかたがないので下へ向いてしまいます。
(おっぱいも垂れます!)

内臓も居場所を失って、
呼吸が浅くなります。

骨盤が安定していると
呼吸のたびに横隔膜がダイナミックに動きます。
とてもじゃないけど、赤ちゃんは
そこに大切な頭を置くことなどできません。

なので、横隔膜の刺激から逃れるために
頭を下にした姿勢をとるのです。

背骨がI字になって
呼吸が浅いとどうでしょう。
ママの横隔膜はあまり動きませんね。

ですから赤ちゃんは、
横隔膜のすぐ下に頭を置いても
なんの苦痛もない、というわけです。

逆子でいても、
危機を感じないので
頭を下にクルンと回転しようとせず
そのまま過ごそうとします。

半身浴で身体を温めて
下半身からくる冷えを予防したり、
逆子体操、逆子直しのお灸、ツボ圧し、
あなたにできることはたくさんあります。

おなかが張ってもいても
逆子は直りにくいので
疲れたら休むようにして
無理のない生活を送るようにしてくださいね。

 

 

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